文(もん)って?
暖かい日が続いて、瞬く間に花々の競演が始まりました。彩り鮮やかですが、花粉舞うシーズン到来。
紫外線指数が高くなって対策必須。最近は雨の日散歩が気楽です。
今朝はいつもよりも早めの起床でした。もともと朝型なので、遅く起きている時よりも作業がはかどり、いつもは出来ないことをしても時間に余裕があるのは嬉しいことです。
『早起きは三文の徳』ということわざが思い浮かんだけれど、三文って今の金銭価値でどのくらいなのでしょう?
一文銭は江戸時代の貨幣で、一文は約12円。三文は約36円。
※計算式source『くずし文字で楽しむ古文書ネット』
実際に一文銭を使うことは無いけれど、早起きしなければ気付かなかったこと。早起きして三文の徳でした。
2 件のコメント
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![IMG_3384.jpeg](https://img.king.mineo.jp/system/content_comment_images/images/000/001/457/370/M_image.jpg?1715168154)
6文だと72円ですか。三途の川の船賃は庶民でも払えますね。
六文銭〜!
明治新政府に変わって間もなく発行された一厘の代わりに当面の間は寛永通宝銅一文銭で通用していたという歴史があります(変わったばかりで枚数が足りなかった)。つまり1厘=1文。
10厘で1銭です、明治期の貨幣価値がいくらかというと、銀座木村屋の「あんパン」が明治38年に1個1銭で始まったということで、このあんパンが今オンラインショップで見ると5個入りで1112円なので、1個200円とすると、200円=1銭=10厘ということになりますから、1厘=1文=20円というところですかね。
昭和28年、円以外の通貨単位が法の上で正式に廃止されました。逆に言えば昭和28年まで「文」は使えたことになります。ただ、円以外の通過単位が廃止というのは実際は「銭以下の単位」が廃止された、という意味合いが大きく、これを以て「寛永通宝は昭和まで流通した」などという話がありますが実際には市中では流通はしていなかったと思います(前述の通り明治までは流通した)。