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「災害支援タンク」の価値

私は騙されていました。
「災害支援」という言葉に。

16日に久しぶりに大きな地震が発生しました。
その後、マイネ王では「災害支援タンク」について騒がれ、中には有志で支援タンクを開設されて、やったる感を出されていた方もいらっしゃったようです。
ご苦労様です。

でもそのおかげで、「災害支援タンク」について考えさせていただく機会をいただけました。
これ、本当に「災害支援」なのか?とひっかかっていました。

16日のような地震、大きな災害があると、「災害支援タンク」が運用されます。

パケットがなくなると通常は有料になる。被災した人はかわいそう。困っているだろう。
そうだ。無償で提供、支援しよう。
いいことするなあ。やっぱりmineoは凄いなあ。
皆さんもそう思ったことでしょう。
でも、よく考えたら、そうでもないような気がしてきたのです。

そもそも、これ本当に支援なのだろうか。

「災害支援」ってどういうときに使われるんだろうと考えてみました。

例えば、
災害が起き、家が被災し倒壊した。家の食料が尽きた。失った。スーパーに行っても食料が買えない。
道路も寸断されスーパーへの食糧輸送も滞り、商品が並べられない。買う場所もなくなった。
だから、食品メーカーやスーパー、コンビニ会社は、食料を無償で提供する。
被災者側は無償配布される食事をいただくことになる。

こんな感じだろうか。

自衛隊が臨時で共用のお風呂を作ってくれた。
家が被災して風呂に入れないし、当然すぐに風呂ガマを立て直せない、なかなか風呂に入れない、だからお言葉に甘えて自衛隊のお風呂に入らせてもらおう。
自衛隊も、そういう人、家族のためにお風呂を設営して無償提供しよう。

災害で水道が断水した。生きるために水が必要だ。
だから飲料水を無償配布しよう。

コレが「災害支援」です。


さて、ここで「災害支援タンク」の話に戻ります。
これは、被災者に無償でパケットを使ってもらおうと配布するものです。
でも、なぜ?って思いませんか?

被災してかわいそうだからでしょうか?

災害時は色んな情報を手に入れたいかもしれないからパケットが必要になる。
確かに間違ってはいません。
かわいそうだ。だから支援しよう。なのでしょうか?
でも実際、そこまで必要なんですかね?

その前にですね。支援するのは「パケット」なんですよね?
でも、パケット自体被害に遭っているのでしょうか。

自分は使っていないのに、地震が起きたら自分の持っていたパケットがなくなった。
残容量がゼロになったと言うなら分かります。
それなら支援しよう。という気になります。
でも、よく考えてください。
災害に遭っても、そもそもパケットはなくならないんですよね。


支援の意味違いませんか?
地震が起きた。通信が途絶えた。スマホが使えなくなった。それは有り得ます。
だから、通信手段を支援しようとか、スマホを無償提供しよう。なら理解できるのです。
でも、パケット、データ容量は、災害が起きてもなくならないのです。
そのパケットを支援するのですか?

さらに言えば、パケットは、通信手段が確保されて二の次ですよね。
通信障害発生してたら、パケットなどいくらあっても使えないものです。
そんなパケットを支援するのでしょうか?

百歩譲り、何のために支援するのでしょう?

通信障害発生していなかったら復旧したら使えますけど、そこまでパケット使います?情報入手のために?

支援したパケットには、娯楽で見る分のパケットも含まれているのだろうか?
きちんとした規制がないので、情報入手のためでなく、もちろん娯楽で利用することは可能ですし、問題ではありません。
でも、それって災害支援タンクから利用するものですか?

そこは災害でパケットがなくなるわけではないのだから、
自分が普段契約している残っているパケットからやりくりするものでしょう。
そしたら、災害支援タンクを募るほどのパケットなどいらないのではないでしょうか。
と思うのです。

究極を言いましょう。
本当に「災害支援タンク」災害時にパケットは必要なのだろうか。
百歩譲って必要だったとしましょう。
でも、その時求められるのは、パケットの入った「タンク」ではありません。
求められるのはWi-Fi環境です。
Wi-Fi環境さえあれば、むしろタンクなど不要なのです。なんの役にも立ちません。

そう考えたら、本当に「災害支援タンク」って必要なのでしょうか?

名前に「災害支援」ってあるから、支援する気分、支援した気分にさせてるだけに思えるのです。
支援してもらった方も、本当にパケットがなくなり、このパケットがないと生きていけない、情報集められないと思って利用してるのだろうか。。。

甚だ疑問に思う。


19 件のコメント
1 - 19 / 19
仮ににパケットが足りていても、「気持ち」を貰うだけで大きな意味がありますよ。
例えば、応援して貰えてるとわかっただけで救われたり、アウェイでブーイング受けただけで力が出なくなったり、という経験は皆さんあると思います。
泣いてばかりいる子供のために動画を見せると言うケースはあるかも知れません。

それに何もしないと、災害時にはmineoは何もしないと、アンチの格好のネタにされてしまいそうです。
迅速に被災地に出向いてWi-Fi環境を提供することが困難だから通信手段を失わないよう災害支援タンクを開放する。
出来る限りのことをしようとしているmineoの取り組みを真っ向否定するのは乱暴なんじゃないのかな。
なにかしているというのはありますよね。
自分で必要なければ、もらわない人もいると思います、だから「配布」ではなく「支援」だと。

パケット放題plusを解放してあげるというのもアリかもしれませんが、契約している人にはなんの支援もないことになりますし…
災害支援タンクは、mineoからの被災見舞い、陣中見舞いみたいなものかと思います。

通信障害が起きているかどうか、スマホ使えるのかは、その時々で様々ですね。

被災すると、現状で利用できるサービスがないか、普段通りか、自分の置かれた状況をネットで調べたりすることもあります。
私はありがたく何度か使用させてもらってます。
そう思う方も少なからずいるでしょう。
 けれど被災したなら、どのような考えを持った方であっても使って貰って構わないと言う気持ちで私はタンクに入れました。
僕はそうは思いません。

KITT3000さんは災害が発生してmineoのパケットが尽きたりしても災害支援タンク使わないでくださいね
通信を通して色々な情報を早く得る為にパケットは必要不可欠なものだと思います。災害支援タンクの価値、私は充分にあると思いますよ。
「求められるのはWi-Fi環境」
「Wi-Fi環境さえあれば」
と書かれていますが、その「Wi-Fi環境」が何なのかが漠然というか抽象的で、これか!っと思えるものが見えてきませんでした。
スレ主さんが思い描いている、mineoがMVNOの立場からしてmineoの各ユーザーへの支援として送るべき「Wi-Fi環境」セットの具体的な中身を見せて頂けませんでしょうか?
mineoの「パケットの支援」には物理的な意味と精神的な意味両方があると思います。
実際に使わなかったとしても「残容量を気にしなくて良い安心感」を与えてくれることでも役に立っていると思います。

>これ、本当に「災害支援」なのか?
>コレが「災害支援」です。

ご存知ないのかもしれませんが「災害支援」と言ってもいろんな形があります。
なにも「物資」を提供する事だけが支援ではありません。
災害ボランティアに行かれたら分かると思いますよ。

>私は騙されていました。

「勘違いしていました」の方だと思いましたが、本人がそう思ったのなら仕方ないですね。
主観の問題なので。
KITT3000
KITT3000さん・投稿者
Gマスター
>ヤマ06さん

はい。災害発生しても、支援タンクは手を出さないです。
今の現状、百歩譲ってパケットが尽きたとしても、マイそくでもない限り、200Kbpsでの通信は可能です。
radikoは聞けますし、遅くてもネットは見れます。
色々な情報入手するのに、200Kbpsでもできますよね。
と考えれば、200Kbpsでも十分しのげますよね。
ましてや、マイそくの人なら、パケット尽きることなく使えますし。
その人も支援タンク必要なのですか?
昼の1時間我慢すれば情報収集できますよね。
さらに言えば、
たくさんパケット貰って、被災時に、避難時に、終日片時もスマホを離さずネットするんですかね?
災害時に支援貰って贅沢するんですか?
災害時に、支援タンク貰って、ネトフリとかアマプラ見ながら娯楽して過ごします?
自分の残ってるパケットでならまだしも、人からもらったパケットで?

それに書きましたけど、災害発生して、災害が原因で自分の残ってるパケットがなくなることないですよね?
消滅することもないのです。
マイピタの人は、残ってるパケットで普段通りの使い方なら1ヵ月過ごせますよね?
翌月になれば、また付与されるわけですし。
それでも、必死になって支援タンク集めて配布するほど必要とされてるのかってことです。
KITT3000
KITT3000さん・投稿者
Gマスター
>teloseaさん
Wi-Fi環境は、mineo外の話ですよ。
mineoが支援することではありません。
ただ、Wi-Fi環境があればWi-Fi環境さえあれば、mineoのパケットも不要になりますよね。
mineoは、各通信会社の回線を借りてるわけです。
その回線が途絶えたら、パケットがいくらあっても宝の持ち腐れなのです。
結果、回線をまず復旧して貰うしかありません。
そこはmineoが回線を支援して復旧できるわけではないのです。
mineoは復旧を待つしかありません。
でも、各通信会社が復旧すれば使えるようになるのです。
それと同じですよ。
どこかでWi-Fi環境が支援されれば、パケット不要でWi-Fi環境で利用すればいいのですから。

総務省が、避難所でのWi-Fi環境整備を目指してますよね。
避難所でWi-Fi環境が使えたら、それでもみなさんは、支援タンクのパケット使うんでしょうか?

最後に、
災害が発生し、支援する気持ちそのものに対して言っているわけではありません。

そこまでそもそも支援タンクが必要とされてるのか、疑問に思っただけです。

以前、災害発生現場で、避難所に送られる支援物資が山積みの現場を報道で見たことがあります。
その自治体の人がインタビューで答えていたこと、
支援物資を送って頂くのは有り難いことだけど、必要以上の物資や今は必要としていない物資が送られ、逆に困っている。
といったインタビューがありました。

災害支援タンクも、それに近いのではなかろうか。
つまり、貰う側よりも、支援した側、支援してあげたぞ感が強いだけに思え。
でも実際は。。。
「フリータンク」を「災害支援タンク」と呼んで、マイネ王事務局が定めたルールで開放している点は、違和感を感じています。
その支援は(オプテージの支援でなく)マイネ王ユーザの支援だよね、とか、フリータンクの目的外利用だよね、とか。

>> KITT3000 さん

>>mineoは、各通信会社の回線を借りてるわけです。
>>その回線が途絶えたら、パケットがいくらあっても宝の持ち腐れなのです。

WiFiだって、その先の回線が途絶えてたら、宝の持ち腐れでは?
携帯通信会社回線より、固定回線網のほうが災害で途絶える確率は高いです。

WiFiが整備できればって簡単に言うけど、WiFiが有効なら、携帯各社がそれぞれのWiFiを開放せずパケットフリーにしたりするのは何故でしょう?
・WiFiって20〜30mぐらいしかとばないけど、誰がどの範囲で設定するの?
・WiFi使える周知はだれがするの?
・自宅待機で避難していないような人は、どうやって知り、設定するの?

という具合に、穴だらけの机上の空論にしか私には感じられません。

>> KITT3000 さん

>>「200Kbpsでも十分しのげますよね。」

通信速度が遅い=サイトを表示するのに時間がかかる=画面を転倒させる時間が長くなる=スマホのバッテリーを無駄に消費する。
災害発生時、停電していたらスマホのバッテリーは貴重なものです。無駄にバッテリー消費して情報を得られなかったという可能性ありますよね。

>>マイそくの人なら、パケット尽きることなく使えますし。
その人も支援タンク必要なのですか?

3日間10GB制限あることお忘れではないですか?
運営からマイそくの方にも災害時安全にお使いいただけるように何か考えているという趣旨のコメントがあり、今はまだどうなるか分かりませんが、支援タンクで引き出したパケットで1.5Mbpsまたは3Mbpsおよび3日間10GB制限がなくなるなら必要と思う人もいるでしょう。


>>たくさんパケット貰って、被災時に、避難時に、終日片時もスマホを離さずネットするんですかね?
災害時に支援貰って贅沢するんですか?
災害時に、支援タンク貰って、ネトフリとかアマプラ見ながら娯楽して過ごします?
自分の残ってるパケットでならまだしも、人からもらったパケットで?

何でもらったパケットを娯楽にしか使わない前提なんですか。そんなに能天気な人ばっかりではないでしょう。

>>災害発生して、災害が原因で自分の残ってるパケットがなくなることないですよね?
消滅することもないのです。

確かに、直接の原因として災害が発生して無くなることはないでしょう。
でも災害発生したら安否確認とか情報収集しますよね。
それでなくなったのは「災害が原因」とは言わないんですか?

>>マイピタの人は、残ってるパケットで普段通りの使い方なら1ヵ月過ごせますよね?

災害が発生しても、普段通り過ごせとはだいぶ無茶なこと言いますね。

あなたね、震災に巻き込まれたことないでしょ。(僕もですけど)
だから楽観的なことばっかり言えるんですよ
例えば、私はインドア派なので光回線がメインでモバイル環境だけで、日々のネットは賄いきれません。
災害で、光回線が途切れると、モバイル回線に頼ることになるから支援していただければ助かりますね。

昔の災害支援の考え方では、とにかく場所と食事の提供ぐらいでしたけれども、近年は災害時であってもQOL(Quality of Life; 生活の質)を考えるようになってきました。
関西人にとっては、阪神淡路の震災の教訓でもあります。
余裕を持つための支援もとても重要なことなんですよ。
利用者からの声が無かった&2ヶ月間で連続断水&停電の被災経験した&被災地域にも出かけるのでφ(..) タンクは有ったら心強いです。

 今は懐かしい被災当時のマイネオの災害タンクですが、、、一回線の通常利用のユーザーには恩恵が少なかった印象。また、タンクコメントも荒れ、見てて胸糞悪かったです。笑

 被災時の私のパケット残量は、BIGLOBE6GB(繰越で10GB程)とmineo3GB(繰越6GB)契約。災害タンクが即日開放されても1GB以下でないと引き出せないので、残量6GBのmineoを優先的に利用。使い切った頃には2週間経過して【災害タンク期間終了】でした。笑 
 そんな事&マイネ王国民の有志だけでmineoからは出して無いじゃん!!と言うことになり、次の災害から被災地域にmineoから一律2GB配布になりましたね。一律配布は使い切らなくても貰えたので、本当に感謝です。

 当時の災害タンクの状況は、毎日の引き出し回数に制限無いため(引き出し限界はありました)に、同じ人が短時間で大量に(回線分最大まで)引出してる人が多発。それ見ちゃってからは、使い切るまで災害タンクは放置。 
 節約ONの速度も200kbpsのみの時代、グーグル案内✕。節約ONOFFの切り替えすら深夜帯でないとタイムアウトやエラーに認証外れ。その回避の為にわざわざ他社回線(高速モードのみ)に接続してから変更、かなりストレスでした。それからはずっと節約OFF運用。

 被災地域に入ると、日中は支援の人も地域外から入ってくる為に、200kbpsでは回線が重い&ナビやLINE連絡を確実に受信できるように節約OFFがよかですよ

ご質問の個人的な回答ですが。
Qそもそも、これ本当に支援なのだろうか。
A ありがたいと思ったので支援かと♪
 停電とか断水とか家の修繕費とか、食料も✕とお金が飛んでく。被災地支援も、かけ放題では無かったので電話代も、、、 通信パケットだけでも気軽に使える様になるので心強い。

Q  普段契約している残っているパケットからやりくりするものでしょう。
A  仕事に行けない、周りがヤバい、住処が壊れた、諸費用、暑い寒い臭い等。普段を想定した生活ができないときもあったりもします(´;ω;`)
 
Q 娯楽で見る分を災害支援タンクから利用するものですか?

A  医療関係者からすると、娯楽にこそ使ってほしい。 悪い方に考えが行きがちなので、明るい娯楽等の情報を見ていただきたい。その人はもちろん、明るくなれることで周りの人も救われる。私も被災時に肉親から延々と心配事を話され続けて、、、辛かった。 
 あと、被災地入りしてる支援者の方々にもゲームとか趣味とかにも使ってほしいと思ってます。個人のボランティアだと出費も中々なので。

Q  求められるのはWi-Fi環境
A マイネ王国民でなかった頃は、ボラ仲間もパケットカツカツでスマホは余りイジってませんでした。 今は、据え置きのWIFIルーターにmineoを入れて共有できる体制を整えました♥ 
 JAPAN0000等の無料WiFiは市役所でしか見たことが無く、刹那の時間しか使えませんでした。

あんまり被災した人の書き込みなかったので、久々にφ(..) 長文失礼!&情報提供まで♥ 
総務省の公衆無線LAN設置計画と、自分の住んでいる地域の公共施設の現在のWifi設置状況を確認してきました。
(教えて下さってありがとうございます)

私が徒歩で避難できそうな場所に設置されていたのは1か所でした。設置目標が全国で3万件なので近所の小さな集会所などはさすがに対象外です。

他に設置されているのは田舎なので更に何キロか離れた所で…。

そして暗号化はされておらず、一回の接続あたり接続可能時間があるようです。(回数に制限はなかったけれど都度認証が必要)

今災害があったとして、仮にパケット不足になったらこれだけを当てにするのはちょっと厳しいな…と思いました。
避難所付近でしか使えませんし、災害によってはその避難所そのものが使えなくなる可能性すらあります。

普段からなるべく自分のパケットを貯めたり、パケット放題Plusを利用する方を優先させると思うので災害支援タンクはたぶん第一選択肢ではないけれど、あるのは心強いと思います。
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