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~fioの旅~ the beautiful world? 【画像多め】【内容薄め】【不定期更新】

お家大好き引籠りのfioが、数少ない友人からの、半ば強引な誘いを断り切れずに外の世界と触れ合い、引籠りを脱却するまでの成長?物語です。

不定期に下手な写真と拙い説明を更新していきます。
お時間が有りましたらお付き合いくださいませ。

もし、ここを見て「行ってみたよ!」なんて報告とか貰えたら幸せ感じちゃいます。(笑)

それでは2017年fioの夏旅の始まりです。

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勇者ヨシヒコが魔王ゲルゾーマと対決した場所への聖地巡りとして(笑)
(勇者ヨシヒコをご存じ無い方はコチラ)
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/
栃木県宇都宮市に有る、大谷資料館へ行ってきました。
http://www.oya909.co.jp/

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外は30度超えの真夏日に、内部の気温は13度!
涼みに行くつもりがちょっと寒いくらいでした。
時折天井から冷たい水滴が首筋を襲います。

機械化される前は1本の石柱を切り出すのに4千回もツルハシを振るっていたとか…
昔の人の根気強さには頭が下がります。

中はライトアップされているものの、基本的に光量不足でスマホで写真撮っても真っ暗です。☝の画像はPCで目いっぱい明るく加工してます。
写真撮りたい人は三脚とバルブ開放できるカメラのご用意を。

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大谷資料館の近くにある、その名も大谷寺(大谷観音)。
http://www.ooyaji.jp/
平安時代(810年)に弘法大使の作という奇岩の岸壁に掘られた千手観音が祀られています。
他説ではシルクロードの石仏と共通点が多いのでアフガンの僧侶の作という説も…
国の指定重要文化財という事ですが、上の巨大な岩の造形の方が気になります。
併設の宝物館にはここから発掘された縄文人の人骨が…

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竜門の滝というと、大分のものが有名ですが、こちらは那珂川の支流江川に在る、竜門の滝、その幅は65m、高さは20mもあり大きいです。JR烏山線の滝駅という凄く小さな可愛い駅から5分程の場所で、1時間に1回滝の上を電車が通ります。
下の中州まで降りて遊べますが、滝へと降りる道が滝のしぶきでぬかるんでドロドロなので転ばない様注意が必要です。
遊歩道にはベンチも有って、木陰を涼やかな風が通り抜けて心地よいです。

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ここは茨城県北部の大子町に在る月待の滝です。
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2861
最近Jinponさんが跳び下り...じゃなくてバンジージャンプをした竜神峡からそう遠くない場所ですね。
滝の岩の下の窪みまで歩いて行けて、滝を裏側から見れるので、別名「裏見の滝」とも言うそう。なんだか怖そう?ですが、物凄い量のマイナスイオンがでています。

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ちなみに、裏側からの雰囲気はこんな感じです。
滝の横のもみじ苑では天然氷の巨大かき氷を頂けます。
そして、ヒミツのお得情報です。
売店のお兄さんにお願いすると、無料で練乳マシマシで作ってくれます(笑)

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月待の滝から日立へ向かう山間の道は、そこかしこに大小の赤い鳥居が有って、山の彼方此方に神様が居る様です。神様と言っても色々ですから、この数の多さはちょっと怖いただならぬ感じがします。

ここは茨城県日立に在る御岩神社の楼門。
http://www.oiwajinja.jp/index.html
現世と神域を分かつ門。
入る時と出る時にお辞儀をしないと魂を置いてきてしまうとか。
信じるか信じないかはあなた次第です。

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冗談はさておき、楼門をくぐって少し行くと、宇宙飛行士が地上から光が伸びているのが見えたというGPS測位の場所に立つ三本杉は高さ50m以上の巨木です。参道の森の木は全てこの様な巨木で、自分が小人になったような?或いは巨大な神々の世界に迷い込んだ様な不思議な感覚に包まれます。
流石は「天地開闢の時より神々がこの地に鎮まる」と言われるパワースポットです。縄文時代の祭祀跡が発掘されていると言うから、精霊信仰の頃より何かが有るのでしょう。

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三本杉を過ぎて、登っていくと、ほどなく天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)などと祀っている斎神社に着きます。ここの天井には見事な龍の天井画が有ります。この神社の横には石柱に木の車輪がはめられた物が有り、上へ回しながら祈ると現世での願いが、下へ回しながら祈ると後世での願いが叶うそうです。
何をお願いしたかはヒミツです(笑)
ちなみに記念にと思いひいた「水引の花お御籤」では愛情の花(心)を引き当てました。それによると「愛情に恵まれ、良い縁をもたらします」と有りました!
キターーーーーー!!!
でもね、個別の「縁談」のとこには「気長に待ちましょう、
良い話が来ることでしょう」ですって…
私の運命の相手はどこに??(笑)

それではみなさん、また次回お会いしましょう。


515 件のコメント
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仁王像は薄暗くよく見えないのに、何故か目だけ金色に光っていて、今まで見た中で1番怖いです。
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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ここ水澤寺には六角堂という、他所では見たことのないものがありました。
写真では分かり難いですが、中には6体のお地蔵様が納められていて、その周りに小さなお塔婆を納め、供養したい人を念じながらこの六地蔵の乗った台?を歩きながら3度回します。
イメージとしては巨大な摩尼車と言った感じです。

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「一打百円也」此処では100円払えば誰でも自由に鐘をつくコトが出来ます。
滅多に無い機会だし100円ならと、お財布の中を探すと…
こんな時に限って100円が有りません(T . T)
まぁこれも縁か…と諦めて御朱印を頂いて帰路に着いたのでした。

ちなみに、コロナ禍で御朱印授与も16時迄だったので、時間ぴったりでした。
土地勘の無い場所への旅で、間に合ったのは本当に幸運でした。

残すは千葉編のみです。

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水澤寺の御朱印は、お守り授与所のおばちゃんが書いてくれます。
お寺毎に個性が有りますが、総じて男性が書く御朱印は字も太く勢いがあって、女性が書く御朱印は線が細く滑らかな感じです。

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10月25日千葉県銚子市にある、第27番札所、飯沼山円福寺寺へ向かいました。

この日は母を誘って、銚子漁港で海鮮丼を食べようと連れ出したのですが、12時を少し回って到着したら、お目当てのお店は既に「本日終了」…
ネタがなくなり次第終わりだそうで、仕方無く別のお店へ行ったのでした。でもお刺身は新鮮で美味しかったですよ♪

話しがそれましたが、神社と同じ敷地の境内はとても広く、立派な五重塔や銚子大仏もあり、地元の子供達が今流行りの「鬼滅の刃」のコスプレで遊んでいました。

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👆の写真は本堂の天井に描かれた50体以上の各地の観音さまで、
画像が不鮮明なのが残念ですがそれはそれは見事なものです。
御朱印を書いて頂いている間、本堂の中を見せて頂くことができます。

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ここ円福寺の観音さまは、神亀元年(724)年、毎晩海に光る物が現れ、住民達が訝しんでいたところ、ある漁師の夢で観音さまが現れて、衆生を救いたいので網を投げよとお告げがあり、その通りにすると海中から二尺の観音像が現れ、空から米が降る奇跡が起きたそうです。

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せっかく千葉の端っこ迄来たのだから、太平洋を観て帰ろうと、「地球の丸く見える丘」という場所に寄りました。
写真では上手く伝えることができ無いのですが、視界の180度以上が海と言う開放感!

きっと昔の巡礼の人達も、山深い険しい北関東の巡礼を終えてこの景色を見た時に、スーッと心の悩みが解けていく様に感じたのではないでしょうか?

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太平洋を見渡せる場所だからか?
此処には先の大戦の戦没者を悼む、岸信介による日比友愛の碑も見ることが出来ます。

でも岸信介って、昔の首相ってコトくらいしか知らないのです…

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10月28日、この日は第31番札所大悲山笠森寺を訪れました。
今回の巡礼で既に30近いお寺を見て来ましたが、やはり此処の建築は他に類を見ない物です。

以前訪れた事が有り、今回は猫が好きな母を連れてきて、有名な黒招き猫を見せたのですが、リアクションが薄くてちょっと残念。

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平日にも関わらず、また房総半島の真ん中あたりという場所にも関わらず、参詣者は途切れる事が無く、数ある観音堂の中でも結構人気が高い様です。

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そして10月29日、残りを回るべく早起きして、第29番札所海上山千葉寺(せんようじ)へと向かいました。
海上なのに山って変な感じです。
関係あるかは分かりませんが、その昔千葉一帯を治めていた千葉氏の子孫が海上(うなかみ)姓を名乗ったそうです。

街中の狭い道を行くと突如現れて、更に狭い道を駐車場へ進むのですが…行き過ぎたら戻るのが大変そうな場所でした。

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境内には、富士浅間神社で見たのより大きいかもしれない?高さ30m目通り8mという公孫樹の巨木が有ります。右側の枝上から垂れているのは「乳柱」と呼ばれるもので、煎じて飲むと母乳が良く出ると言う言い伝えがあります。
これも初めて見る不思議なものです。

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此処千葉寺も敷地内にお寺の鎮守神社である龍蔵神社が有り、海津見神(ワダツミノカミ)が祀られています。

昔はこのすぐ近くまで海岸線が来ていたのかもしれませんね。

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次は第30番札所平野山高蔵寺です。平野なのに山?
千葉のお寺は名前が不思議なのが多いです。

ナビで、千葉寺からの距離は39km車の航続可能距離は51km。
「まぁ大丈夫ね」と高速に乗りました。暫く走ると航続可能距離は47kmに減り、その後警告灯がついて航続可能距離は---となり非表示に…

まぁでも高速降りたら給油すれば大丈夫と、この時は未だ余裕と思っていたのですが…
結局どんどん山へ入って行き、お寺までガソリンスタンドが見つからず、お寺で近くのスタンドを聞くと車で10分くらいの場所にあるとのコト。
慣れない土地では早めに給油しましょう(~_~;)

写真は高床式の見事な本堂。
私の前に修行中?と思しき旅の?若い僧侶が読経していました。

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山門の前に去年の台風で?倒れた大きな菩提樹が残っていました。
ここ高倉観音の御縁起によると、徳義上人が修行をつんでいると、ある日雷の止まない日があり、山中に籠ると不思議な老翁が現れ、「衆生済度の為観音飛来し給えり」と言って指差した木を見ると四寸の観音像が有ったそうです。

今迄の観音さまは、大抵川や海の水の中から登場でしたが、電光に乗って飛来したと言うのは初めて聞きました。

このお寺の言い伝えでもう一つ特別なのは、猪長官という人が子授けの百日参拝の願掛けをしたところ、長女を授かり、その子が良縁に恵まれない為再度願掛けを行い、お告げの通りにしたところ、結婚して子を授かることが出来たそうで、その子こそが藤原氏の祖、藤原鎌足だそうです。

藤原鎌足って千葉県出身だったの???

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東京湾側から太平洋側へ、第32番札所音羽山清水寺へと向かいました。
山の下に駐車場が有ったのですが、本堂へ続く道を見上げると、ここ歩いて登るの???という急斜面です。
一応舗装されていたので、ロケットの中の宇宙飛行士みたいな体勢になりながらも車で登って行きました。

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写真は本堂の天井に沢山掲げられた結願御礼の額の一つ。明治25年6月15日善光寺同行の名簿が書かれています。

境内には昔は庶民の巡礼が困難だった為、うつし霊場として100体の観音像を納めた百体観音堂なども有り、多くの人の信仰を集めていた事が伺えます。

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閻魔堂が有ったので覗いてみると、なんかデジャブに襲われました。西明寺の笑い閻魔ほどではないですが、口を開けて笑っている様に見えます。
見る人によっては怒っている様に見える???
今回の巡礼で閻魔大王の印象はだいぶ変わってしまったことは確かです。

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この清水観音は山門は桃山建築の、お堂は江戸建築の粋を集めたモノだそうで、寺社建築に興味ある方は是非訪れて見て下さい。

このお寺のご縁起は、伝教大師がこの地を訪れた時、放光の奇瑞が有り観音像を感得しながらも、勅命で比叡山へ戻られ、その後慈覚大師が訪れ千手観音を刻み、坂上田村麻呂がお堂を建てたと言うから驚きです。

更に、ここには、景清身代観音と言うのが安置されているそうで、言い伝えでは、上総国生まれの平家の強者「悪七兵衛景清」が平氏滅亡の折虜囚となり牢に入れられた時、毎日お経を念じていて、頼朝の命で斬首され、首検めに出された時、その首は穏やかな笑みを湛えた観世音の首になっていたと言う事です。
そしてその時の首と両手が非公開の秘仏として厨子に納められているのだとか。

ちょっと怖いですね…

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結願寺、第三十三番札所補陀落山那古寺へと向かいます。
山を下り鴨川から館山へ向かう道中で見かけるお寺は、その殆どが日蓮宗と言うのが、これまで巡ってきたどの地方とも異なります。
と言うのも、日蓮上人は安房国東条片貝(現在の千葉県鴨川市)の出身なんです。
館山市に入り、市中心からやや離れたいかにも田舎の小さな町と言った風情の通りを辿った場所に那古寺はありました。

開けた陽のあたる明るい山門はこれ迄の山深い観音堂と雰囲気を異にしています。

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阿弥陀堂、多宝塔を拝しながら進むと、陽を遮る物が何一つ無い崖の上に観音堂があります。
カメラに収める為、崖から半身乗り出す様にして👆の写真を撮りました。

写真では隠れてしまっていますが、入口には時の老中松平定信揮毫の円通閣の額が掛けられています。

この観音堂からは館山湾と、市中を一望でき、その眺めに自然と心がすーっと何処までも広がっていく心地になります。

きっと昔の巡礼の多くの人々も結願の際には同じ様に心も悩みも解けていった事でしょう。
時を超えて多くの人と心がシンクロして、大きな人々の想いの中に自分もその一部になった様な不思議な感動に包まれたのでした。

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そして👆こちらが結願の御朱印です。毛筆でサラサラっと綺麗な梵字が書けるのってかっこいいですね。

あとは結願御礼で、長野の善光寺と、その対になる別所温泉の北向観音へ行けば納経帳コンプリートなのですが、先日長野市で降雪のニュースもあり、年内に行けるかどうか?

今回の巡礼の旅は一旦これにて終了です。
いつもと少し違ったfioの旅でしたが、旅を終えて2週間、怪我も癒えて、悩み事も解決へ向けて動き始めています。

観音さまをお参りする事で、自分の中に生まれる新しい力で自分で自分を救う。これこそが観音さまのご加護なのでしょう。

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巡礼の旅を終えたfioには、夕暮まで少し時間が残されていたので、館山観光をする事にしました。
👆は夕陽に染まる館山城。

ここ館山は南総里見八犬伝の舞台でもあり、里見氏が治めていた土地だそうです。

館山城公園は、予想外に多くの市民が訪れていて、地元の人気スポットの様でした。

陽が落ちる前に写真をと、マスクをしてハアハア言いながら山を登っていたら、ウォーキング中の人を驚かせてしまいました(^^;;

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そしてコレが館山城から館山湾を臨む眺めです。

この空の広さは都内ではほぼ見ることの無い景色です。

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館山城から車で5分ほどの場所に赤山地下壕という、戦時中の遺跡が残っています。

なんとgoogleストリートビューて地下壕内部を探索できます。
👇
https://goo.gl/maps/q798XwLpW61LD5ba6

子供の頃住んでいた場所の近くの山に、防空壕跡と言われる横穴が有り、小学生か幼稚園の頃に近所の子供達で探検に行き、外から懐中電灯で照らすと、闇の中から地面を埋め尽くすほどの竈馬がぴょんぴょんと灯りに向かって一斉に向かってきたのがトラウマで、地下壕見学は車窓観光です。😅

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掩体壕って知っていますか?
戦時中、飛行機を隠した場所だそうです。
入口も飛行機の形をしています。

赤山地下壕のすぐそばなのですが、飛行機を隠した場所なので見つけ難いです。
google先生に、「近くの掩体壕」と言ったらナビして貰えました。
座標的にはcafeの路を挟んだ反対側辺りです。

当時9ヶ所ほどあったらしいのですが現存するのはコレ1つと言うことで貴重な遺跡?です。

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せっかくなので、今放送中のアニメ、戦翼のシグルドリーヴァの聖地巡礼ということで、自衛隊館山駐屯地へ。

守衛さんの許可を貰ってゲートをパシャリ。

第21航空群はヘリコプター部隊で、救難活動等を行なっているとか。

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fioが訪れた前日に、声優さん達が来たらしく、丁度ゲート前の掲示板に掲出されたばかりのサイン入りキービジュポスターを見ることが出来ました。
未だ情報が出ていない時だったらしく?他に誰も来てなくてゆっくり撮影することができました(^^)

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聖地巡礼も終えて満足したfioは館山をあとに帰路へ着いたのですが、北条海岸沿いの道を走っていたら、大きな夕陽があまりに美しかったので、急遽車を駐車場に止めて、陽が落ちるまでの数分、夢中でシャッターを切ったのでした。

この辺りは日本の夕陽百選に選ばれていて、富士山のシルエットを見事な夕陽を見ることが出来ます。

今度は一眼を持って撮影に行ってみたいです。

これで2020年fioの秋の巡礼の旅は終わりです。次は何処へ行くのでしょうか?

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二年の沈黙を破り、2022年秋fio の秋旅ここに開幕です。

しかもfioの旅初の飛行機です!
出発の朝は小雨のぱらつく天気だったのですが、空の上はいつも晴れ♪

雲海から登る朝日と、ミニチュアの様な下界の景色に、子供の様に窓にへばりついていたらあっという間に目的地に着いてしまいました。

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空港で迎えに来てくれた大学時代の友人と合流して向かった岩国駅は、JRと錦川鉄道が乗り入れていて、そこには現役のキハ40が多く稼働しています。

カリカリと言うか、チリチリと言う様なエンジンの音を立てて止まっているキハを写真におさめると、急いで反対側の列車へ乗り込みます。

今日の目的は宮島観光なのです。

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宮島口駅迄は岩国から電車で20分程。慣れない土地での旅は長く感じますが広島からより近いかも?

宮島口から宮島へ渡るフェリーは2社が運航していますが、JRフェリーだと大鳥居前を回る航路をとってくれるので右舷デッキから👆の様な写真を撮ることができるのです。

今年は70年に一度の大鳥居の大修理をやっていて、9月迄は大鳥居全体が足場とネットに覆われてその姿を見る事ができなかったのですが、ライブカメラを見ていたらfioの出発数日前に足場とネットが外されて、修繕されピカピカになった大鳥居がfioを歓迎してくれた?のでした。
さらに、この日は厳島神社の菊花祭で舞楽の奉納が有るとの事で五色の幕も掛けられた美麗なお社を見る事ができました。

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上陸して浜辺沿いに進んでいくと千畳閣の下に立派な石の鳥居と狛犬が出現します。

この狛犬ポイントから浜辺の方を見やると、2人の船頭さんが浜に立っていて、ろかい舟で大鳥居へ連れて行ってくれます。

料金は1人千円で所要時間は20分。但し、満潮時のみの運行で、尚且つ不定期運行なので乗ってみたい人は👇のサイトで運行予定の確認をおススメ。
http://yu-ran.com/rokaipage.html

本来は海から大鳥居を通って参拝するのが正式ルートだそう。
波と風の音だけの静かな舟にゆられていると、心もスゥ~っと澄んでいくようです。

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今回は大鳥居修復用の桟橋の足場の解体が済んでいなかった為、残念ながら舟で大鳥居をくぐる事はできなかったのですが、22mmの広角レンズで、船から背中を外に出しながらギリギリファインダーに収めることができました。

舟が大鳥居をくぐれていたら、シャッターを切る前に通過してしまっていたかもしれなかったのでこれはこれでオッケーです。

因みに大鳥居の上に掛けられた額の文字、海側からは「厳嶋神社」お社側からは「伊都岐島神社」となっています。
これは、元々の…というか本当の主祭神が”伊都岐島大明神”という神様である為というコトらしいのですが、公式サイト👇でも主祭神は宗像三女神となっていてどういうコトなのか?fioにもよくわかりません。
http://www.itsukushimajinja.jp/history.html

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実は、ご先祖は清和源氏の流れを汲むらしいfio。
厳島神社はずっと平家ゆかりの神社なので行っちゃダメと思っていたのですが、どうやら清盛が「お社を直てくれたら出世させてあげる」とのご神託を受けて建て直したというだけで、戦国時代は源氏の世も足利氏や毛利氏など武家の崇拝を受けていたらしいのと、祭神が何故か?九州で多く信仰を集める宗像三女神だったので良い事にしました。

やっぱり海に浮かぶお社は特別感が有るので行ってみたいじゃないですか(笑)

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ろかい舟が岸に戻って、いよいよ本殿参拝なのですが、厳島神社の参拝順路は一方通行なので、先に”千畳閣”を見学します。

この千畳閣(豊国神社)は、秀吉が戦没者供養の為に建設した857畳の広さの神社なのですが、秀吉が建設中に亡くなった為、建物は未完成のままとなっています。
その後、豊臣秀吉と加藤清正が祭神として祀られているのも他に類を見ない珍しい神社といえます。

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この日は太陽が照り付けてかなり暑かったのですが、千畳閣の中は風が通り抜けてとても涼しく気持ちが良かったです。

とても広いのでどっちへ進んで行くか迷ってしまうのですが、海の方を見やると、ちょうどフェリーが宮島口へ戻っていくところでした。

雰囲気、ちょっと伝わったでしょうか?

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千畳閣を後にし、いよいよ厳島神社本殿参拝です。
今年は修学旅行も解禁され、高校生たちが青春してました。

fioはおみくじを引いてみると四十番。
「なんで四かなぁ」と思いつおみくじをとって見るとなんと「大吉」
内容はこちら👇
https://nanikatotameninaru.com/1560.html
なんでも叶うものすごく良い内容でした。
「上は国を治め~」って書いてあるから総理大臣めざせるかも?

あ、写真は本殿終盤の”反橋”。天皇の勅使が渡ったそうです。

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参拝を終えると丁度お昼時だったので、1902年創業のふじたやで名物穴子飯でお昼ご飯です。
https://www.fujitaya-miyajima.com/

HPには2500円って書いてあったのに3000円でした…

お味はうな重にくらべると随分さっぱりしていましたが、しつこくなくて美味しかったです。ちょっとだけお酒も頂いちゃいました。

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神社にお参りすると、奥宮もお詣りしたいfioは弥山へ上る事に。
もちろん登山大嫌いのfioはケーブルカーで山頂へ、ケーブルカー乗り場迄は無料バスを利用します(笑)

無料バス乗り場には既に結構な人が列を作っていてfioと友達は定員ギリギリくらいの順番でした。
バスの待ち時間と、ケーブルカー駅までの徒歩時間がほぼ同じだったので、fioより後に来た人達は歩いて行くようでした。

が、バスが動き出してすぐにfioは「バスでよかった~」と思ったのでした。
バス乗り場を出てカーブを曲がると、ちょっとなかなか出会うコトの無い様な急勾配の長い坂が現れたのです!
バスを降りてケーブルカー駅迄の50m程も激坂でふぅふぅ言いながら登ったのでした。

山頂駅を降りてから、奥宮までは事前の調べで片道30分往復1時間だったので、「まぁ、大したことないでしょう」と思っていたfio。
歩き出してすぐに、それが間違いだったことに気付きます。

でも景色は👆の様にとっても素晴らしいのです。
でも、大鳥居の写真と比べてかなり高度が有る事が解って頂けるかとおもいます。

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奥宮への道の8割程の場所にある”大聖院”。弘法大師が大同元年(806年)に焚いてから一度も消えていないという”きえずの火”。
広島の平和記念公園の平和の灯の元火にもなったそう。

それにしても、全国各地で見かける弘法大師の足跡。
なんでこうも大変な場所ばかり…
もうちょっと行き易い場所を選んでくれたらいいのに…と思わずにいられないfioなのでした。

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地図の読めないfio は大聖院のお坊さん?に道を尋ね、更に山を登ります。

途中こんな大岩や

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こんな大岩をくぐり抜け、段々と宗像の巨石信仰に近付いて来た事を感じながら進みます。

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途中、岩の上に安置された千手観音に、旅の安全をお祈りして更に登ります。

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ふぅふう言いながらようやく辿り着いた弥山山頂展望台。

前出のケーブルカー山頂駅からの眺望と比べると、かなり登って来た事がわかります。

本当は夕方に金色に染まる瀬戸内を撮りたかったのですが、帰りのケーブルカーの最終が16時半なので、陽の落ちて暗くなった山道を徒歩で下山しなければならなくなるので諦めます。

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地図と実際の風景を見比べても山頂展望台から奥宮への道が解らないfioは展望台のおじちゃんに道を教えてもらい、「道は有るけど人は居ない」山路を駆け下り駆け上り進みます。

途中、ドラゴンの頭骨?みたいな何か👆や

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こんな山奥にあるのに、海の満ち引きで水が溢れたり干上がったりする謎の石に出会ったりしながら進みます。

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「もう歩けないよ~」ってくらい息が上がって、脚もフラフラになった頃、ようやく奥宮に到着。
宗像三女神の三つのお社が並んだ小さな奥宮にて、旅の安全と家族や有人の健康を祈願して後にしました。

この時点で時刻は既に16時、ケーブルカー山頂駅迄30分で戻らないと終電?に間に合いません!
山頂で取り残されては大変!と、登山とかハイキングとかではないハイペースで戻ったのでした。💦

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無事下山して、戻る道すがら夕暮れの大鳥居を写そうとカメラを構えて、「前の人達早くはけて~」と思っていたら、人がはけて、鹿が入ってきました(笑)
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