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図書館はどうして無料で本を貸し出しするんですか?

いわき市の高校生の質問に対する国会図書館の返答
因みに国会図書館は126年前の4月27日開館
図書館法第17条には「公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。」
満足いく返答でしたかね

なら予算不足に陥るとどうなる
東京芸大が電気代を工面するためピアノ5台を処分
とまるで我が家レベルの対応
新市長が就任したニューヨーク市は2年連続のマイナス予算
消防予算を10%削減する程ですから
図書館や美術館の予算も削られ署名運動が起きたりしています
財政破綻した夕張市図書館は2007年に閉館を余儀なくされ
規模を縮小、保健センターの図書コーナーとして存続させました
3年前に市の総合センターにりすた図書館が開館しています

我が町の中央図書館はジュンク堂と同じ駅前の建物に在り
運営はTRCに委託(公立図書館581館等に関わる)
係は親切で喫茶コーナーが出来たりと便利で有難い
一方、出来た当初は初刷りが何十年も前の本が真っ新な状態で並び、明らかに倉庫の売れ残りを搔き集めて蔵書数を増やした?

ともあれ無料で利用出来る幸せを維持してほしいものです




38 件のコメント
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中学生の頃、学校近くの公民館でよく本を無料で借りてましたよ(^o^)丿
博物館等も
本来は原則無料ですが、
(原則、と着いた場合、例外を設けると
かなり何でもありになりますね😅💦

但し、が追加されてます🥲

https://maidonanews.jp/article/13158902#
CDやDVDも(それほど数は多くはないけど)無料で2週間貸し出してくれるので結構利用していました。
しかも、ツタヤに置いてない社会派映画や演劇もののDVDが充実していたのが有難かったですね。
日本の素晴らしい文化ですね。
他国で無料貸し出しなんかしたら転売?(買ってないから転売じゃないか(笑))、、、戻ってこないで図書館、空っぽになるんじゃない?
と、いう角度で見てみました。
「レンタルショップではお金がかかるのに」
といったような、質問する意図がなく、単に、なぜ無料なのか?
だけを聞いても、回答が曖昧になる気がします。

「入り口に「無料」と書いてあるから。」
とか、
「館長がなんとなく無料にした」
とか、
色々答えはあると思うのです。

例えば、レンタルショップは有料なのに、図書館は無料なのか。
といえば、営利目的ではないから無料にし、図書館法を制定した。という答えになると思う。
少し前ですけど、友人から頂いた本など寄贈して来ましたね!
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター
国会図書館、他の質問には一歩踏み込んだ回答を心がけている気がします
今回、敢えてこの答えに留めてのではないかなあ
著作や制作で食ってる人の意向が置いてけぼりにならないようにお願いしたくもあります(^_^;
数年前にワイズマン監督の「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」という映画を見て結構感心しましたが、その概要がまとめられているネット記事がありましたので紹介しておきます。(ちなみに、ニューヨーク公共図書館はゴーストバスターズのロケ地です。)

図書館は単なる無料貸本屋なのか? ニューヨーク公共図書館が貫く“民主主義”とは
https://www.huffingtonpost.jp/entry/nypl_jp_5cdba612e4b0c39d2a135467
ついでに紹介すると、ニューヨークでは図書館カードがあれば美術館が無料になるプログラムが2018年から開始されています。
https://ideasforgood.jp/2018/08/17/nyc-culture-pass/
https://www.culturepass.nyc/?utm_source=nyplblog&utm_medium=website_nypl&utm_campaign=culturepass_nypl

アメリカ国内で図書館を利用する人は減少していましたが、このプログラムのおかげで新たに図書カードを作る人が増え、今まで図書館に縁のなかった人々も取り込める仕組みになっているようです。
日本は芸術、文化の予算が充分では無い

と言われますね。

スクリーンショット_2023-04-30_12.45.10.png

>> 5gh さん

>日本は芸術、文化の予算が充分では無い、と言われますね。

そうですね。
図書館の設置密度は、イギリスが日本の凡そ3倍、イタリアは5倍、ドイツは6倍です。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/tosho/houkoku/06082211/002.pdf
高価な学術書はなかなか購入できない時代のなごりと言うか、今でもお金が無くても学問ができる制度です。

Screenshot_20230430-133339-270.png

ソース元はこちらでしょうか?

https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000239956

国会図書館の返答ではなく、いわき市の図書館の回答だと思いますよ。

レファレンス共同データベース
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/abstract.html

「図書館」「無料」のキーワードで検索するとたくさんヒットしましたので、似たような質問もあって、違う答えが書かれてるかもしれませんね。
図書館は時々利用していますが、学生が勉強するためのフリースペースなどもあって「無料で本を読む」とは違う使い勝手もあり、真面目な学生さんたちの学びの場にもなってますね〜。
(私は不真面目だったので、いつも試験直前で深夜のファミレスで一夜漬けばかりだった…)

あとは、図書館の児童書スペースは図書館ごとに作り方に工夫がみられて面白いです。
あ、そうそう何かを書こうと思って忘れていたので追記。

なぜ図書館が無料なのか?ってのは日本の場合、日本国憲法の「すべて国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」も関係しているのかな?って思いました〜。
(今の時代、絵に描いた餅とか言われそうだけど)

>> Dark Side of the Moon さん

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」
は私も見ましたが、
われわれが提供しているのは、図書 を媒介とした 公共(パブリック)そのものなのだ。
という感じがひしひしと伝わる映画でした。
堂々とした民業圧迫
図書館は、文化庁の管轄で、
「優れた作品は、全国民が楽しむ権利がある」だったかな(^^;
そんな思想のもとで無料となっています。

著作権法は、通産省(^^;
いまでいうと経済産業省の管轄になって、
著作物の作者にはそれそうとうの報酬が必要であるという思想のもとに、、、
本の安売りなどが禁止されています(^^;

ということで、かなり矛盾しまくった状態となってます(^^;
明確な答えを出せる日本人はいないでしょうね(^^ゞ
著作権と図書館については
著作権法第31条に規定がありますね。

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この前テレビでやってたんですが、石川県立図書館に行ってみたいです。
https://rurubu.jp/andmore/article/17909

音を立てても良いそうで、小さい子連れが結構遊びに行っているみたいです。
単なる本貸しだけじゃなくて、過ごす場所になっていますね。

>> Dark Side of the Moon さん

> 図書館の設置密度は、イギリスが日本の凡そ3倍、イタリアは5倍、ドイツは6倍です。

しかし、このリンクされた資料ですと、英独伊は小規模高密度、小さい規模で数を多く、日本などは規模は大規模低密度、規模は大きく数は少ないとなっていて、図書館に関しては必ずしも主要諸国よりも劣っているという感じでは無さそうですが……。

見方によるのですが、日本は博物館や美術館などが安く、国民が親しめるようになっています。
(じゃあ、国民が良く利用しているかというと別の問題)
一方で、たしかに、伝統文化芸術への助成金などが減らされるなど、度々、話題になることが多いようには感じます。

>> Jijing さん

>見方によるのですが、日本は博物館や美術館などが安く、国民が親しめるようになっています。

具体的にどこの国の話なのか、興味があります。

私もいくつかの国に行ったことありますけど、博物館や美術館に行って「日本の方が安いな〜」って記憶はあまりないんですよね…。

ちなみに、英国だと、美術館や博物館は無料のところが多かったです。
欧州は有名な教会も無料なところが多かった記憶もあって「日本だと清水寺とか有名なところはお金かかるのにな」なんて印象も残ってるし。

もちろん、日本より高い国もあるとは思うのですけど、具体的にどこの国の話なのでしょうか。

>> トッチン@寝不足 さん

> 具体的にどこの国の話なのか、興味があります。

済みません。m(_ _)m
2000年前後頃、パソ通の仲間と博物館とかよく言っていたのですが、その際に、公立博物館など安くてやってけるのかという話になり、学芸員さんも居て『日本は安くしている』という話を聞き、そういう認識でした。
実際、安い印象しか無いのですが、

> 欧州は有名な教会も無料なところが多かった

実際に行かれた方の認識で、無料が当たり前なのだとすると、日本は安い (無料) 訳では無いことになることに成りそうです。

世界遺産などだと高くて有名な所 (欧州以外) もあったりするので、日本は安いのだと思っていました。
思い込みで言っていまい申し訳ありませんでした。m(_ _)m

神戸の五色塚古墳とか、無料なんですけどね……。(^^;

>> Jijing さん

コメントありがとうございます〜!

いくつかの国をみているものの、自分が知らないケースとあると思って質問しただけですので、お気を悪くさせてしまったら恐縮です。

個人的に日本でお得感が半端ないのは無料の露天風呂です〜♨️
一人旅のときは、よくお世話になってました🥳

>> Jijing さん

私宛に書かれていることに気付くのが遅くなってしまいました。
m(_ _)m

>英独伊は小規模高密度、小さい規模で数を多く、日本などは規模は大規模低密度、規模は大きく数は少ないとなっていて、図書館に関しては必ずしも主要諸国よりも劣っているという感じでは無さそうですが……。

日本では「隣の市には負けられない」と、どこの市にも大きくて立派な中央図書館が競って建てられましたが、数は少なく、市に一館のみ(政令市は区に一館)というパターンがほとんどです。

一方西欧では、地域における重要なコミュニティセンターとして図書館が歴史的に根付いてきたため、凡そ歩いていけるエリア毎に図書館が複数整備されているパターンです。

図書館というのはネットワークで繋がっているので、市なり州なりの中央図書館にリクエストを送れば良いだけですから、地域の図書館に多くの蔵書を抱える必要は無く、(毎日行きたくなるような)居心地の良い場所であれば十分なのです。


>日本は博物館や美術館などが安く、国民が親しめるようになっています。

ニューヨークで図書カードを持っていれば美術館や博物館が無料になる(年1回のみ)という事例をこのスレでも紹介しましたが、イギリスでは国立ミュージアムの常設展は無料ですし、シンガポールなど(観光客には高額だけど)住民は無料という国もあります。

日本では、私が最近行った美術館は全て2,000円以上でしたので、あまり安くはないようです。住民割引も(私の知る限り)ありません。

京都水族館は入館料2,400円ですが、5,300円で年間パスポートが購入できるので、リピートしたくなるミュージアムではこうした制度が有り難いかもしれません。

>> Dark Side of the Moon さん

5gh@姫路&宝塚攻略発動中 さん の "予算が十分でない" の回答ですので、図書館に関してDark Side of the Moonさん の出されたリンクでは数と質の違いにしかならないと想います。

> 地域の図書館に多くの蔵書を抱える必要は無く、(毎日行きたくなるような)居心地の良い場所であれば十分なのです。

そうでしょうか?
地区に小さく沢山の図書館があったとしても、多くの書籍で被ることになると想います。そして、地域の大きな図書館であれば希少本も多いかと想います。
沢山あれば良いというものでなく、図書館で無ければ見ることが出来ない本があるこの方が重要では無いでしょうか?
日本の各地にある中央図書館などでは本当に充実しており、少し遠くからでも訪れる価値はあるように想います。
また、公民館の一角が図書館の出張所のような形をとっているところがあったり、専用バスを使った移動図書館があったりします。

居心地が良ければ良いに越したことはありませんが、私はそれだけで十分とは想わないです……。(^^;

美術館に関しては、トッチンさん への返答の通り、私の思い込みのようです。間違ったことをコメントしまして申し訳ありませんでした。m(_ _)m

>> Jijing さん

>5gh@姫路&宝塚攻略発動中 さん の "予算が十分でない" の回答ですので…

5ghさんのこのコメントの直前に私がニューヨーク図書館の事例を紹介していますので、恐らくそれに対する感想だろうと感じて「そうですね」と書いたまでです。
海外比較の資料はその前から書き始めていたものであり、直接的に予算に関したことを書こうとしたものではなかったのが実情です。

ここまで細かく突っ込んで批判する人が出てくるとは思わなかったために思いつくままにあまり校正しないでコメントしてきましたが、確かにあのコメントだけ読むとJijingさんのように受け取る方もいそうですね。失礼しました。m(_ _)m


>日本の各地にある中央図書館などでは本当に充実しており、少し遠くからでも訪れる価値はあるように想います。

誤解されているようですが、欧米に立派な中央図書館が無いなんてことは全然無く、日本以上に立派な中央図書館も少なくありません。
一方で数多くある地域館にはあまり蔵書は無いですが、無い本はリクエストすれば良いだけで、毎日のように通って自分のリビングルームのように利用しながら、リクエストした本を日常的に受け取り、読み、会話し、返却する場になっています。


>また、公民館の一角が図書館の出張所のような形をとっているところがあったり、専用バスを使った移動図書館があったりします。

日本の公民館の図書室はさすがに規模が小さ過ぎるのと、図書館法に則らない公民館の「室」なので、司書がいないなどまともな図書館サービスを受けられないことが決定的に違います。
移動図書館も無いよりはましですが、常設の図書館とは比較になりません。


…ということで、そろそろお終いにさせて頂きます。
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター
皆さんコメントありがとうございます。
我が町の図書館事情
中央図書館と分館1か所がメイン
その他市の施設や企業、個人宅等の街中文庫が69か所
また県立図書館の存在も大きい

利用率は結構いいのでは
学習室や雑誌、新聞の席はほぼ満席ですね
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター
残念ながらNAXOSは利用できません

>> Dark Side of the Moon さん

「そろそろお終いに」と書いているところでの質問となり恐縮ですが、よろしければ教えて下さい。

DSさんの幾つかよコメントで少し興味がある点がありまして、それは「図書館におけるコミュニティ」の機能です。

さきほどのコメントでも、
> リクエストした本を日常的に受け取り、読み、会話し、返却する場になっています。
とあり、「会話」というワードが入ってます。

図書館でのセミナーや講演会のようなものはイメージができますけど、日本人である私がイメージする図書館って「基本は静かにする場所、会話はNG」です。

DSさんからみて「会話」というキーワードにおいて異なる欧州や米国と日本の違いはどこでしょうか?

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>> トッチン@寝不足 さん

とても良い質問を有難うございます。
ただ今日は時間が無いので簡単にドイツの事例を紹介するだけになります。

👆これはドイツの地方都市ミュンスターの街なかにある図書館ですが、エントランスを入るとまずは広いカフェスペースがあります。皆さんここでコーヒーを飲んだり会話を楽しんだりしています。街の雑踏の延長ですね。おかげでとても入りやすい。

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勿論外部席もあるので街を通る人を眺めながらの会話も楽しめます。

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こんな感じで街と繋がっています。
通り抜け通路の左右に図書館は分かれていますが、2階のブリッジで繋がっています。
左手手前の庇のある部分がエントランスであり、カフェでもあります。

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👆これはカフェから見える図書館カウンターです。
木を多用しているので、書斎のようにとても居心地の良い図書館でした。

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では、そろそろ出かけますのでこのへんで失礼します。

>> Dark Side of the Moon さん

事例のご紹介ありがとうございます!

日本の図書館にもカフェが併設されているところがありますが、「カフェがある」という物理的な類似点にすぎず、写真では分からない文化的な違いもあるのかも知れませんね。
(日本にもカフェはあるよ!とか強弁したいわけじゃありません)

>> トッチン@寝不足 さん

最近の日本の図書館は海外の事例研究もよくされていて、会話のできるエリアが充実してきましたね。(子育てママさんが児童図書コーナー近くで会話するケースが多いですが)
大学図書館も、複数で議論したり共同研究のできる会話可能ゾーンが作られています。

そうした図書館では、海外も日本も同じで会話を楽しめるアクティブな場になっているということです。
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