電車内の手話

ある日のこと。
帰宅途中の電車内に、男性２名が乗車してきました。
おそらく耳の不自由な方。というのは手話をされていたからです。

ちょうど空席があったので、シートに隣同士ではなく対面に座って手話を始められました。
手話をする場合、そのように座ったほうがやりやすいからでしょう。
つり革を持って立っている他の乗客の皆さんは、お二人に気付くとできるだけ脇に避けて会話（？）を遮らないように配慮されていました。

ここまでは良い話のようですが、問題はこの後。
お二人の手話のアクションの大きいこと！
私のひとつ隣に座られたのですが、それでも私の顔の前まで腕を伸びてきます。いやはや、どうにも落ち着かない。
また、電話が混みだしてきても、乗客の隙間から相手が見えるようにお互いに２名分の座席を占領して、移動しながら手話を止めません。
挙げ句の果てに、自分たちの前に人が立たないように、足を組みだす始末です。

あきらかなマナー違反です。
オバハンが座席に荷物をおいて、大声でしゃべくりあっているのと同じです。
むしろもっとタチが悪いかもです。

なんとなくハンデのある方は、善良な方々が多いイメージがありますが、けっしてそうではないようです。
しかし、こういう場合はなんと言って注意すれば良いんでしょうね。