化学自慢
子どもが「化学の授業がさっぱり解からん。」と言う。
「イオン」って何?原子と何が違うの?
「よっしゃ。いきなり「イオン」に入るより、まず基本的なトコを知っとこ。これを知っといた方が解かりやすいんや。」
「原子モデル」っていうもんがあって、イメージ的には太陽系みたいな形しとる。
位置関係でいうと太陽に当たるのを「原子核」って呼んで、その周りを飛んでる惑星が「電子」や。
「原子核」は陽子と中性子って言うもんが合わさったもんでな、これが面白い事に、陽子と中性子はおんなじ数や。
化学では中性子はあんまり関係ないから、横にのけといてええ。
ほんで「原子核」にある「陽子」ってのはプラスの電気を1個持っとる。
逆にマイナスの電気を1個持っとるのが「電子」や。
こいつらは磁石みたいにお互いに引き寄せ合いながら、ず~とクルクル周り続けとる。
太陽・惑星とおんなじ様に、遠心力で一定の距離を保ったまま。
両方がクルクルするはずやけど、原子核はスッごく重いから結果的に電子の方が飛び回ることになるんや。
これが原子モデル。
ほんでクルクル回っとる電子の一部が飛んで行ったり入ってきたりして、電気の数が合わんようになったもんが「イオン」や。
電子が出て行ったら「プラスイオン」、入ってきたら「マイナスイオン」。
1個の場合は「+1」「-1」、2個の場合は「+2」「-2」ちゅう事。
一般的に「化学」っていうのは「電子のやりとり」だけを勉強するもんや。
これをガッチリ記憶する必要はない。
イメージしとくだけで充分や。
ちなみに、これと同じ様に「原子核」の方でやりとりするんが「核分裂」「核融合」。
「どや、解かるか?」
「うん。」
よし、アホを納得させたんや。掛かってこい。
5 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
化学オモロイですよね。
私が中学生?小学生?の時。理科の授業でわけわからん🥲となったのは、自然のことと、人が作った定義を区別出来ていなかったことです。
例えばH2SO4とHClの中和反応。意味もわからず丸暗記させるような教育で、アルファベットと数字のごちゃ混ぜの記号を見せられ、変に文字を組み換え、反応がー! 覚えろー!と。苦痛にでした🥲
学校の先生は、教えることが目的で、育成が目的ではないのでしょうね。子供の頃、先生を信じていて失敗しました。頭の良い生徒は分かっていたのだと思います。
頑張れなかった人にはNaCl
頑張らなかった人にはH2SO4
飲めるか!
( '-')ノ)`-')りゅ、硫酸
>> おれんぢ式部@🪳バル㌠🪳 さん
あはは、塩飲まされたら血圧上がって不健康!オレ中学の時、硫酸飲んでん。
100分の1とかまで薄めたやつ。
塩酸と比べたけど、硫酸の方がおいしかったわ。(笑)
「あんまり飲んだら歯が溶けるから、もうやめとき。」って先生に言われたの憶えてるわ。