【SIM道楽】楽天Un-Limit VII 海外編～第２弾･北マリアナ諸島(サイパン)～

　5月中旬から当方のマニラ出張に同行した Rakuten Un-Limit VII。その使い勝手、接続品質とパフォーマンスが思っていた以上に快適だったので下記 ↓ にその体験を投稿しました。

<<参照>>2023.06.03【SIM道楽】海外で初めて使った 楽天Un-Limit VIIは～ 思っていた以上にパワフル体験
https://king.mineo.jp/reports/238928

　今回は当方の帰国の数日後早々、今度は家人の予期せぬ米国出張が決まったということで、急遽Rakuten Un-Limit VIIをそれに同行させることにしました。
　米国内でのネット利用に関しては既にUS Mobile(Verizonネットワーク https://www.usmobile.com/ )の現地SIMを常用しているというので Rakuten Un-Limit VIIの出番はアリマセンが、帰国の途中に休暇を取って立ち寄る北マリアナ諸島(サイパン)で利用したいということで、利用可能なお薦めローミングSIMサービスを頼まれたというわけです。GW中も勤務だったようで、今回はその振替休暇を帰路の北マリアナ諸島(サイパン)で…となったとか。あぁぁぁ～いいなぁぁぁ～(笑)

　ご存知の方もおられるかと思いますが、北マリアナ諸島(グアム、サイパン含む)地域といえば、これまでモバイル回線開発がかなり貧弱で、つい最近まで グローバル･ローミングSIMサービスなど殆ど手に入らず…あってもかなり高額だったりしました。従って多くのツーリストは主にホテルやレストランのWiFi頼り、または空港到着後に現地SIM(結構高額)を購入する以外に手はないという不便さだったようです。(ドコモ･パシフィックは現地キャリアのひとつ)

https://www.docomo.ne.jp/service/world/roaming/area/view.html?country=3100300&terminal_series_id=&terminal_id=11057

　ドコモは現地にドコモ･パシフィック社(NTTドコモ傘下)があることから、そのネットワークを利用して割と早くからローミングの対象になっていたと思うのですが、現時点で(↑表)こんな感じ。チョット見でも懐に優しくない料金設定と言うか、他の選択の余地が少ないことをいいことに、渡航者の足元を見ているかのような "なんだかな～" 料金設定と言うか～(怒)

　因みに SoftBankも今年(2023年)５月から「グアム、サイパン」地域をIT&Eネットワークを利用した国際ローミングの対象として追加して始めた ↓ ようです。

https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/news/service/20230525a/
　
　しっかし～、そんな北マリアナ諸島ではありますが、探していくと何と Rakuten Un-Limit VIIには既に「サイパン、グアム」(北マリアナ諸島)がシッカリと対象地域として含まれて ↓ いました。WOW!

https://network.mobile.rakuten.co.jp/service/international-roaming/?l-id=search_top

　やってくれますね～Rakuten Un-Limit VIIさん～というか、流石なのは 国際ローミング(パートナー)を担当する 欧州の名門キャリア Orange社(仏)だけのことはあります。この状況が続くのであれば、ローミング対象の69か国に出かける限り、思案しながらの他のSIMの調達などもはや不要と言うことになりそうです。

　さて…今回、Rakuten Un-Limit VII SIM の貸し出しに際して、家人に現地到着後の接続情報の提供を依頼しました。送ってもらった情報を纏めると…( 実は家人はIT不如意なのであまり複雑なことにはネガティブ～やっとSpeedTestだけ受けてくれました…(汗) )

・使用スマホ : iPhone SE3
・SIM : Rakuten Un-Limit VII
・接続ネットワーク : IT&E (PTI Pacifica傘下)
・接続バンド LTE=B12 (700MHz)
・PING = 640ms(TGTサーバ:SoftEter Corp/Tsukuba(日本)
・DN = 45.7Mbps
・UP = 4.84Mbps

　本日届いた接続情報から見る限りでは利用状況は中々良好のようでした。ネットワーク管理が Orange(仏)ゆえの PING=640ms。これはマニラの体験実績と同様です。家人曰く「スマホ利用は全く問題なし、とても快適～」とのこと。

　また接続バンドが FDD-LTE-B12(700MHz)という、あまり見慣れないバンドなので、iPhoneまたはB12に接続可能なAndroidスマホの用意が必要になります。やはり海外利用にはバンド対応の広い iPhoneが安心です。余談ですが、B12(700MHz)というの見慣れないLTEバンドは米国のT-Mobileも採用しているLTEバンドと同様です。

　とまれ、先日のマニラ(都市部、フィリピン)の良好なネットワーク接続実績を踏まえてはいたものの、サイパン(北マリアナ諸島)、南海の島諸部では如何なものかと心配しつつのイキナリ本番(笑)でしたが、これも取り越し苦労～問題なく快適に利用できていたという家人からのフィードバックに、ホッとしながら、海外での Rakuten Un-Limit VIIパワーを改めて再認識する機会となりました♬(^^♪　

　今後、海外に出るときには Rakuten Un-Limit VIIの一択でも実用的には十分なのかもしれません。さらに、この使い勝手の良い 国際ローミング･サービスが国内月次料金に自動付帯しているというのは、何とも有り難く、SIMサービスの大きな付加価値だという実感です。