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iPhone14シリーズの衛星緊急SOSサービスのイメージ動画



11月15日から北米で衛星通信緊急SOSサービスの提供が始まりましたが、そのイメージ動画が公開されています。

機種はiPhone14シリーズに限定されますが、今後リリースされる機種にも標準搭載されていくと思われます。


クリップボード01.jpg



年内にはヨーロッパでもサービスが開始されるようですが、日本を含む世界各国での提供開始日時は現時点では未定です。

北米では米Globalstarとの提携で実現している衛星通信緊急SOSサービスですが、日本もそのカバレッジエリアに含まれるので技術的な問題は無さそうです。

https://www.globalstar.co.jp/

https://www.globalstar.co.jp/service/coverage.html

WorldWideというにはちょっとカバレッジエリアが狭いかな😰

まぁ、当面は無料という事なので仕方ないですが、「緊急SOSサービス限定」となると、一般的には殆ど使う機会が無いような気がします。

それと例の知床遊覧船事故じゃないですが、緊急SOSサービスの通信インフラだけ整っても、連絡が入ってから海上保安庁のヘリが現地へ飛ぶのに数時間以上も掛かるような現状の軟弱な救助体制では実際の運用は難しいかもしれませんね🙄





自分の使っている、GERMIN inReach Mini2は緊急SOSサービスはもちろんの事、プライベートな用途でも双方向メッセージのやりとりが出来るので非常に便利ですし、カバレッジエリアもイリジウム衛星の仕様上、全世界(南極や北極、チョモランマ頂上などを含む)で使えるので安心です。
https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/inreach-mini-2-red/

まぁ、気になる点としては......

端末価格はiPhoneの1/2~1/4(iPhoneの機種に依る)と比較的お安いですが、スマホとは別に携行する必要が有る事と別途通信のサブスク契約($11.95/月~)が必要になる事でしょうか🤔

月々の通信料金に関しては受益者負担の観点から、より良いサービスの提供の為には仕方ない事ですが(まぁ、安いに越したことはないですが😅)、スマホと別にもう一台衛星端末を持ち歩くのは重量の問題だけでなく充電の手間を考えても止めたいですね😰

まぁ、iPhoneも数年?のうちには、SOS用途に限定されない、正式な衛星通信サービスが始まると思いますが、それまではiPhone/inReach Mini2二台体制でいくより仕方ないと思っています😓




5 件のコメント
1 - 5 / 5
北米に日本からiPhone14を持ってゆくとこの機能のエリアになって使えると理解してよいのでしょうか

>> ⊂(•ꎴ•)⊃アフリカミドリザル さん

https://www.apple.com/jp/iphone/cellular/

iPhoneの場合、仕向地に依って、大きく分けると3種類あります。

iPhone14Proの場合、対応周波数帯だけで比較するとアメリカ/プエルトリコ向けのモデルA2650よりも、カナダや日本向けのモデルA2889の方がバンド数が多かったりします。

また既にカナダでも同じモデルA2889でのサービスは始まっているので、ハードウェア的には問題ない様に思います。


https://uchubiz.com/article/new10016/

手元にiPhone14Proは無いので検証できませんが......

> iPhoneの設定メニューを開くと「緊急SOS」という項目が存在する。
> その下の方にスクロールしていくと「衛星経由の緊急SOS」というメニューが出てくる。
> そこには「デモを試す」というボタンがあり、タッチすると衛星通信接続がオンになる。


このメニューが日本国内にいても常時出ているのかどうか、気になるところです🤔

80gさん、一度実機で確認して貰えると有り難いです(笑)
https://uchubiz.com/article/new6950/

> iPhone 14と衛星間の通信には「B53」と「n53」という周波数帯を用いている。
> 同周波数帯は米国で売られるiPhone 14だけでなく、日本で売られるiPhone 14も対応している。
> つまり、日本で購入したiPhone 14を持ってアメリカやカナダを訪問し、山を登って万が一遭難した際、圏外であっても衛星経由で現地の救助を求めることができるという。

と書かれていますね🤔
> それと例の知床遊覧船事故じゃないですが、緊急SOSサービスの通信インフラだけ
> 整っても、連絡が入ってから海上保安庁のヘリが現地へ飛ぶのに数時間以上も掛かる
> ような現状の軟弱な救助体制では実際の運用は難しいかもしれませんね🙄

天候条件が悪いなど、最悪「救助に向かう側の人命が危険に晒されることも許容」するためにめちゃくちゃ金積んで契約してるなら、そういうお考えも許容されると思います。

行政の救援システムは緊急度以外にも前述の天候など含め、総合的判断で運用されているので状況によっては致し方ない場面もありますよ。

※極端な書き方をすると「自分自身を助けるために
 他人の命を失わせても構わない。そのために金払ってるんだから」
 みたいなお話になりかねない。
 個人的には「それだけ自分の身の安全を考えるなら、初めから
 専任の救援事業者と個人契約しておく」とかすれば、
 ある程度条件は満たせます。

この手のお話は BREITLINGの「EMERGENCY」のように「保有する側の資格を問われる可能性も出てくる」ので、対応してるから云々だけで終わるお話とも思えないのが個人的感想です。

●ブライトリング社腕時計「エマージェンシー」購入者の資格要件
https://www.breitling.co.jp/emergency/qualifications/index.php

追伸:
救援信号の関係だと前述 BREITLING EMERGENCYの国際航空遭難信号や、
インマルサット船舶地球局を利用するものもあります。
どちらも個人がそう簡単に購入出来るものではないといえますが。

>> ばななめろん さん

> 行政の救援システムは緊急度以外にも前述の天候など含め、総合的判断で運用されているので状況によっては致し方ない場面もありますよ。

そこらは当然ですね🤔


知床遊覧船の案件を出したのは、緊急通報が乗客のドコモ回線から入ってからの初動が遅すぎると言っているだけで、救助者の安全を無視して救助に行けとは一言も書いてないですよ


Germinにも「Garmin inReach SOS」というシステムがあり、救援要求が有りしだい、SOSメッセージへの対応、場所の確認、緊急サービスやその他のスタッフとの連絡まではしてくれますが、実際に救助に向かうのは現地の人員なので、日本国内の場合あまり期待出来ないかも知れませんね😓

https://www.garmin.com/en-CA/blog/category/saved-by-garmin/

https://www.garmin.co.jp/minisite/inreach/personal/
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