sketchfab
第21回関西文化の日
「関西文化の日」は、関西一円の美術館・博物館・資料館等の文化施設のご協力により、11月に入館料(原則として常設展、※通常無料施設あり)を無料とする取り組みです
今年は、11月18~19日を中心日(参加施設の都合に応じて11月中の特定日を設定して実施)として開催いたします
https://www.the-kansai-guide.com/ja/kansaibunka/index/nara/
残念ながらいつものように奈良国博の無料入館は18、19日なので、正倉院展後になるのでござる
また、そろそろ紅葉が楽しめる吉城園の庭園は、数年前から無料になっているので、関西文化の日でなくても楽しめるのでござる
関西文化の日 - The Origin of Japan, KANSAI
https://www.the-kansai-guide.com/ja/kansaibunka/
関西と言っても、友達の友達はみな友達だ形式なのか、結構多くの他府県が対象なのでござる
地域とジャンルで絞っていって各施設の概要も見られたりするのでござる
2023年 関西文化の日 府県別 入館無料施設リスト
https://www.the-kansai-guide.com/kansaiguide/img/kansaibunka/KANSAI_BUNKA_2023_separate.pdf
折角なので通常結構な入場料・入館料が必要なところに行きたいと思うのが人情なのでござるが、通常時: 無料、特別展示料: 無料と言う施設も含まれているのでござる
漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)は、例年「無料だ!」と言う声が多いようでござるが、大人800円が無料になるのはさすがにうれしいのでござる
それぞれの施設で予約が必要だったり、入場できないなどもあるかも知れないので事前に調べておくと良いかも知れないのでござる
美術も歴史もそういう事には全く興味もないので、今まで行ったとしても入江泰吉関連くらいなのでござる
古墳から剣が出たとか銅鏡や鏡が出たとかで県外から見に来る人もおられるようでござるが、さすがにその熱意には敬服するのでござる
まあ、大河ドラマ見ても、時代背景も分らないし、登場人物も分らないからそれぞれの関係とかが分らないと面白くもないのでござる
考古学とかはとてもとてもな話でござる
しかしながらこういうのは大好物なのでござる
探偵ナイトスクープの「レイテ島からのハガキ」を見て感動した人も多いのかも知れないのでござるが、ほぼ判別不可能なハガキの内容を見事に判読して日本中を驚かせたり、ブラタモリや、探検バクモンなどでもよく登場しているのが奈文研、奈良文化財研究所でござる
探偵!ナイトスクープ、涙の「神回」舞台裏 プロには出せない素人力
https://withnews.jp/article/f0180625004qq000000000000000W02p10401qq000017574A
ナゾルクン
https://nazoru.nabunken.go.jp/enter.html
PCのブラウザだとマウス操作が難しいのかも知れないのでスマホの方が簡単なのでござるが、木簡などに書かれていた文字をなぞって、当時の人の書き順などと比べて見ることができるのでござる
今年になって、鎌倉時代から安土桃山時代の古文書や文字が追加されたようでござる
https://lab.hi.u-tokyo.ac.jp/services/nazoru
おじいちゃんのボケ防止には役には立たないかも知れないのでござるが、歴史とか文化財が好きなおじいちゃん、おばあちゃんが孫と楽しむのには良いかも知れないのでござる
なお、なぞり間違っても電気は来ないので安心でござる
こういうのを考古学と言うのかどうかは分らないのでござるが、地域の人にとってはあまりうれしくないにしろ日本の大切な宝が地中に埋まっているのをスコップ等を使って掘り起こしてそれを復元したりする学問のようでござるが、いつ頃かかは分らないのでござるが、世界中の学者や研究者が最新のITを駆使して探索や分析を行っているようでござる
「地域の人に」な部分については、一部の地域の施設や住宅の建設予定地で、誰かが放り込んだ木簡や、石棺、茶わんのカケラが見つかったら、その調査の為に計画が大幅に遅れてしまったり、見直しになることもあるのでござる
AIが地図から古墳を「発掘」 地形解析、新規34カ所確認 奈文研
身近に多くの遺跡が眠っている可能性がAIで示されれば、保存への関心も高まるのではないか」と話している
https://mainichi.jp/articles/20231025/k00/00m/040/120000c
は、ともかくとして、学者や研究者だけでなく一般の人にも楽しめるのが”Sketchfab”でござる
【公式】奈良文化財研究所
https://sketchfab.com/nabunken/models
軽く操作できるものもあるのでござるが、どっちかと言うとそれなりのスマホやタブレットで利用すると、グルグル360°楽しめるのでござる
位置情報が書かれているものもあるので、Google検索で出土した場所もすぐに分ったりするのでござる
追加情報などは、奈良文化財研究所 > なぶんけんブログ > 3DデータSketchfabで時々チェックしてみるのも良いかも知れないのでござる
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2022/03/20220328-3D.html
奈文研と産総研共同の3Dデータのアーカイブはこちらで楽しめるのでござる
「動かない」と不平を言う前に、PC買替えろ!的なサイトでござる
https://sitereports.nabunken.go.jp/3ddb
奈良市 埋蔵文化財調査センター
赤田21号墓亀甲形陶棺
赤田17号墓亀甲形陶棺
https://sketchfab.com/naracity_maibun
こちらはスマホやタブレットの方が良いかも知れないのでござる
令和5年度秋季特別展「亀甲形陶棺ー変化と地域性ー」
奈良市埋蔵文化財調査センター 展示室
令和5年10月2日(月曜日)~12月1日(金曜日)
https://www.city.nara.lg.jp/site/bunkazai/183209.html
奈良市 埋蔵文化財調査センター移転 施設拡大へ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20230727/2050014145.html
各地で同じような研究施設や大学などで3DやGPS、スマホやPC、ドローンやそれ以外のITデバイスなどを駆使した研究成果をアーカーブにしていたりもするようなので、そういうのを見てみるのも楽しいかも知れないのでござる
以上、文化の日を前にして、文化的な話でござる
LiDARとは
https://styly.cc/ja/tips/3dscanapps-roundup/
これからは、子供の幼稚園や小学校の製作物も捨てる前に3Dで保存しておくとかが普通になるのかも知れないのでござる
「おかあさん、ボクの3年生の時の工作どこにある」
「捨てた」
「え゛~~~~」