当然の権利
小さいころからおふくろが親父にナグられたりケられたりしていたのを泣きながら止めに入っていた。
滅多にない事だが道理に外れたことを言われ嫌な思いをさせられると最近は僕が親父をナグったりケったりする。
年老いた母が止めに入る。
おふくろ、忘れたのか。この親父に片耳を壊されたこと。
おふくろが片方の耳で聞き取れたのかボケから正気に戻り、立ちつくす。
隙をつかれ陸上自衛隊だった親父からコロし技を受ける。
さぁ、コロせ。僕は親父を責め立てる。
僕をコロすのもあんたの当然の権利だ。
忘れるなよ。ボケたおふくろの復讐も僕の当然の権利だ。
4 件のコメント
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暴力教師にお礼したいとつくづく思ってるからね。
でも殴る蹴るって普通しないだろ。空手でもやってたのかい?
力では立場が弱い女性を虐待するのは強い人間(男)とは言えません。
そんなお父さんもきっと辛いことに我慢を重ねてきた過去があったのでしょう。憐れんであげてはどうでしょう? 僕はそう思います。
それを誰が断ち切れるのか
本当に難しい課題だと思います。
過去は変えられません、たとえどんなに理不尽であっても。
未来は自分で考えて進むことができます。
それが苦しさやつらさの再生産をすることなら仕方がないと思います。
ただ、犯罪行為に当たることは、やはり人権を保護するためにも避けていただきたいです。
つらい思いをさせた加害者に人権があるのか。
答えは、イエスです。
私刑が当然になれば、法治国家ではありません。
おつらい経験が重なってきて、その怒りの矛先が今、父親さんに向いているお気持ちは重々理解しています。
だからこそ、その父親さんへの行為で、あなたがあらたな苦しみやつらさを再生産されないことを祈るばかりです。
お気持ち、書いてくださって感謝しています。
お母さんが喜ぶ事とは…
貴方の内に答えがあるはずです。