止水機能付シャワーの修理
手元でON/OFFできる止水機能付シャワーは便利です。一度使うと手放せません。
ただ後付けは、OFF時の水圧で給湯管・シャワーホースなどの配管を傷めるリスクがあるので、どうしても後付けしたい場合は、水栓→シャワーホース間に調圧弁の取付けが強く推奨されています。
私の家のはTOTO製の水栓なので純正の調圧弁付で、止水機能付シャワーで問題ないのですが、この調圧弁が経年劣化して、圧力調整用の小穴から盛大に水漏れするようになりました。
最寄りのホームセンターにはTOTO純正の調圧弁は無かったのですが、SANEI製の調圧弁なら在庫がありました。ネジの規格が違うのでTOTO→SANEIのアダプターリングと同時購入が必要だったものの、交換したところ、見事に直りました。これで止水機能が復活です。ホームセンターでの入手性の良いSANEI製の調圧弁とアダプターリングの組合せは、後付けの止水機能実現にはお手軽かも知れません。
アダプターリングも、各社→SANEIのものが、ホームセンターで簡単に入手できます。
SANEI製
https://www.sanei.ltd/products/pv710f/
TOTO純正(念のためこれも入手済)
https://tom-parts.jp.toto.com/webshop/products/detail/396
小穴からの水漏れ
https://qa.toto.jp/togo/qa/qadoc/001/Q1932_20190920_165503_A001.pdf
5 件のコメント
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慣れない作業、お疲れ様でした。
ところで、「ウォーターハンマー」の話ですね。
>> 嵯峨野(陸上無線技術士) さん
>「ウォーターハンマー」の話ですね。そうですね。
サーモ水栓の場合は調圧弁は必須ではないとも聞いたような気がしますが、私の家のはサーモ水栓でも純正調圧弁付でした。
ということは、サーモ水栓でも調圧弁は推奨されるということだろうと思います。
「逆止弁」が無い水栓で止水機能付シャワーを使うと、OFF時のウォーターハンマー現象が給湯管・給湯器側に及び、大惨事になる可能性があります。
これに対して「調圧弁」は、ウォーターハンマー現象自体を弱めます。(だからといって「逆止弁」が不要になるのではない)
それで私の家のTOTOの止水機能付シャワー水栓では、「調圧弁」も標準装備なのでした。
水栓用の「逆止弁」自体はホームセンターで廉価で購入できますが、自己所有でないと、取付には色々とハードルが高いかもしれません。