駅カードを求めて　青春１８きっぷを買って　旅立ちました

３月４日、新得駅で駅カード企画をしていることを知り、３月６日の始発普通列車でに改めて十勝清水へ向かうことにしました。

まずは白糠駅で貨物列車の通過待ちです。

ＪＲ貨物があるから、私たちの生活が安定しています。
２０２４年問題で、トラックでは釧路～札幌の日帰り往復はできなくなります。
書籍や日用品が北海道に届き、農産品が東京へ向かう。
この往復の安定的輸送はトラックでは不可能になりつつあります。
すでに船の輸送も限界が出始めています。

ＪＲ貨物には感謝しかありません。
（あっ、でも線路使用料の議論はもうちょっとしていいかも）

厚内駅で後からきた、特急おおぞら２号の通過待ちをします。

池田から来た普通列車とのすれ違いも行います。

朝日に照らされたおおぞらも何か堂々とした面構えに見えます。

帯広では特急とかち４号と接続します。

帯広までは釧路から普通列車で約３時間。
新型車両（Ｈ１００）の導入で時間短縮にはなっていますが、行き違いの関係もあって、長距離の時間で見るとさほどの変化はないように思います。

目的地の十勝清水まで、もうちょっとです！

ということで目的であった十勝清水駅に到着しました。

今回、初めて下車した駅ですが、小ぢんまりとした駅で、待合室も簡素。
トイレは隣に建っているハーモニープラザを使います。

駅員さんのトイレは事務室内にあるのでしょうか・・・。
余計な心配ですが・・・。

ということで、十勝清水駅の記念入場券を購入し「駅カード」をゲットしました。
１８３系の特急とかちです。
全道で走っていた１８３系ですが、今は定期列車での運行はなくなりました。

日高山脈を越えるときのエンジンのうなりは印象的でした。
狩勝峠の突風で脱線事故を起こしたこともありましたね。
（風速計が故障したまま放置した結果、突風で転覆しちゃいました）

ちなみに駅カード、３月いっぱいの企画なので、ゲットしたい方はお急ぎください。
（なお、根室本線の一部廃線を記念して訪れる方は、配布枚数の終了にお気を付けください）

帰途につこうと、ハーモニーホールのトイレで用を足して、ちょっとプラプラしたら、ななななんと、杉谷拳士さんのファイターズ時代のユニフォームが飾っているではありませんか！

北海道日本ハムファイターズファンとしては、プラプラしてよかったと思いました。
トイレのついでに宝物を見つけた感じがしました。

基本、事前の下調べをしないで出かける私は、こういった突然の出会いに幸せを感じるのでした。
（なんとお安い、幸福感・・・。青春１８きっぷ１日分でいうと、２４１０円で幸せいっぱいになれるってことでしょうか・・・）

十勝清水駅のワンマンカー乗車口案内です。

３月末をもって、新得～富良野間が廃止されます。
つまり、このホームから滝川へ行くには、相当の遠回りを強いられます。
この表示はこのままなのか、ちょっと気になりました。

滝川方面、というよりは新得方面に訂正した方がしっくりくる感じがします。

手前の雪にピントがあっているのか、車窓越しなので揺らめいているのか、単に私のテクニックのなさなのか、ぼやけ姿のおおぞら８号です。

途中の尺別信号所ですれ違いを待ちしました。

この信号所も以前は駅でした。
炭鉱がもてはやされたときには、貨物取り扱いもあり
石炭輸送を目的とした尺別鉄道が分岐していました。

現在、ここに住んでいる方はいるのかな・・・。
と思って、国勢調査を調べてみたら、尺別地区に４０人ほど居住しているようです。

マイぴょんを連れて行ったので、Ｈ１００の整理券発券機の上で記念撮影。

光が足りないのは残念でしたが、後ろの運転台のぼやけ具合が気に入りました。

朝、６時前に出発、１５時過ぎに最寄り駅に戻りました。
往復９時間ほど、マイぴょんと旅を楽しみました。

青春１８きっぷを買ったので、また出かけようとわくわくしています！
皆さんはズキズキワクワクしていますか？