【乗換要検討】楽天でんき、6月より大幅値上げ
ロシアによるウクライナ侵攻等の影響により、楽天でんきが6月より大幅に値上げになる様です。
・【Rakuten Energy】【重要】「楽天でんき」料金改定のお知らせ
https://energy.rakuten.co.jp/info/20220330.html
値上げ幅は地域により4.3%~14.0%と幅があるのですが、大手地域電力会社の従量電灯よりも殆どの場合、高くなる様です。
・【新電力比較サイト】楽天でんきの「料金改定」を解説
https://power-hikaku.info/kuchikomi/rakuten/neage.php
また、同時に燃料費調整単価が基準燃料価格の1.5倍までという制限も撤廃される為、北陸、関西、中国、四国、沖縄といった既に上限に達している地域では燃料費調整単価も各地域の既存電力会社よりも高くなります。
上記画像は4月分の燃料費調整単価の為、上限価格が撤廃される6月分以降は、今の情勢を考えるとさらに高くなる可能性が高いです。
実際どの程度高くなるのか関西電力エリアで試算してみました。
現在価格が発表されている5月分の燃料費調整単価と2022年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金(3.45円/kWh)を含めて算出しています。
・【関西電力】燃料費調整単価のお知らせ(2022年5月分)
https://kepco.jp/ryokin/seido/2022/202205/
・【経済産業省】再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における
2022年度以降の買取価格・賦課金単価等を決定します
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220325006/20220325006.html
燃料費調整単価については、関西電力 従量電灯Aが上限価格ありで最初の15kWhまで+33.66円、15kWhをこえる1kWhにつき+2.24円、値上げ前の楽天でんき プランSとENEOSでんき 関西Aプランが上限価格ありで+2.24円/kWh、値上げ後の楽天でんき プランSとeo電気 スタンダードプラン(ネットセット)が上限価格なしで+3.27円/kWhとなっています。
また、ENEOSでんき 関西Aプランに関しては「にねんとくとく割」適用時の1~2年目の割引額-0.2円/kWhを含めて算出しています。
更新月以外の解約時は、契約解除料1,100円が発生します。
・【ENEOSでんき】にねんとく2割(とくとく割)
https://www.eneos.co.jp/denki/benefit/longuse.html
見て頂くと分かるのですが、値上げ前の楽天でんき プランSは300kWhあたりから関西電力 従量電灯Aと比べて明確に安くなる料金でしたが、値上げ後は殆どのケースで従量電灯Aよりも高くなります。
楽天エナジーの発表によると「電力市場を取り巻く情勢が落ち着き次第、改めて料金の見直しを行う予定」とありますが、今の情勢が落ち着くのが何時になるかは分かりませんので、乗り換え検討した方が良いと思いました。
関西電力 従量電灯Aより高い料金で継続する意味は無いでしょう。(^^ゞ
ちなみにeo電気に関しては、ネットとセットの場合関西電力 従量電灯Aよりも安くなるのが売りでしたが、現在は燃料費調整単価の上限価格が無い関係で、上限価格のある従量電灯Aとの差額は小さくなり、使用量が少ない場合に至っては従量電灯Aより若干高くなる状況となっています。
6月以降、さらに燃料調整単価が上がると、使用量が多い場合でも若干高い状態になるかもしれません。
・eo電気 キャンペーン
https://eonet.jp/denki/cp/
年間合計最大1万円割引があるのでその分は得ですが、キャンペーン適用終了後は特に安くない印象ですね。(^^;
ただ、関電ガスとセットだと安いのでガスも含めてまとめるなら検討する価値はあるかなといった感じです。
・関電ガス eo割
https://eonet.jp/service/gas/
なお、今月から私が契約しているENEOSでんき 関西Aプランに関しては、現時点で価格改定はなく、燃料費調整単価も従量電灯Aと同じく上限価格ありなので従量電灯Aに比べてどの使用量でも安くなる形になっています。
参考までに。(^^)
楽天に限らず、燃料調達or発電所を持っていない新電力は当然のごとく値上げでしょうね。というか、実績から言って「ちゃんと発電してます」って実力があるのはENEOSと出光興産と東京ガスくらいかな、当然この3社は電力売り上げ規模もそれなりにあります。
この下に位置する有象無象の新電力はほぼすべての電力を卸電力取引所から買って売っているに過ぎず、自前で発電しているわけではない(あれ、これってMVNOに似てますよねー)。ですからこのように「逆ザヤ」となれば値上げ、若しくは破綻します。だから廃業するところも多いし、淘汰もされるでしょう。
>> よっちおじさん さん
>電気の自由化は失敗政策私はそうは思いません。
実力ある会社はちゃんと発電して販売しているわけで。実力ない会社が無理してキャンペーン打って契約伸ばしたツケが来ているだけ。実力ない会社が淘汰されているだけ。競争原理が起きた結果です。
9電力体制(10電力体制)のままなら競争も起きませんが、同様の事例で電電公社解体→新電電参入は失敗でしたか?NTT一社体制のままならSBもMVNOもmineoも無かったわけですが。
>> よっちおじさん さん
新規電力会社には災害時におけるバックアップ機能が一切ないのが問題なのでは?>> よっちおじさん さん
ドイツは自由化から5年ほどでドイツ全体の発電出力の85%を4つの会社が占めるようなりました。自由化当初は千を超える企業があったのです。それを失敗と揶揄するなら失敗かもしれないが、単に「淘汰」が進んだだけです。この辺は日本も同じ道を進むと考えます、おそらくは燃料を握っているENEOSと出光とガス会社に淘汰されます。だから私はそれらの会社以外は「有象無象」と称したに過ぎない。だって燃料も発電所も持っていないのですから。
で、最初は電力価格が下がり、寡占化の後に上がる現象はおそらく電話と同様です。だから菅さんが「ケータイ下げろ」と言ったわけですが、電力もおそらく同じ道を歩みます。でも一社独占よりは多様なプランもあり、必ずしも高いだけというわけではなく安いプランもあるわけで、選択の自由がこちらにはあります。○○電力しか選べません、というわけではないので。
そもそもドイツは脱原発によって発電所が自国内に無いに等しい状況なのと、LNGに関してはロシア頼みだったということもあって電力の価格が急騰しているので、自由化が失敗したから電気代が上がっているわけではありません。
では1mも自前の電話線が無く、一機も自前の基地局が無いMVNOが多数ある現状の電話市場も失敗ですね?
>> よっちおじさん さん
>新規電力会社には災害時におけるバックアップ機能が一切ないあのー、送配電は電力ネットワークがやっているので。その認識正しくないですよ?
長期停電してから 既存の電力会社に乗り換えても長期休業は否みません。 それで 北陸電力に法人乗り換えが殺到しているのです。
>> よっちおじさん さん
(倒産や廃業は別ですが)5%をうたえなくなっていますね…
セット追加割引期間(4ヶ月or12ヶ月)が終わったら
従量電灯Aに戻った方が幸せな方も出てくるのかも…
確かに北海道電力エリアは料金高めですね。(^^;
ちなみにauでんきに関しては、現在、多くのエリアで地域電力会社が供給しています。
・【auでんき】契約約款・説明事項(重要)・利用規約
https://www.au.com/electricity/application/contract/
例えば、関西エリアの場合は関西電力が供給元となっています。
>電人さん
仰る通りそういった流れになりそうです。
法人に強いホープエナジーが破産し、個人契約の多かったエルピオでんきが4/30で事業停止となったりしていますが他にもそういった所が出てくるでしょうね。
>よっちおじさんさん
自社で本格的な発電設備を持たず、電力市場(JEPX)からの調達を中心にしている所が多すぎる印象はありますね。
参入に際して一定の発電設備を持っていたり計画があるといった参入に一定の条件があったほうが良かったのかもしれません。
北陸については北陸電力が高圧の新規申込受付を停止している他、他の新電力も新規受付を停止していたりするのでどことも契約出来ない場合は最終保障約款に基づく地域電力会社の20%増し料金での供給となる様です。
・【福井新聞】北陸電力に法人契約切り替え殺到し受付停止
燃料の高騰、ウクライナ危機…電力業界に異常事態
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1515876
・【北陸電力送配電】最終保障約款
https://www.rikuden.co.jp/nw_soden/yakkan.html
>> クリームメロンソーダ さん
eo電気は、燃料費調整単価の上限価格設定が無いので、今の様に上限を超えて値上がりしている時には、上限価格設定のある関西電力 従量電灯Aとの差が縮まり、さらに値上がりになると逆転したりするのですよね。(^^;また、関西電力であってもなっトクでんきやeおとくプランといった自由料金のプランだとeo電気と同じだったりします。
今の様な局面だと従量電灯Aの様な規制料金のプランに変更するか、ENEOSでんきの様な従量電灯Aと同じ燃料費調整単価を採用している所に加入した方が良いと思いました。
安全、安心、環境、公共性、効率性、経済性、継続性、長期計画を、オープンに賢く運営する優良団体が生き残るでしょうかね。
通信は、少し不安定要素は残りますが、2023年頃迄にほぼ淘汰が終わり、賢く選択する状況でしょうか。
エネルギは、今淘汰されている段階で、2025年頃にほぼ淘汰が終わって、選びやすくなる状況がくるでしょうか。
(2022年:申込停止、供給停止、価格大幅変動等、不安定)
■通信料金は、
基本料:無(povo2) │ 有(容量別)
割引等:無 │ 有(キャンペーン)
従量料:無 │ 有(比例 / 段階式)
他料金:各種オプション (任意)
(毎月、毎年の変動=無〜中)
■エネルギ料金は、
基本料:無(0円など) │有(容量別)
割引等:無 │有(キャンペーン / point)
従量料:- │有(比例 / 段階式)
他料金:各種調整費 (上限=あり / 無し)
(毎月、毎年の変動=小〜大)
使用量の毎月変動に加え、各種調整費は単価も月/年単位で変動する為、少し分かりにくくしている気がする。主な原因は原料価格変動。
仕入れ価格は、変動する。
顧客販売価格の変動量は、
食品:販売店が変動吸収し比較的安定。
多品種調達/販売でバランス配分。
エネルギ:調整費に上限を設けている電力/ガス会社はある程度安定。上限無しの新電力等はどこまで上がるか不安。仕入品種、販売品種が一つだと、仕入価格の販売価格への影響が大。
対処法は、適量を効率良く生成/調達/販売/使用でしょうか。
・原理:高効率設備/光/風/波/熱/重力/(U235)/他
・原料独自調達:原油元売/電力/ガス会社等
・販売品種多様化:ENEOS/docomo等
・効率的使用:エアコン、冷蔵庫は新品の消費電力量を見て、年間200kWh(≒¥6000) 以上減りそうなら交換。電灯はLEDを使用。暫く使わない物はコンセント抜いて待機電力無くす。他
・その他手法:ヘッジ/保険活用等?、他🤔