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帰ってきたマイネオ読書サークル!(2022年7月)

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帰ってきました!kajiの「読書サークル」
「読書サークル」とは・・・集まったメンバーで今月読んだ本を紹介し合う会です。
4年ほど前にマイネ王掲示板で定期的に行っていましたが、私が育児で忙しくなったため、長期のお休みをしていました。
最近は、本を読む余裕もできたので再開したいと思います!

参加者を募集します!
特に難しい事はありません。「こんな本読みました」「本のタイトル、作者」「おおまかなストーリー説明」とかしてもらえれば。
「詳細なネタバレ厳禁」です。遵守願います。

それでは早速私から2冊。時事ネタ、ウクライナ情勢の影響が大きいです。

「小隊」ー砂川文次著。
ロシア軍が北海道に侵攻!
陸上自衛隊との地上戦が始まるのだが・・

文章はリアルだけど無茶苦茶な設定だと思ってました・・・2月24日までは。
今、読むと手が震えます・・・
著者は1月「ブラックボックス」で芥川賞を受賞。
元自衛官で戦闘ヘリパイロット。


「1984年」ージョージ・オーウェル著。
第三次世界大戦後、3つの陣営に分かれた世界。
本作の舞台オセアニアは、戦争中であらゆる市民生活が統制されている。
物資は欠乏し、監視、盗聴、密告が絶えない社会で・・・
今のロシアやん。
民主主義陣営、独裁政治陣営、中立陣営に分かれた現在の世界にもそっくり。
ソ連では発禁本でした。
ウクライナ侵攻後ロシアの街頭でこの本を売っていた男性は逮捕されました・・・・
70年以上前の本とは思えません。

こんな感じでお願いします。
あなたの一冊を紹介してみませんか?写真なくてもOKです。
投稿お待ちしています。


6 件のコメント
1 - 6 / 6

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「読書サークル」なんて粋なものをやってたんですね。
それでは、まずはコレ。

「死神と天使の円舞曲」:知念実希人
これシリーズ化されて第3弾となりますね。
主人公は絵に描かれているゴールデンレトリバーのレオと黒猫のクロが活躍します。
彼らは死神と呼ばれていますが、人間が思っている死神というイメージとは違います。
心優しき死神である彼らは物語のラスト、クライマックスを迎える時には読んでいる者に感動を与えてくれます。
こういう感動ものの本が私は大好きです。
ちなみに、シリーズ第一弾は「優しい死神の飼い方」で、ゴールデンレトリバーのレオが活躍するストーリー。
シリーズ第二弾は「黒猫の小夜曲」で、黒猫のクロが活躍するストーリー。
犬派も猫派もどちらもお勧めです。
kaji
kajiさん・投稿者
マスター

>> sun3 さん

犬と猫の死神ですか・・・面白そう。

私は時事ネタ、最近ではロシア、ウクライナ関連の本を思い出してばかり。

「カラシニコフ」ー松本仁一著
ロシア兵、ウクライナ兵、双方が手に持つ自動小銃AKを知っていますか?(バナナ型弾倉が特徴)
世界中で使われる「小さな大量破壊兵器」
その銃の開発者ミハイル・カラシニコフは最近まで存命で、小さなアパートに孫と二人で質素に暮らしていた・・・
(クリミア併合の前年2013年に死去)
彼が生きていたら「ロシア・ウクライナ戦争」を見て何を思うのでしょうか・・・・

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平安時代の人も鎌倉時代の人も、同じように悩み苦悩しながら、人生を考えていることに感動します。

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お久しぶりです。
紹介しようと思った本のタイトルを忘れて、思い出すのに時間がかかりました。

『目で見ることばで話をさせて』
アン・クレア・レゾット/作
横山和江/訳  岩波書店

誰もが手話で話していたというマーサズ・ヴィンヤード島をモデルにした物語です。

11歳の主人公メアリーは、島のだれとでも手話で話し、いきいきと暮らしています。聞こえる兄が馬車の事故で亡くなったのは自分のせいだと頭から離れず、憔悴する母からも冷たくされていると心を痛めていました。ある日島になぜ聴覚障害者が多いのか調査をしにやってきた科学者にメアリーは誘拐され、手話や筆談を禁止され研究対象として隔離されてしまいます。誰ともコミュニケーションを取れない辛さ、差別的な描写に心が痛みますが、手話が言語であることの理解が進みます。

日本にも同じような地域があったことをこの本の解説で知りました。

マーサズ・ヴィンヤード島って映画などのロケでもよく使われた場所なんですね。

へぇ〜ってなる本でした。
kaji
kajiさん・投稿者
マスター
参加者の皆様コメントありがとうございます。

そう言えば先週、第167回「芥川賞・直木賞」の受賞作が決定!
芥川賞には、高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』、
直木賞には、窪美澄『夜に星を放つ』が受賞となりました。

また候補作も書いておきます。なんらかの参考に。

第167回 芥川賞候補作
『家庭用安心坑夫』/小砂川チト
『ギフテッド』/鈴木涼美
『N / A』/年森瑛
『あくてえ』/山下紘加


第167回 直木賞候補作
『絞め殺しの樹』/河崎秋子
『爆弾』/呉勝浩
『女人入眼』/永井紗耶子
『スタッフロール』/深緑野分

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昔、読んだ記憶があり、また読みたくなって中古本をAmazonで購入。

少し切ない座敷わらしのお話しです。

前出の『小隊』読んでみたいなと
思いました。
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