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Trip!! SIMロック解除をして海外でも使ってみよう!

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(※この記事は2017年8月現在の内容です。渡航前には最新の情報を確認して下さい)

こんにちは!おじさんです。

僕、時々『Googleマップ』で海外旅行気分を楽しむときがあります。
今は手元のスマートフォンでいつでも世界中の景色や街の様子が見られて、以前行った場所がどうなっているか・・・なんて見てはまた行きたくなったりしています(^^)

そんな僕の使う機種はmineo auプラン(VoLTE対応SIM)を使うためにSIMロック解除(=同じブランド以外のSIMでも利用できるようにする手続き)をしてあります。

ということは、日本のSIMだけでなく海外のSIMカードでも使えるようになっているワケですよね!!

ということで、ワクワクしだしたら止まりませんでした。
僕の行ってみたい国の携帯電話会社で僕のau版 Xperia Z4(SOV31)が利用できるか対応周波数帯(対応バンド)を調べてみました♪
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※気をつけてご覧ください※
●この先の記事については2017.8.3現在で独自に調べた結果を掲載しています。トラブル等への責任が負えない為、海外渡航時の参考情報としてご覧いただき、渡航前にはご自身で改めて十分お調べいただきますようお願いいたします。特にBand 28(700MHz)は対応周波数帯内でも一部電波が掴めない機種が存在します。

●この記事は【現地の携帯電話会社のSIMカードを購入して利用すること】を想定した記事です。mineo auプラン/ドコモプランのSIMカードのまま海外に持参した場合は090音声通話のみ提携先携帯電話会社のエリア内で利用可能で、データ通信はどのエリアでも利用できません。またその場合この先紹介する携帯電話会社のすべてのネットワークが利用できる訳ではありません。
http://support.mineo.jp/usqa/service/basic/area/4206846_8853.html
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その前にまずは使っている機種が対応する周波数帯(バンド)を確認してみました!比較用にSIMロックフリーで売られている4機種(iPhone SE / Nexus 6P / P10 lite / ZenFone Live)も一緒に調べてみています。

各機種周波数.png

SIMロックフリーの機種はさすが対応バンドが多いですね!!
僕の使うXperia Z4(SOV31)も日本では使われていないバンドやauでは提供していないUMTS・GSMにも対応していますね。あと、日本では新しく展開され始めているBand 28(700MHz)に対応しているのが海外で少しでも有利になるのかな、なんて・・・どうでしょうか(^_^;)

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【Part 1】台湾

ずっとずっと行ってみたいと思っています。
食べるのが大好きなので”おやつめぐり”がしたくって。
もりっもりのかき氷や蒸しパンなどなど数日のステイなら初日はおやつめぐりで終えそうです(^_^;)

観光地もたくさんあると聞きますし、じっくり計画立てていきたいな(^^)

そして、忘れてはいけません。日本に大きな災害がある度に真っ先に手を差し伸べてくださったのも台湾の皆さんですよね。だからこそ台湾の皆さんの空気に触れて、かなうならば話してみたい、という思いもあります。

そんな台湾には大手と言われる携帯電話会社が5社あります。その内亜太通信(Asia Pasific Telecom)のみ3GがCDMA2000でほか4社はUMTS(W-CDMA)、4Gは5社ともLTEで提供されています。
亜太通信の3G/4G構成は日本のauと同じなのですが、僕の使うXperia Z4(SOV31)はCDMA2000に対応していません。
(今回確認した5機種ではiPhone SEとNexus 6PがCDMA2000対応です。しかし、Nexus 6Pは亜太通信の周波数帯には対応していないようでした)

調べている中で各社VoLTEの提供を始めているようなのですが、日本向け端末でのVoLTE提供は保証されていないようでしたので

データ通信:LTEまたはUMTS
音声通話:UMTSまたはCDMA2000

で利用できるのがよさそうです。

台湾.png

台湾の携帯電話会社の中で特にシェアが高いのが中華通信(Chunghwa Telecom)と台湾大哥大(Taiwan Mobile)だそうです。

僕の機種との相性がよさそうなのは台湾大哥大のようです!Bandフル対応!
ただ、台湾大哥大の4G LTEはBand 28(700MHz)を中心としたエリア展開だそうなので、実際に持って行ってつながるか少し心配でもあります。それでもBand 3(1.8GHz)と3G Band 1(2.1GHz)でつながりそうですよね(^^)

逆に亜太電信(Asia Pacific Telecom)はLTE Band 28(700MHz)のみの対応、台湾之星(Taiwan Star Telecom)は3Gのみの対応でしたので避けておいた方が良さそうに感じました。
ただ台湾之星は容量無制限のリーズナブルなプリペイドSIMを提供しているようなので、3Gのみの利用でも構わなければ選択肢に入れてもよいのでしょうか・・・実際に現地のSIMを利用された方がいらっしゃればぜひ情報をお願いします(^^)!!

ちなみに遠傳通信(Far EasTone)はNTTドコモも出資している携帯電話会社だそうです!対応周波数帯が多いのが魅力的ですね♪

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【Part2】ロシア

東欧からアジアまで広大な国土を持つ大国です。
東欧寄りにかつての首都で静かさと華やかさと芸術の都:Санкт-Петербург(サンクトペテルブルグ)と、近代化と古くからある文化とが隣り合わせな動きある現首都:Москва(マスクヴァ:モスクワ)があります。

またかつては南半分が日本の領土だった時代を持つサハリン島や、未だ解決されないまま年が経つ北方領土など東側には日本との歴史や問題が色濃い地域もあります。

その中でヨーロッパ寄りの地域で身近に楽しむことが出来る芸術的な施設にモスクワのметро(ミェトロー:地下鉄)の駅があります。
特に古くから走る路線の駅は地中深くに掘られ高速のエスカレーターで移動し下ると、芸術的な彫刻やステンドグラスで彩られています。駅ごとのコンセプトもあり、1駅ごとめぐるだけでも感動すること間違いなし(^^)/
http://russianmetro.ru/

そして、もちろん食べ物も楽しめますよ♪
オススメはМороженое(マロージェナィエ:アイスクリーム)
寒いイメージがあると思いますが、現地の方々を見ても外で仲良く召し上がっている姿をよく見かけることでしょう。人によってはМороженоеとпиво(ピーヴァ:ビール)を両手に持って食べ飲みしてることも・・・。

そのほか露店でピロシキやパイを買ったり、ロシア的ファミレスでほのかに酸味のある黒パンを食べて胃腸を整えながらпельмени(ピェリミェニ:小ぎょうざ)やбефстроганов(ビーフストロガノフ)を楽しむのもいかがでしょうか(^^)

そんなロシアは広大なことから地域ごとの携帯電話会社が存在します。その中で全土でエリア展開する会社は3つ。

Билайн(Bee line ビーライン):http://moskva.beeline.ru/
МегаФон(Megafon ミェガフォーン):https://www.megafon.ru/
МТС(MTS エムテーエス):http://www.mts.ru/

いずれも4G:LTE 3G:UMTSで展開しています。

さて、台湾同様に日本の機種で使えるか確認していきます(^^)

ロシア2.png

(※ここより2017/8/4 7:25一部文章修正 ひみつ77さんありがとうございます)
iPhone SEとNexus 6P以外は×が目立ちますね。

それもそのはず。
日本でも使われている周波数帯が多かった台湾と異なり、ロシアのLTEは日本で使われているバンドが少ないのです!

それでも日本でも使われている
Band 3(1.8GHz)は3社ともつながるようです!!
(ただLTEの運用開始はまだ2-3年前のようでエリアはどうでしょうか…)

ほかは
Band 7(2.6GHz)
Band 20(800MHz)
Band 38(2.6GHz)

ロシアではSIMロックフリースマートフォンのが快適に利用できそうです♪
(ただSIMロックフリーなスマートフォンでもZenFone LiveはBand 3のみの合致・・・対応機種選びは気を付けないといけないですね)

一方で、3G UMTS(W-CDMA)は日本でも使われているBand 1(2.1GHz)とBand 8(900MHz)での展開ですので3社ともに広いエリアでつながるようです(^^)v

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【Part3】南アフリカ共和国

Googleマップでは南半球にも足をのばしています。

この国には(現代日本でも言われている問題でもありますが)貧富差、人種差別の名残など様々なイメージを持つ方がいらっしゃると思います。

さらに治安面でも心配されることが多いのも事実ですが、それでも写真で見る首都プレトリアやケープタウン、ポート・エリザベスは本当にそれぞれに目に癒しを与えてくれます。

ぜひ皆さまも南アフリカの景色に触れてみてください。
(まずはGoogleマップで)

ちなみに南アフリカ共和国土の中にレソト王国がすっぽりと入っています。この国は煌びやかな南アフリカとは”また違った一面“を見せることでしょう。

南アフリカ共和国全土をカバーする携帯電話会社は4社。
最大シェアはイギリスVodafone資本のVodacom(ヴォーダコム)、ほかサウジアラビア資本のCell C(セルシー)、地場のMTNと国が1/3以上の出資をするTelkom(テルコム)です。

南アフリカ2.png

4G LTEや3G、そして2Gとどの携帯電話会社のSIMを選んでも僕らが使うスマートフォンと比較的相性が良さそうですね(^^)

ただ、南アフリカでは対応周波数帯の確認とともに必要なのが対応エリアのことです。
例えばCell CのLTEエリアですが、まだ本当に都市部の「点」をおさえている程度でした。
(一方でVodacomはLTEと3Gとで広く利用できそうなエリア展開が出来上がっていました)

現地の様子を記すブログなどを見てみると、現地の主流は2G(GSM)なのだそうで、ここ数年で3G対応のエントリーモデルのAndroidが広まってきたようです。

その為、対応周波数帯の表には2G(GSM)まで掲載しています。

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【おまけ】日本国

分かっていそうではっきり分かっていない

そんな僕のような方がいるかもしれないと思って追記しました(^^)
(2017.8.5)

SIMロック解除をすると他社のSIMを挿して使える
となっているのに「オススメしないよ」と言われるのですよね。

この理由も今までの話と同じ”周波数帯(バンド)”によるもの。

しかし、海外の周波数帯チェックの時とは判断の仕方が違います。

日本.png

今まで見てきた各国より多くの周波数帯が使われていますし、ドコモやauのバンドが独特ですよね(^_^;)

さらに海外にはないチェックが必要です!

①auネットワークを使う場合
機種によって「au VoLTE対応」か「3G(CDMA2000 1x)対応」か(iPhone 6s/SE以降のように両方対応の機種もあります)をチェックします。

●au VoLTE対応:
auの3Gは使用できません。4G LTEの周波数帯に対応しているかだけチェックします。ドコモ・ソフトバンクのVoLTE対応機種もコチラですが、機種ごと使用できるという保証はありません!(090電話も4G LTEで行うのが台湾との違いです)

●3G(CDMA2000 1x)対応:
090通話は3Gで、通信は4G LTEで行うので両方の周波数帯に対応しているかチェックします。

②ドコモ・ソフトバンクネットワークを使う場合
通話はFOMAなど3G(UMTS)、通信はXiなど4G LTEの周波数帯に対応しているかをチェックしましょう!(他社のVoLTE対応機種でVoLTEが使えるという保証はありません!)auのVoLTE対応機種でもドコモ・ソフトバンクの4G LTEだけでなく、3G(UMTS)も使えます。

加えて使おうと思っている機種が利用する携帯電話会社の図にある黄色の背景のついた周波数帯すべてで “○” になっていないと場所によってつながりづらい可能性があります。(auのBand 18(800MHz)・Band 26(850MHz)はどちらかでOK)

そこで図の前の話に戻しますと「(SIMロック解除して他社のSIMで使うのは)オススメしないよ」と言われるのは
海外ではとりあえずつながりそう、というレベルで携帯電話会社を選ぶのに対して、日本で日常使うとなると「様々な場面で満足につながらないとストレスになりませんか?」ということだと思います!

実際僕もau版 Xperia Z4(SOV31)をSIMロック解除してからドコモプランのSIMを挿して使わせてもらったことがあります。
通話も通信も使えましたし、街中でも郊外でも案外つながりましたけど、よほどの山中に入ったりするとドコモのスマートフォンではつながるはずの所で圏外だったり電波が弱くなることがありました。
(Band 1(2.1GHz)には対応していますが、Band 19(800MHz)に対応していなかったせいでしょう)

ただ、今は3社共通のBand 28(700MHz)が登場しエリアが広がっているので少し良い傾向なのかもしれなくないです?(ワクワク)
僕のXperia Z4(SOV31)でもmineo auプランで街中・郊外問わず結構Band 28でつながっていることが多いです♪

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いかがでしたでしょうか。

本当はもう1国、カナダを取り上げるべく用意をしていたのですが、対応バンドの資料があってそれぞれの情報ごとに周波数帯とバンドの解釈がバラバラだったんです・・・。もう少しお勉強が必要そうです(^_^;)
(ちなみにカナダは今まで見てきた国とは違った北米独特のPCSやらAWSやらCLRと名付けられたバンドが多数登場していました…そしてZenFone liveが苦戦し、Xperia Z4(SOV31)がBand 17と3G Band 5対応で善戦していました)

でも、カナダを含めてイギリス連邦の国には一度降り立ってみたい!
英語はまったくわからないのですが、音の響きがイギリス英語のが上品な感じで好きだからです(^^)

そして、僕の元々の興味である「僕のスマートフォンXperia Z4(SOV31)は海外でも使えそうか」ですが

携帯電話会社選びをきちんとすれば広く世界で使えそう!!

ということで良さそうですね!
これはauさんがCDMA2000から3G(UMTS)と4G LTEにシフトしてくれたおかげです!
auさん、ソニーさんありがとー!ビバ、au!!

ここまで長くお付き合いいただきありがとうございました!!
ワクワクで突っ走った感じで、調べ不足もたくさんあり都度助けていただきありがとうございます。

すっと書き上げられましたので、またGoogleマップの旅に出かけようと思います(^^)♪

皆さまも良い旅を!!

mineo海外用プリペイド.png

海外でSIMを購入するのが心配であったり、海外でSIMを購入するまでの通信手段を持ちたい方もいらっしゃいますよね、きっと。

mineoではSIMロック解除したスマートフォンやSIMロックフリーのスマートフォン・モバイルルーターを持っている方向けに「海外用プリペイドSIM」を提供しています♪

http://global.mineo.jp/

これがあれば日本にいる内に海外に出るための設定も出来ますし、料金もプリペイド(前払い式)なので気づかず高額な料金になることもない!というアイテムですね。
しかもこの1枚で世界100か国以上の通信会社のネットワークが利用できるそうです。

こちらは2G/3Gのデータ通信専用SIMなので、料金や速度と便利さとで比べて選んでみるのが良さそうに思います(^^)

★王国通信でハワイでの利用レポートが載っていました★

mineoの海外用プリペイドSIMのサイトをリニューアルしました! by シャンパン✧@運営事務局さん
https://king.mineo.jp/magazines/special/615

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サムネイル画像
いらすとや 様(著作権フリー画像です)
http://www.irasutoya.com/
より掲載しております。

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【関連記事をご紹介します★】
海外プリペイドSIM - AIS sim2fly 利用記 - その2(ロシア版 他) by ひみつ77さん
https://king.mineo.jp/my/007dffdbf49527b4/reports/21222

海外プリペイドSIMを提供している海外の携帯電話会社の情報や地域別のSIMカードの仕様など、僕のこの記事よりもっともっと詳しい内容が知りたい方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか(^^)


53 件のコメント
1 - 3 / 53
最近、海外プリペイドSIMの利用の関係で、各国のキャリアのLTE/3Gのバンドを調べる機会が多くなって来ました。
これまでの状況では、色んな国で使うためには、
・必須
LTE バンド3,17
3G バンド 1,5
・望ましい
LTE バンド5,7
3G バンド 2,8
*LTEの5,17は逆でも良い?
あたりかなぁ〜と思っています。
ただし、現地キャリアとして、中国は、China Unicom, USは、AT&T を想定しています。
自己フォローです。

先の投稿は、海外で使う端末(スマホやルータ)の対応バンドの事です。
おじさん
おじさんさん・投稿者
Gマスター
>> ひみつ77さん
なるほどですね!この先書こうとしている内容とみても対応バンドの傾向、大体そこな感じがします!!
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