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マイナカードで相続登記を申請してみた

申請用総合ソフト.JPG

 まだ申請しただけですが、思ったより大変だったという話です。
❝相続登記は2024年4月から義務化❞
されるので面倒でまだやってない方は注意ですよ。
田舎の家だと司法書士への報酬のほうが登記手数料より高いので出来るだけ自分でやりましょう。
マイナンバーカード使えば簡単と思いきや、ある意味ハマりました。
まずPCとカードリーダーが必要です。スマホには未対応です。
e-Taxでマイナカードで確定申告している人なら機材的にはOKです。

①「申請用総合ソフト」を使います。
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/whats/sogosoft/summary.html
② 個別に操作手順を記載したPDFがあります。
申請情報作成例⑤【所有権移転登記・相続(遺産分割協議)編】
https://t-k-download.moj.go.jp/application/manual/fudousan_sougou_souzoku.pdf
・・・と記載の手順の通りやってもうまくいきません。
問題は添付ファイル(戸籍謄本とかをPDF化)にも電子署名をする必要があるんですが、この署名機能がアプリ内で完結していないんです。
「総合」と言っているように電子申請は多くの申請に対応しているので
種類(例えば法人として申請する場合とか)によって認証サービスが違います。マイナカードなら「公的個人認証サービス」一択ですがそれが入っていません。
対処方法は以下に書いてあります。
ICカード格納型電子証明書を利用する際の留意事項
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/cautions/security/ic_syoumei.html
読んでたらPKCS11の仕様のほうが気になって調べてました。(ハマったのはここ“笑”)
それはさておき要は、
③「公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト」を別途インストール
https://www.jpki.go.jp/download/
※ e-Tax等で既に入っている方もいます。
④マイナンバーカード(個人番号カード)を電子署名で利用する方法について
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/static/kojinbangocard_151211663.pdf
を操作する。(上の留意事項にある設定ファイルにDLLのPathが書かれるだけ)
義務化までにマイナカード専用の相続登記アプリを作ってくれないと普通の人は迷うなと思いました。
❝空き家対策❞としては良いのですが、事務作業は大変だろうと思います。マイナカードは単純な仕組みですが、戸籍法とかそっちのほうが旧態依然で全然楽になりません。


7 件のコメント
1 - 7 / 7
うわぁ…なんかこれ気になっていましたので、情報ありがたいです。

参考にさせていただきます┏○))ペコッ

たぶん絶対に迷ってしまう普通の人です…
 ざっと読んだ感じでは、普通に手続した方が楽な感じがします。
 あと、相続が発生したら、法定相続情報一覧図を作っておくといいです(この手続きも法務局です)。
法務局が近くに有れば書類申請できますよ。該当する書類一式をダウンロードし、書き方の手引きを見ながら記入すればOKです。

しかし初めてですと本当に大丈夫か心配ですので、法務局に相談窓口が有りますので、そこに申し込み(予約)し相談で内容をチェックして貰えば安心です。相談時間は30分程度と成ってました。

相談して戴いた法務局の職員氏曰く、HPや申請用紙には標準的な事しか記して有りませんから。全部記すと司法書士さんの仕事が無くなるじゃないですか・・・なんて仰ってました。
私は売買登記1回と2度の不動産相続登記をしましたが、3度とも書類で提出しました。

間違っていたら法務局の方が親切に教えてくれますし、1度は遠方のため郵送で返信用の封筒付きで送りました。
同時に抵当権抹消もしましたが、思っている以上に簡単でした。

又、農地法の定めによる所有者変更もしましたが、これは市役所の職員が知らなかったため、2度も役所へ出掛けました。

いずれにしろ簡単ですから、暇な方はご自分でされたら良いと思います。
PCはカードリーダーがないため、ワードで記入し印刷しました。
20年前に相続と名義人を僕1人にする登記を法務局でしました。
相談の窓口に行けば手伝ってくれます。司法書士に頼むと5万円だって
(*´艸`)……。
簡単ならないと意味が無いような……。
Itedogawa
Itedogawaさん・投稿者
エース
みなさんコメントありがとうございます。
自分でなさっている方が割と多いですね。

その後ですが、法務局の方からお電話があり、不足書類の指摘がありました。
私は必要ないと思っていたものでアプリでやりとりもできるのですが
理由を聞くにはやはりアナログが良いようです。
それ以外はOKだったのですべての原本を郵送することになります。
結局のところ、法務局にわざわざ足を運ばなくてもできるのと
納税がPayPalで簡単だという点でしょうか。
ほとんどの法務局の相談は予約が必要で、混んでると時間を合わせる必要があります。
その点では電子申請は便利だと思います。
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