安い薬の在庫がない
特にここ最近、様々な薬の流通状況が悪化しています。
解熱鎮痛薬、咳止め、去痰薬、漢方薬、ビタミン薬、抗アレルギー薬、糖尿病薬、胃腸薬、喘息の吸入薬、抗菌薬(抗生剤)、副腎皮質ステロイドなど。
この中で、抗菌薬とステロイドは特に重要です。
健康な人でも、細菌感染の原因や状況などが悪ければ、抗菌薬を使わないと敗血症になることがあります。
ステロイドも、膠原病など自己免疫性疾患で内服を止められない方はいますので、手に入らないことは大変な問題です。
保険診療では、薬の販売価格は国が決めます。
後発薬の世界では、1錠数円程度の薬はザラにあります。
昨今の原料調達費の高騰などで、製品を作れば作るほど赤字になるため後発系製薬会社が生産を減らしている状態です。
薬価は1年毎に改訂されます。
インフレの実情に合わせる必要があるのですが、最近、武見厚労相は2024年の診療報酬改訂で薬価をさらに下げると発言しました。
追記
yahooトップに出てました。
日本医師会が被害者であるような印象を与える記事ですけど。
医療機関9割が「薬不足」 長期化に「現場は逼迫」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e4dca89c5f878fa12f76365b1cef839ca6f0d6b
9 件のコメント
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新規参入のメーカーはどうなりますかねえ
具合が悪くなったら困りますね。
タイトルの件は、投稿者様の周辺での所感?、比較的広い周辺地域?、県レベル?、日本国内全域?、などなど、はっきりしない書き込みだと思いました。
地方議員様にお声をかける事案かとも思いました。
>> とみぞ さん
『薬 在庫』などでニュースを検索してみてください。近所の薬局から大病院まで、在庫の少ない薬は取り合いです。
デフレは終わりましたよ
皮膚科に通ってますが、子供の頃からお世話になっている近くの皮膚科は院内処方で、ジェネリック医薬品を出してくれてましたが、院長が高齢のため廃院になり、通勤経路にある皮膚科へ行くようになりました。医薬分業のためかえって割高になり、ジェネリック医薬品が在庫無いと言われて高い薬を出されるようになりました。
現場のかたに、無理でも頑張っていただくしかないですね。医療にカルト思想を持ち込むかたも出てきてる現在の日本ですが、そういうので医師等が「本物」かどうかが判る。
特に政権与党政策支持してるかたは、医療関係者でも大きな責任もあるわけで、私財等々を尽してでも全力でお願い致します。
(身を切るナンタラ、いうやつですかね。)
# でも、それは、神でもないのに、生命を選別することが委ねられてる、という意味とは絶対に違うので、勘違い無きよう。