貧乏人の浅ましさ
チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)という慈善団体が、「世界寄付指数」という人助けランキングの報告書を毎年公表している。
2022年11月に発表された「World Giving Index 2022」によると、日本は世界人助け指数118位と世界ワースト2位
2021年は世界最下位、2020年は107位
2022年版の項目別ランキングでは、
「人助け」が118位で最下位、「寄付」が103位、「ボランティア」が83位
24時間テレビ等ではたくさんの寄付が集まっているように思っていましたが・・・
先日話題になった国立科学博物館のクラウドファンディング
8億円に届きそう
科博に集中、他の博物館や美術館のクラウドファンディングが苦戦
なんてないでしょうね
同じサイトの若手オーケストラ支援は目標に届いていません
兵庫県立オーケストラ、定期会員数は5000人余りいます
寄付するお方は数%ですね
今年2月の日経紙の記事
「財政難のオーケストラ、収益は指揮者頼み」
マエストロが資金を呼び込むのに重要な役割を果たしている
そうです
ニューヨーク・フィルが正にそれ
ドゥダメルが2026年に指揮台に立つことになりました
途端にオスカー・L・タン氏と妻のアグネス・スータン氏から4000万ドルの寄付
(画像左お二人、右端は同楽団の前社長兼最高経営責任者のデボラ・ボルダ 2021年12月2日)
お二人はメトロポリタン美術館に1億2500万ドル寄付など尽力されています
大貧民が束になっても大富豪の寄付額には及びそうにありません
せめてスズメの涙で南極の氷を守る
無理でしょうね
来春に届く昭和基地からの年賀状目当てです
貧乏人の浅ましさ、返礼品が欲しいのです
9 件のコメント
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ただ、まだ十分調べたわけではないけど、当然ながら相対的貧困率だけでその国の生活実態がすべてわかるわけではないので、どの国に勝った、負けたと比較するのも善し悪しがあるようにも感じます。
>> ジョニー23k さん
相対貧困は「統計的に格差がある社会で顕著になりやすい」ですからね。経済成長している国は相対貧困が高いというのは、何人かの人が投稿しているグラフからも読み取れる視点のようにも思います。
(なので、絶対貧困が高い国ほど、相対貧困が低い傾向がでやすいように見えますし)
また、相対貧困は可処分所得で計算するので、仮に政府やボランティア団体が貧困層に衣食住を提供しても「可処分所得は増えない」ので、計算上、相対貧困には影響しないはずです。
日本の相対貧困の特徴の一つが、高齢化社会のようですが、
逆に言うと「可処分所得が低くても高齢者が長生きできる社会」という考え方もできます。
世間では「相対貧困が高い日本はダメだ」という記事でいっぱいですけど、本当にダメなのか?を分析した記事が見当たらないので、なかなか判断が難しいですね。
>> docoa@プロフ画像は変更不可 さん
マイネ王で経済成長の話になると「米国や韓国との比較で日本はダメだ」ってなるけど、相対貧困でみると「日本は米国や韓国より良い」という見方もできるので、なかなか厄介ですね。
知りませんでした。
あさましいなんてコトはないですよ〜。
ちょっと違うけど、クラウドファンディングみたいに「寄付するとメリットが得られる」という構造はもっと広まってもよいのかも知れませんね。
ふるさと納税の納付先の一つとして「南極」が選べても良いのかも〜って思いました😆
アメリカのような国だと金持ちは税金が少な目な代わりに寄付をする。という話を聞いた事があります。(本当かは調べてませんが)
日本は税金が高かったり、累進課税などで、金持ちはバリバリ税金とられていますので、逆に行政が色々な事業に交付金を出したりしてます。
こんな感じの仕組みの違いもあるのでは?と思ってます。
あと国連負担金なんかも、、、
まあ、累進課税なんで、もちろんお金持ちの貢献度のほうがずっと高いですが、、、
>> トッチン@寝不足 さん
極地研への寄付がすべて南極にいくのではなく立川での研究にも回ると思います
昭和基地に郵便出してスタンプ押して返送依頼なんて手もあるのかも知れません。
南極から手紙貰ったことがないので話のネタにはなるかなと思いまして
やはり見返りを求めないのが本筋だと思います
多少なりとも手間と費用が掛かりますから
あまり綺麗とは思えません