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ベートーヴェン 第九

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1824年5月7日午後7時、当時53歳のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、彼が最後に完成させた交響曲第9番の世界初演の指揮を手伝うため、ウィーンの壮麗なケルントナートール劇場の舞台に足を踏み入れた

 ベートーヴェンは耳が聴こえず、ソリストに促されて振り返り
聴衆の拍手を知ります
耳が聴こえなくなった原因、有名なのは鉛中毒説
昔のワインには、酸味を和らげるために甘みを持つ酢酸鉛が添加されていました
昨年、これを否定する研究が発表されました
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(23)00181-1

https://www.nytimes.com/2023/03/22/health/beethoven-death-dna-hair.html

今回の分析結果は、ベートーヴェンの髪の毛の1本には髪の毛1グラム当たり258マイクログラムの鉛が含まれており、もう1本には380マイクログラムの鉛が含まれていた。正常レベルは、1 グラムあたり 4 マイクログラム未満

https://www.nytimes.com/2024/05/06/health/beethoven-deaf-lead-hair.html?unlocked_article_code=1.qE0.TIYr.C2vzPmRbW3Pg&smid=url-share

昨年の研究を更新する内容になっているようです
ベートーヴェンの死について同様、第九の政治的意味合いでも議論がなされます
年末の恒例イベントとは気軽にいかないようです
バレンボイムの見解を参考までに

https://www.nytimes.com/2024/05/06/opinion/daniel-barenboim-beethoven-ninth-symphony.html


4 件のコメント
1 - 4 / 4
第九は名古屋フィルハーモニー演奏で、
合唱団として歌いましたね。

楽しい思い出です。
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター

>> 伊勢爺い さん

羨ましい

サントリー1万人の第九、ちょっと自信ないですね
「バレンボイムの見解」というものに興味を持ち、リンク先のニューヨークタイムズを無料登録し、閲覧しました。

文中にあったベルリンの壁崩壊後のレナード・バーンスタイン指揮による第九演奏はその映像とともに今も記憶に残っています。

イスラエルの一部の階級者の謀略から始まった現在のパレスチナの惨状。
人命を無視してまで自身の理想とするパレスチナの完全占領を完遂しようとしているイスラエル・ネタニヤフ政権。
かつてバレンボイムが声を上げてイスラエルの横暴を非難したその日からもう20年近く経っているのに、今また同じようなことが繰り返されている。

そのイスラエルに軍事・経済的支援を続けてきたアメリカでは今、かつてのベトナム戦争の頃と同じように学生運動が盛り上がって来ている。
まるであの「いちご白書」の映画のように。

今のこの状況の中で、かつてさまざまな政治的軋轢と戦い、演奏を続けて来たバレンボイムが、第九に重ねて伝えてくれたメッセージ、
「苦しみを克服する勇気が人生を価値あるものにする」。

謀略を働く者どもの企みは綻び、何かが変わろうとしている。
そしてバレンボイムもまた、
決して諦めているわけではない、のだと思う。
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター

>> Nul さん

バレンボイム氏、体調が思わしくないようですが
回復なさって更なるご活躍、メッセージに発信をお待ちしております

イスラエル、今後もホロコーストの被害者面続けるんですかね
杉原千畝大使への感謝の念は忘れたんでしょうか
ロシアにしろイスラエルにしろ一部のトップの意向だと思うのですが

アメリカではいちご白書が再現されていますね
日本も半世紀前は学生運動やベ兵連があったのに大学静かですね
冷泉彰彦氏によるとアメリカと違い日本では安保闘争や反戦運動が挫折の記憶として残った
そして”イチゴ白書をもう一度”の如く生き一億総中流を目指した
結果Z世代と団塊世代の世代間ギャップを生んだのも一因のようですね

バレンボイム氏に続いて我々も発言する必要を感じています
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