京成時刻表を読んでみる

書店に京成時刻表が置かれていたので思わず購入しました。川崎の書店になぜ? と思いましたが、京急と京成は都営浅草線を通じて直通してるからですね。

普通は京成電車に乗るために時刻表を読みますが、「列車が行き交う様子を空想する」楽しみ方もあります。特に、スカイライナー、アクセス特急、快速特急、特急、快速、普通など速度が違う列車が多い京成は「どこで列車追い越しがあるか」「どこで列車同士が連絡するか」を読み取るのはパズルを解く行為に似ています。通過列車の駅通過時刻は書かれていないので、それを予想していくのは一種の謎解きです。

例えば、赤囲みの箇所は羽田空港からきたアクセス特急と上野から来たスカイライナーが青砥で連続停車します。ここでアクセス特急→スカイライナーに乗り換えできます。逆はできません。
ところが青の囲みをみるとスカイライナーの方がアクセス特急より先に新鎌ヶ谷を発車します。赤の囲みをよくみると高砂でスカイライナーがアクセス特急を追い越しているわけです。

このように列車ダイヤは箱根細工のように組み合わされた芸術品かのようです。

冊子の時刻表は1981年から発行されているそうですが、その時点でNo.140ダイヤとのことです。ダイヤ改正の回数や発行履歴を載せている会社は他に例を知りません。これはすごいマニアックです!!

最後に問題です。この京成時刻表には、広告ページ (裏表紙も) を含めて「京成パンダ」は何匹登場しているでしょうか?