【馬好王国】★★私の思い出のダービー（今週は競馬の祭典　日本ダービー）

今週は競馬の祭典、第84回日本ダービーです。
そこで私の思い出に残るダービーを…。
1990年　アイネスフウジン（父シーホーク）がダービーレコードで逃げ切った第57回ダービーです。
このレースは様々なエピソードが残っているダービーです。
当日の入場者数が19万人の未だ破られてない世界レコードの入場者数。
当時はネット投票なぞ勿論無く、電話投票もごく限られた人のみ加入出来たものだったので、当日私は東京競馬場の、あの19万人の1人でした！(^^)
なので、馬券買うだけでも1時間以上。
凄い混雑ぶりで大変でした！(^_-)
パドックなぞ見られない！
当時のG1はパドック見るか、馬場のレース見るかの選択だった。
パドック見てからスタンド来ても、入る余地なし！
競馬場でモニター観戦…(^_^;)
競馬ブームの始まりだったから…。(^^)
今となっては入場制限してるので、今後この入場者レコードは破られる事は無いでしょう。

当日の人気は　
1人気　メジロライアン（横山典弘）
2人気　ハクタイセイ（前走の皐月賞勝った芦毛のハイセイコー産駒）武豊
3人気が　アイネスフウジン　中野栄治　でした。
当時は、上り調子の【若手VSおじさん】という語られ方でした。

前走皐月賞は1人気のアイネスフウジン内枠でしたが隣のホワイトストーンにスタート直後ぶつけられ、自分のペースで逃げられず、クビ差ハクタイセイ（この時は1回限りの代打で南井騎手）に差され2着
ダービーは人気を落としていました。
のちに中野騎手は【ダービーでは、借金してでも1人気にしてやりたかった】と言っています。
結果ダービーではハイペースのラップで東京2400mを1度も他馬に先頭を譲らず、好位追走のハクタイセイを直線振り切り（ハイセイコーの血か？5着）
メジロライアン（2着）の追い込みを退け、ダービーレコードで逃げ切りました。
そして、あの【ナカノコール】
今ではお約束？の○○コールになっているが、
あのダービー以前に切った張ったの競馬場でコールなぞ、ただの1度も無かった。
今思えば、日本の競馬がギャンブル一色から確かに変わった瞬間でした。
中野騎手はこの時まで目立った活躍も無く、一時は体重も増え乗り馬も無くなり、本人もやる気が無かった様です。
そんな背景をファンも知り、当時バリバリの若手、
武豊や横典に一矢報いた、おじさん騎手に自然発生的に起こった【ナカノコール】感動でした。(ToT)
やはり日本人気質か、浪花節？それとも判官贔屓？
日本人って、人情に弱いですね～(^_-)
当時解説の野平祐二さんも、
《本当に中野君が勝ってよかった！》と言っていました。(ToT)
私の馬券はメジロライアンの単勝とアイネスフウジンとの枠連。（当時馬連は無かった）
有馬記念の大川慶次郎より前に私が【ライアン！】と直線叫んでおりました！(^^)
因みに、そのオグリキャップ感動のラストラン
【ライアン！大川慶次郎】とオグリコールはこの年の暮の有馬記念です。(^^)
も一つ因みに、この年の菊花賞はメジロマックイーンで（メジロはメジロでも、マックイーンの方だ！の
杉本清の名実況。この時の騎手は内田浩一）ライアンはクラシック無冠、アイネスフウジンは脚部不安でダービー後引退でした。

長々と熱くなってしまいましたが、今年はどんなダービー馬が誕生するのか？
サラブレッドにとって、生涯1度のダービーです。
普段競馬をしない方も、週末ダービースレに参加お待ちしております。(^^)

最後に、皆さんの想い出のダービーありますか…？
(^_^)