四諦八正道
四諦
苦諦 集諦 滅諦 道諦
苦諦(くたい)
この世は苦であるという真理。
生・老・病・死
怨憎会苦(おんぞうえく)
五蘊盛苦(ごうんじょうく)
求不得苦(ぐふとくく)
愛別離苦(あいべつりく)
を合わせて四苦八苦
集諦 (じったい)
苦の原因は無明と渇愛にあるとする真理。
無明とは文字通り光が無い、智慧の光がないということ。
智慧が無いから真実がわからず、間違った観念に覆われている状態。
滅諦(めったい)
無明を超越し,渇愛を断てば苦は滅するという悟り。
道諦(どうたい)
滅諦に至るための修行の方法として、八正道を知ること。
八正道
正見 正思 正語 正業 正命 正精進 正念 正定
正見(しょうけん)
四諦によってこの世を見る。
正思(しょうし)
貪りの思いを持たず、人に与える思いを持つ。
怒りの思いを持たず、人に慈愛を持つ。
邪見解(カルマの法則はないとか、輪廻はない、死んだら終わりだなどという見解)を持たず、正確に自己と世界を見る。
正確に自己と世界を見る能力が無いのなら、仏陀や聖者のおっしゃったことを信じる。
正語(しょうご)
嘘をつかず、真理を語る。
意味の無い冗談などを言わず、意味のある真理を語る。
悪口を言わず、優しい言葉を語る。
両舌で人に不和をもたらす言葉を語らず、人々に親愛をもたらす言葉を語る。
正業(しょうごう)
殺生・暴力などで他者を傷つけることなく、慈愛を持って他者に接する。
ものを盗むことなく、逆に他者に与える。
邪な性的行為にふけらず、性欲を超えた真愛によって他者と接する。
正命(しょうみょう)
一生を通じて、すべてを捨て、仏陀への道を歩む。
正精進(しょうしょうじん)
現在、自分の中で断てる悪は、妥協せずに徹底的に今この瞬間にすべて断つ。
現在、自分が少しでもできる修行や善は、妥協せずにすべて徹底的に行なう。
現在なかなか達成できないことに対しても、全力で努力し続ける。
正念(しょうねん)
日々、肉体・感覚・心といった自分自身の真相、そして世界の真相を学び、観察し、理解し、繰り返し心に刻み続ける。
正定(しょうじょう)
上記の準備が整った段階で、サマーディに入る。上記のプロセスが正しくできていれば、瞑想者はいきなり色界の喜楽という高度なすばらしい歓喜の瞑想に入る。さらにそこから瞑想を深めていき、最後には解脱・悟りを得る
有難うございます。🙏
>> 超熱島🥵@超低年金島 さん
アムリタチャンネルからの引用となっております。>> ゴータマ さん
ご回答頂き有難うございます。😃確認してみます。m(_ _)m