use of ai-enhanced images as evidence
Washington judge bans use of AI-enhanced video as trial evidence
https://thehill.com/regulation/court-battles/4571309
AIで鮮明にした動画は裁判で証拠にならない--ワシントン州で裁定
https://japan.cnet.com/article/35217410/
時代はどんどん進んでいくので、付いていくのが大変でござる
以前にも書いたのでござるが、撮影した本人は意識して加工してなくても、使用したスマホが勝手に見栄え良くしたり、解像度を上げたように見せたりすることもあったり、デジタルカメラも含めて、設定で効果は色々と変更できたりするので、それを後処理の加工とは言いがたいと言う話もありそうでござる
以前には例を出したのでござるが、一部のスマホでは「月を撮影している」と判断したら、実際の映りは関係なく撮影されたものはちゃんと「月」に見えるようにAIが補正していることもあるようでござる
最近で言うと、撮影者が「月を撮りたい」と思う気持ちで生成AIが月の画像をどこかから拾ってきて、スマホの画面に登場させた感があったりするみたいなものかも知れないのでござる
テーブルショットや風景撮りでも、設定を変えると見栄えすると言うのは多くの人が知っている事でござる
スマホでの撮影では、どっちがリアルかと言うのはそこまで大切な事でもなく、本人が納得できるものであればそれはそれで良いのでござる
ただ、そこそこのレンズ交換式デジタルカメラと同じ程度の価格がするiPhoneなので、やっぱりキレイに撮れたかどうかも気に掛かるし、場合によっては細部までちゃんと撮れていて欲しいと言う気持ちもあったりするのでござる
ちゃんと見えない程度ならまあ仕方がないと言う話だし、撮影方法を変えるなどをすればと言う余地もまだ残っているのでござる
何ヶ月か前に出てきたバズった投稿は消えてしまっているようでござるが、その後検証してみた的な投稿が相次いでいるようでござる
そこまで拡大しなくてもイイじゃん的な話もあるのでござるし、スマホの画像でそこまでの解像度を求めるのは酷なのかも知れないのでござる
が、ボケているならボケているなりに撮れた方がよくて、それをAIが勝手に補正してしまうと言う点に引っ掛かりを感じる人もいるのでござる
警察に提出した画像とかは、それなりの担当がしっかり検証するから良いのかも知れないのでござるが、犯人です！と言う感じでそのままネットに上げたら冤罪を生みかねないのでござる
最近よくあるひき逃げや当て逃げ、万引きなどの証拠写真をスマホで撮ってSNSに上げたり、証拠画像として警察に提出するというので、もしこういう画像だったとしたら、それはその本人が意図して加工してないのに、車のナンバーなら別の数字に見えたりしてしまいそうだと果たして証拠として使えるのかが疑問になってくるのでござる
万引き犯や強盗犯のTシャツにmineoと書いてあったのに、画像をみたらmymeroだったり、mikihouseのピンクのトレーナーを着ていたのを撮影したらどうみてもmi*keymouseにしかみえなかったら、違う人を追っかけてしまう事になりそうでござる
と言うことで、iPhone13proにはなるのでござるが、何枚か実際にナンバープレートを撮影してみたのでござる
もしひき逃げにあって、証拠写真を撮影しておかねばとスマホを取出して構えるまでに容疑者車両が離れていった程度の距離で、標準レンズと望遠最大で試してみたのでござる
結果、標準レンズで撮影して画像を拡大した方がまだ判別が可能だったのでござる
また、ズームアップするほど被写体を探しにくくなるので、後で確認すると写ってなかったと言う事にもなりそうでござる
スマホによって撮影条件に違うとは思うのでござるが、これからひき逃げに遭いそうな人や、目撃した時にすぐ対応したい人は、実際にその瞬間に証拠写真をスマホで果たして撮影できるかを試してみるのも良さそうでござる
以上、異世界かとかAIの弊害かみたいな事で色々ネット情報で遊んでいるうちは良いのでござるが、だからiPhoneはみたいな話でもないので、それぞれのスマホの設定や撮影の仕方でそれなりに納得できる撮影をした方がいいんじゃないかも知れない的な話でござる
「これ知らない人多すぎる」スマホでの撮影は“ズーム”しないと歪みます！ズーム前後の比較画像が話題に
https://maidonanews.jp/article/14955584
iPhone5sでもエモい写真が撮れるのか？
2024年3月28日
https://note.com/nyaonyao_2022/n/n3cf50f527b25
