掲示板

幸せを呼ぶ魔法の呪文

161120000955.jpg

「東京の人は近所づきあいがなく、隣に住んでいる人の顔も知らないんだよ。」


「東京は怖いところだよ。悪い人がいっぱいいる。」

上京を決意したときの、おじさんやおばさんの言葉です。

やがて僕は東京に出てきました。

友達も、知人もいません。

たった一人で6畳一間のアパート生活が始まりました。


アパートの近くにはラーメン屋さんがあり、

お風呂屋さんがあり、小さな本屋さんがありました。

朝、学校に行くとき、準備中のラーメン屋さんのおじさんは、

「おはよう。いい天気だね。」

夕方帰ってきてお風呂屋さんにいくと、

「こんばんわ、今日は暑かったねぇ」

晩御飯を食べて本屋さんにいくと、

「いらっしゃい。SF小説が好きなのかい。同じ本が文庫本ででてるよ。」

・・・・・???

ここは、田舎のおじさんやおばさんの言っていた東京なの?

みんな親切で、笑顔で声をかけてくれます。


「おはよう」、「こんにちわ」、「こんばんわ」

これら言葉は、実は魔法の呪文だったのです。

商店街のおじさんやおばさんに毎日「おはよう」と声をかけるだけで、

みんなが親切になり、声をかけてくれるようになります。

すぐには効果が現れませんが・・・

おばあちゃんに教えてもらった最初の呪文でした。(^^;




※ マイブログからの転記です。


5 件のコメント
1 - 5 / 5
私が亡くなった母から教えてもらった⋯幸せを呼ぶというわけではないんだけれど⋯

生きる力を与えてくれる呪文とでも言うのかな、それを「ありがとう」という。

母も苦しいことの多い人生でだったけど⋯躾けることなく日々の中で私に「ありがとう」の心を教えてくれたよ。

多分わたしが今こうして書いていられるのも、絶望という真っ暗闇の中に長く据え置かれても尚、母が私に伝えてくれたありがとうの精神が生きてたからと思うよ。

歌津の象さん、書く機会を与えてくれて、ありがとう。

コレを思い出しました。
確かに、あいさつから会話がはじまりますからね。
表情を明るくする魔法の言葉、「ミッキー、ラッキー、ハッピー」。

口角を上げて笑顔を作る呪文てす。
東京と言うか
都会って以外にそうだよね
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。