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東日本大震災で被災した町の人々の今のレポート(興味のある方は読んでください)

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東日本大震災から11年、復興の様子を感じていただくために復興住宅の話題をお届けします。

伊里前←「いさとまえ」と言います。

「いりまえ」と読む方が多いです。地名って難しいですよね。

伊里前はなぞの会(町営伊里前復興住宅)

コロナ福に負けず、入居者どうしの交流・助け合い活動を続けている町民団体の活動を紹介します。

伊里前復興住宅で活動されている「伊里前はなぞの会」会長さんにお話を伺いました。

<会のはじまり>

伊里前はなぞの会は、2020年4月に発足しました。

コロナでみんなうちに籠ってしまっている。それではよくないと思ったので、換気の良い外でできる花壇づくりの活動をしようと、みなさんに呼びかけて始まりました。

会員は、発足当初は15人、今は13人です。男性3名、女性10名です。

平均年齢は78歳で、園芸が好きな人が集まっています。

役職は、会長と会計を置いています。

集会所前の広場はもともと芝でしたが、赤士で砂利も混ざっていました。

その一角を囲芸用にしようと、まずは石いをしました。

予算も何もないから最初は手出し。

知り合いに花の苗を育てている人がいるから戸倉にもらいに行ってくるとか、レンガも買うと高いからセメントのテストピースをもらうのに軽の乗用車で何往復もしたりとか、2年がかりでここまで作りました。

去年からは赤い羽根の助成金をもらって、運営しています。

<普段の活動>

定例会は、特に設けていません。

この園庭で誰かが草取りしているのを見ると、自然にみんな集まってくるんで、呼びかけなくても集まるんです。

季節に応じていろんな花が咲きます。

春は芝桜、夏は向日葵、秋は彼岸花、冬は…・・冬に咲く花がないんですよね。

端っこにはネギとかカボチャも植えています。

誰が植えたんだか。種まきも、苗植えも自主的なので、知らない間に増えています。

今は30種類くらいの草花が植えてあるかなあ。

大変なのは、やっぱり草取りですね。

草を取らないと、こういう風にきれいにならないし、咲いた後は、肥料を混ぜ込んだりして手入れしています。

犬猫の糞尿禁止の看板も立てています。

伊里前の犬猫は頭がいいから、字が読めるんだね(笑)。

<これからの活動について>

芝桜をもっと株分けして、集会所の庭の法面に広げたいなあと思っています。

ただ、会の中に若い人がいないので、この庭をこれからどうやって維持していけるのかなという問題は、ありますね。

他の場所で、手作りで庭作りをしているところがあれば、モアイバスに乗ってみんなで見に行ってみたいです。

<南三陸潮風だより>


2 件のコメント
1 - 2 / 2
伊里前は謎の会?
なんじゃそりゃ
( ・ω・)ノ──────=͟͟͞͞@))`Д゚)・∵

と思って読んでいたら、
どうやら「花園会」のようです(笑)
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