ついにこの時が・・・。BIS (BlackBerry Internet Service)提供終了。

タイトル通りですが、本日2017年3月31日を持ってNTTドコモから提供されていたBISが終了します。
BISって何ぞや？と言う方の為に簡潔に説明させて頂くと、BlackBerryスマートフォン（Boldシリーズ）はBlackBerry社のサーバーを経由してインターネットに接続する事により、高セキュリティ、複数メールを一つの端末で受信、データ通信の独自圧縮による快適な通信等を可能にしたサービスです。Android、iOSの普及により今では当たり前になりましたが、当時としては画期的（主観）だった様に記憶しております。

調べて見た所、NTTドコモでの提供開始が2008年との事なので、10年経たずしてサービス終了と個人的にはもう少し頑張って欲しかった気もします。

終了に伴い、利用不可となるサービスは「標準メールアプリ」、「BBM」と完全にBlackBerryの得意分野である文字入力を潰しにかかっています（笑）。他の標準アプリも3G回線で利用不可になる場合があり、まともに利用できるのは電話とSMS位です。サービスが終了する対象機種を利用しているユーザーはドコモからDM（とBBユーザーを舐め(ry o(`ε´)=punch!=〇))XoX)素敵な最大5400円割引券）が届いている筈なので、さすがに明日も変わらず利用しようとする方はいないと思いますが・・・。

問題となるのは今後の端末で、独自路線のBlackBerryに慣れてしまうと、今現在主流のAndroid、iOS端末では替えが効かない問題に直面する事と思われます。そんな訳でBIS難民の参考になるか分かりませんが、私の備忘録（何の？）を兼ねていくつかの案を紹介したいと思います。

①BISが終了するBlackBerry Bold（写真で一番右の機種）のサービスブックを書き換えてドコモ（mvno含む）の3G回線で運用。
下記のリンク先が参考になります。私はbold 9900でalt押しながらSBEB入力で一発で書き換えられたクチです^^
http://siroutosmart.blogspot.jp/2011/05/blackberry-bold-9000-talkingsim-u300g.html
http://blog.livedoor.jp/ina128/archives/52103134.html
https://araikun01.wordpress.com/2014/02/11/biglobelte・3g-simをblackberry9900に入れてみる/
注：現在、サービスブックのリンクが切れており、入手する手段が見当たりません。※生きてるリンクはファイルサイズが異様に大きく非常に怪しいです。本来は2KB程度のファイルです。

②インターネットの接続にBISを必用としないBBOS10を搭載する端末に乗り換える。
boldの形状に拘るのであればclassic（写真で右から二番目の機種）
形状よりもスペック重視な場合はpassport（写真で左から二番目の機種）
一応、Androidアプリに互換性がありますが、classicはスペック的に厳しいです。passportはそれなりに動きますが、どちらも決してノントラブルとは行きませんので、自己責任でお願いします。

③同じくBISを必用としないAndroidを搭載するQWERTY端末に乗り換える。
この場合、上記のBBOS10と違いOSがAndroidなので、アプリに困る事は皆無です。
現在、BlackBerryで購入可能なのはpriv（写真で一番左の機種）のみですね。正規品が8万円台、並行輸入品が5万円前後と非常に高価ですが、セキュリティがウリなだけあって、システムアップデートをこまめに行ってくれるので、Androidの中でも安心出来る機種です。
4月～5月頃に購入可能になるらしいKEYoneも日本円で換算すると6万円程度は掛かりそうなので、レビューを含めて様子見ですね。

私は取り敢えず全部試して②に落ち着きました^^
①はさすがにスペック的にメインは厳しい。
③はOS自体が独自でないため、BlackBerryと言えどカスタムに限界を感じた。
②はやっぱり独自OSの後継だけあって、BBユーザーが欲しい機能は大体揃っていて、キーボードとタッチパネルが見事に融合している（主観）のは使っていて非常に心地よい・・・なんてね、他のBBブロガーさん同様、長々とBlackBerryへの思いを書き込んでしまいました^^

本日をもってNTTドコモのBlackBerryは使い物にならなくなりますが、BBOS10以降の新しいBlackBerryはまだまだ現役です。会社がハードウェアから撤退した以上、いつかは消えゆくものになってしまいますが、消滅するその時まで大事に利用していきたいと思います。