安物買いの銭失い
某スーパーで買った10,000mAh・PD20W・QC3.0対応のモバイルバッテリー。このスペックで税抜き本体1,000円なら、予備に持つのに良いかと購入しました。ところがバッテリー本体への充電が全く進みません。
発売元に連絡したら、あっさりと交換対応。手元の現物もクロネコ着払で返送せよと好印象でした。
それから暫くして、iPhone12Proへの充電を10回ほど行ったところで、1回のフル充電で(10,000mAhなのに)iPhone12Proに1回充電するのがやっと、という状態まで劣化してしまいました。
この書き方だと、交換対応で受取った個体が劣化したように読めてしまいますが、実は発売元の対応が好印象だったので2個追加購入、そのうちの1個です。
元々、スペックでも一箇所だけ気になる表示がありました。使用可能回数が約300回と少なめなのです。実際にはその1/30しか持たず、eneloop登場前のニッケル水素電池・ニカド電池並の誇大表示という結果でした。
ここまで粗悪品だと、昔の私ならばキレているところですが、それよりも発売元が気の毒になってしまいました。この商品に関しては返品・交換が嵩んでおそらく完全に赤字でしょう。本体はC国製で発売元が直接製造しているはずはないから、これを仕入れた段階で、発売元も騙された被害者なのかもと思えてきました。
23 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
初期不良はともかく、最初からiPhone12Proに1回充電が限界だったのですか?
>> 川辺@工作したい さん
その会社ではありません。初めは最低でも2回は充電可能でした。
1回でアウトが確定したのは今日です。
数日前にも同じような症状はありましたが、私の勘違い(バッテリー本体に充電完了したと思い込んでいた)だと考えていました。
>> p928gts さん
無名メーカーでしたか。買った当初より明確に劣化が確認できるとなると、モバイルバッテリーを満充電で保管してませんでしたか?
私は、信用=ブランドだと思ってます。
>> 川辺@工作したい さん
満充電状態の継続時間(期間)や満充電までの充電回数が寿命を左右することは知っているので、満充電で長期放置というのはありません。これまではADATA製をメインに使っていましたが、問題の製品は使用可能回数が少ないことから、最近、問題の製品を優先使用するようになりました。
優先使用するようになってからは、モバイルバッテリーなので常に満充電・概ね翌日中に放電(使用)というサイクル使用状態でした。
>> p928gts さん
もしかするとセルの耐久性を超える急速充電していたのかもしれないですね。電動工具のマキタ純正バッテリーも急速充電には耐える代わりに充電回数が少ないです。
>> 川辺@工作したい さん
使い方はADATA製品と同様で、残量が数値表示されるADATA製品だと残量65%・帰宅したら100%まで充電というパターンです。この使い方でADATA製品では数十サイクルを経過していますが、全く劣化の兆候はありません。
問題の製品は約10サイクルで、実質3割まで劣化した計算です。
「セルの耐久性を超える急速充電」は、ユーザーが意識して行うことはできないので製品仕様の問題ですが、ということは中身が安物セルということですね。
>> p928gts さん
出力の低い電源を使うことで意図的に急速充電させないことは可能ですが、実用性が下がるので値段を考えると消耗品と割り切ったほうが良いかと思われます。急速充電に耐えている時点でセルの品質がすごく悪いわけではないです、本当に悪かったら急速充電すると耐えられずに燃えますから。
はなっから偽物か怪しい商品だと思うでしょう。
もちろん売れ残りの在庫処分などであればありえないことではないので事実関係は分かりませんが。
ネットの場合は最近急激に酷いショップが増えてきているように感じますが、一般の店舗の場合は変な商品を売ると後々対応が大変なので比較的まともな商品を売っていることが多いんですけどね。
ネット上でネガキャン的に噂が広められて大幅に価格が下がっているものもあるので選別が難しくなりました。(情報にウソとホントが混ざっているので判断が難しい)
安かろう悪かろう、何処かのプロバイダと一緒。
C国製はたまに良いものもある、程度ですね…
私は以前 そこそこのスペックのモバイルバッテリーが 送料無料100円で売られているのを見つけて 複数個 購入し なかなか良い感じだったので さらに追加で購入
友人にも勧めて 友人達も複数個ずつ購入しておりました…が
後日 お店から こんなメールが届きました
ご愁傷様ですwww
お店からのメール 続き
問題の商品ページ
>> ダータンスヒルビリー さん
「そのスペックでその値段でしたら買いません」私もそれが正常な感覚だと思います。
「売れ残りの在庫処分などであればありえないことではないので事実関係は分かりませんが。」
売っていた店が、スーパーとして十二分に信用のある店だったからこそでした。
>> 川辺@工作したい さん
セルの劣化ではないのかも。昨日は、4段階LED表示が25%未満、その後は完全無点灯になって、接続し直してもiPhoneに充電開始しなかったので諦めました。
今朝、ダメ元で充電器に接続したら、残量75%以上の表示で充電開始し、PDモードで充電進行中です。
数日前の勘違いの時と似た症状です。(「完全充電したと思っていたのは勘違いで単なる充電忘れだったのか」と勝手に思い込み。実は私の過失ではない。)
iPhoneは電池の温度が高いと充電を中断したり、充電開始しないことがありますが、そのせいではありません。
そうなると怪しいのは制御回路です。
制御回路が原因ならば、ユーザーには手に負えません。「値段を考えると消耗品と割り切ったほうが良い」という結論になります。
もう少し様子を見て、また残りの個体でも試してみようと思います。
>> p928gts さん
制御回路かセルの容量が一定ではないせいで途中で止まったかは、分解しない限り調べる方法がないですね。消耗品と割り切るべきですね。
安価な製品ではなく、Anker製品の話です。
同社のエンジンスターターを持っていました。
これも広い意味ではモバイルバッテリーです。
実際にモバイルバッテリー機能もありました。
買ったのは随分前で、幸いにも「持ってて良かった」事態を招かず時が過ぎ、内蔵セルがお亡くなりになりました。
Anker社に相談したら、修理は行っていないのと、そもそも廃番とのこと。
ここからが違っていて、(返送料無料の)返送キットを送ってくれて、それで返送・回収となりました。
こういう対応だと、その製品は廃番でも、他の製品でリピ買いしたくなるというものです。
その結果は、この商品は良くないので別の商品に変更するか返金するとのことでした。
その店で別の商品を探してもどうしても気に入ったものが見つからなくて、結局返金してもらって散々探し回って別の店でそれよりもかなり高い商品を購入したのを思い出しました。
ネットでイヤホンを買ったところ、勝手にPD対応の10000mAhバッテリーをくれたこともありますし(なぜくれたのか、今でも謎です)色々なことがあるものです。
5000mA 1000円だから2回は充電出来ないし、移動中は車でスマホ充電できるからあんまり出番なかったけど(´;ω;`)
>> 杏鹿@………………………… さん
ダイソーの商品って持ち込んでくる製造元がたくさん有るので、当たり外れが面白いです。かなり前に売っていたLEDライトはスイッチの所でショートする素(で)敵仕様だったのでリコールで回収してましたw
https://king.mineo.jp/reports/277122
https://ameblo.jp/haneden/entry-12707846844.html
↑Anker製ジャンプスターター(エンジンスターター)がお亡くなりになったので、後任として来たジャンプスターターです。
フル充電しても自己放電が多く、すぐに50%程度になってしまいます。ピーク電流に耐える性能と引換に自己放電が多くなる宿命なのでしょうか? Anker製があのような最期を迎えたのも、これが原因?