米不足

私が定期的に買っている玄米販売店では４月ぐらいから「全国的な大幅なお米の価格高騰があり、仕入れが出来ない状態」ということで、「ご家族様15kgのみの販売」というのをしていました。それまでは自由。そして、７月末には「令和5年産玄米の完売」というのがホームページにも掲載されてました。新米は早ければ、８月中旬までに九州・四国方面から仕入れるらしいですが、それも取り合いになりそうなので、「入荷遅延、価格高騰も想定されます」とありました。

ただ、私の家の周りは田んぼばかりですが、見た目、去年もそれほどできが悪かったようには思えないんですけどね。（見た目だけです^^;）
　何年も前になりますが、台風が来て稲が完全に倒れてしまっているときのほうがずっとひどかったと思うので、それと比べるとどうなんでしょうねえ。

近所のよく行くスーパーマーケットでも、品薄状態になっています。
10kgs.や5kgs,はなく、2kgs.以下でしかも一家族一袋の制限がかかっている店もあります。
なので我が家では、先日から「ローカット玄米」という不思議な米になってます。😁

和歌山県における稲作の現状
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070300/suiden/kome/gennjyou.html
を見たところ面白いことがわかりました。
　全国の収穫量が昨年が過去最低（平成21年以降で）なのは確かですが、収穫量が減った根本原因は「全国的に作付面積が過去最低」ということのようです。全国の10アール当たりの収量を過去と比べてもそれほど変わっていないので、酷暑はあまり関係ないでしょう。もちろん、地方によっては酷暑が原因というところがあったかもしれませんが、全国的には関係なさそうです。
　ただ、令和４年と比べると全国の収穫量(トン)が極端に減ったわけでもないので、一番大きな理由は、インバウンドによる需要増が関係あるのかもしれません。