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梅酒は爆◯◯だ??

芸術は爆発だと言ったのは岡本太郎さんですが、そうすると梅酒は爆◯◯なのか?
↑微量だから爆発しないというツッコミは無しで

ネット検索すると、梅酒や梅には、ピクリン酸という物質が微量に含まれているそうです。
ピクリン酸といえば、下瀬火薬として有名です。そんな物が、微量とはいえ梅酒や梅に含まれている?
https://ja.wikipedia.org/wiki/ピクリン酸
かなり気合いを入れて調べてみたつもりですが、原典や根拠には到達できませんでした。
それにも関わらず、多くのサイトでは、当り前のように梅酒や梅の微量成分として扱われ、健康効果まで説明されています。
動植物や微生物など、生物によっては思いもよらぬ物質を生産する種が実在しますが、それなりに必然性があって、生合成過程にも説明のつくものが大半です。
↓これを生産する植物は私には理解不能ですが・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/モノフルオロ酢酸
梅に含まれるポリフェノールの一部が分解して、単体のフェノール(石炭酸)が生成し、梅が取込んだ硝酸性窒素でニトロ化されて合成される?
あるいは、4個の-OHを持つポリフェノールで、(そのうち3個に)硝酸性窒素由来のニトロ基が直接置換わる?

↓ここにはピクリン酸の記述は無し
https://www.umekenkyuukai.org/knowledge/nutrients.html

原典や根拠などの詳細をご存じの方は、是非ご教示ください。


7 件のコメント
1 - 7 / 7
夜のお店の情報交換サイトの爆サイ?
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
もしかして、
正 ピルビン酸
誤 ピクリン酸

誰かが、ピルビン酸をピクリン酸を混同し、それがコピペされ続けているのでは?
https://www.eisai.co.jp/museum/herb/familiar/ume.html
https://shmc.jp/public/letter/page.html?did=47
https://ja.wikipedia.org/wiki/ピルビン酸
https://ja.wikipedia.org/wiki/ピクリン酸
仮に、本当にピクリン酸が含まれていたとすれば、その生合成経路は、私の元スレのようなものかと思います。
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
もし、梅に本当にピクリン酸が入っていたら、
梅干しの乗ったご飯は、
これが本当の、火薬ご飯(×加薬ご飯)
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
「このサイトには、このように書かれている」というコメントを歓迎します。

更新前の元スレから、以下を削除しました。
> あくまで知りたいのは、原典や根拠、特に(梅の果実内や梅酒製造過程での)ピクリン酸生成プロセスなので、単純な「このサイトにも書かれている」類のコメントはご遠慮ください。

削除の理由
私的には、↑の自己レスのように、「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」的段階に達したことが直接の理由です。
だから、「このサイトにも書かれている」類のコメントが付いた方が面白いかなと考え直したこともあります。
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
私が現時点(2024/08/08 02:45)で気付いた範囲では、こんな感じです。
↑日時まで記述しているのは、サイト側が気付いて、何らかの変更が行われるかもと考えて。

ピクリン酸説
https://www.godaiume.co.jp/wp/column_umesyu/hot_umesyu/
https://www.homes.co.jp/life/cl-kurashi/cm-gourmet/21315/
http://sakesyo-u.com/?pid=100606918
https://shop.denen-shuzo.co.jp/blog/umeshu/
https://shop.hibikinosato.co.jp/product/detail.php?pkg_id=5001000019

ピルビン酸説
https://www.eisai.co.jp/museum/herb/familiar/ume.html
https://shmc.jp/public/letter/page.html?did=47

ピクリン酸とピルビン酸を併記
https://imamura-hospital.jp/pages/61/detail=1/b_id=259/r_id=236/
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
本当にピクリン酸が含まれる可能性としては、私が元スレに書いたポリフェノール由来のルートの他に、梅に含まれるベンズアルデヒドからスタートして、これがフェノール(石炭酸)になり、その後は元スレと同様にニトロ化されて、ピクリン酸が完成というようなルートも考えられますね。

梅には、猛毒で有名な青酸(シアン)が入っているので、天然物には稀有のニトロ化合物としてピクリン酸が本当に入っていたとしても、それほど驚きはありません。

天然のニトロ化合物の例
https://ja.wikipedia.org/wiki/クロラムフェニコール
p928gts
p928gtsさん・投稿者
Gマスター
ピクリン酸説はチョーヤ発?

http://kinkiagri.or.jp/activity/Sympo/sympo28(000222)/4kondo.pdf
ここには「クエン酸・リンゴ酸・コハク酸・酒石酸・酢酸・ピクリン酸等の多くの有機酸を含み・・・」と、既知で、当り前であるかのように記述されています。
「その他微量であるが、梅にはピクリン酸が存在する。このピクリン酸は黄色の結晶で多量に摂取すると害を及ぼすが、微量であると内臓を刺激し疲労回復に大きな役割を果たす。」とも書かれています。

「黄色の結晶」・「多量に摂取すると害」とまで書かれていることから、この筆者の頭の中にあるのはピルビン酸ではなく、紛れもなくピクリン酸と推測されます。
火薬原料でもあるピクリン酸が、梅の中に本当に含まれているなら、その意外性の説明や、誤解を避ける目的の補足説明があるのが自然ではないでしょうか?
それとも、この筆者よりも前に、梅にピクリン酸が存在することを証明した人があって、当時既知で常識化していた?
私が筆者の立場なら、このとおり紛れもなくピクリン酸が含まれているがと分析結果を添付し、微量なので、また長い利用経験に照らして健康上も問題ない旨と、そしてできればピクリン酸の生理作用の根拠まで示すでしょう。

それでも総合的には、この筆者がピルビン酸をピクリン酸と取違えたとしか思えません。
ピクリン酸が黄色結晶なのは事実なので、推敲時にも見落とされたものと思われます。
単体ではどう見ても有害物質が、意外な食物に普通に含まれていて、味覚や生理作用で一定の効用を示す例は極めて多いので、ピクリン酸もそういう例として扱われ続けてきたのではないでしょうか?

しかし、この文献自体にも記述されているとおり、梅には、ベンズアルデヒドや安息香酸が含まれています。これらを起点に、硝酸性窒素によるニトロ化反応が進んでピクリン酸が生成する可能性も完全には否定できません。

いずれにしても、天下のチョーヤ発の文献ならば、他社(他者)がこぞってコピペ元にするのも、無理もない話ですね。
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