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私は双極性障害(躁鬱病)ではありませんが、躁転でもしたかのような状態です。

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ここ数日は布団で寝ると言う事が出来なくなっていることもあり、何だか脳を使う作業から遠ざかっていました。頭を使うことにはブログも含まれており、あれこれと書きたいことは浮かんではくるのですがいざ文章にしようとすると考えが纏まらないと言った状態になっています。こういった状態は「双極性障害(躁鬱病)」の躁状態に非常によく似ております。私の診断名は「うつ病」だけど時々過活動になると言うことは今までの人生でも何度かありました。

そういった時に共通しているのが「強いストレスを受けている時」でした。ここ10年以内の話に留めると私が沖縄で仕事をしていた時がまさにその状態でした。落ち着きがなく多弁で考えが次から次へと浮かんでくるけど、いざ成し遂げようとすると難しかったりしました。それに休みなく働いているにも関わらず睡眠時間が短くても一見すると元気・・・過ぎるとよく言われていました。

沖縄での仕事は特に理由がないのに急な雇止めとなって、仕事と住まいを同時に失うことになりました。その会社は確かにブラック企業で給与も笑ってしまうぐらい安かったのですが、仕事自体は興味深いものでした。内容としてはコンピュータ・通信に関わるものでした。私の大学の専攻は化学だったのでコンピュータの知識としてはせいぜい「使う側」に留まりました。同僚や上司は情報系の学校を出ている人ばかりでしたので、私からしたらとても難易度の高いことをこなしていました。

私が会社の誰よりも秀でていたことと言ったら以下の事柄になります。
顔と名前をすぐに覚えてもらえた。
親身になって顧客の話を「聞く」ことが出来ていたので、顧客満足度は高めだった。
一見するとコンピュータのことには無関係に思えるのですが、コンピュータトラブルと言うのはまずそれを扱っている人が基本的に素人がほとんどです。なので何をどうした時にどんなトラブルが起きてしまったのかというのを、時間をかけてヒヤリングする必要がどうしても出てくるわけです。お客さんとしては知識や経験があると言う事よりは「真剣に話を聞いてくれる」と言うあたりがウケがよかったのでしょう。

いつも通り前置きが長くなりました。沖縄に居たときはいわゆる「躁転」の中でも比較的程度の軽い「軽躁」と言う状態がずっと続いていたようでした。実家に帰ってきてからは一気に体調が悪くなってしまったので、単身で沖縄で仕事と言うのはその時の私にとっては大きなストレスだったのでしょう。

最近でも症状が良すぎるかなと思える時もあれば、最近あったようにずっと家から出られないこともあるわけです。特に去年はほとんど家から出られなかったので実にひどい状態でした。直前まで障がい者雇用で物流の仕事に就いていたわけですが、そこでの人間関係で疲れ果ててしまったのでしょう。約一年間動くことが出来ませんでしたが、その時の私にとって回復に必要な時間だったとすれば合点がいきます。

調子が良くなったり悪くなったりを繰り返してはいますが、それでも自分の出来る範囲のことを続けているうちに、調子の悪い期間が段々と短くなってきました。まだまだ予断を許さない状態ではありますが、少しずつでも回復傾向であるというのは喜ばしい限りです。

精神疾患に関しては自分自身のことを客観視することが本当に難しく、自分が今どんな状態なのかを把握することが出来なくて失敗するパターンが今まで生きてきた人生でよくありました。自己理解を深めるには日々の記録が物を言うそうです。私はブログを定期的に更新し続けていますが、これも後で読み返すと状態が悪い時は睡眠に関することを良く書いているなあと後で分かる訳です。

一方で軽躁の時は一日に複数の記事を投稿していたりするので、私のとってブログと言うのは自分を図る物差しの一つになっているようです。


6 件のコメント
1 - 6 / 6
逆に意識して投稿をやめてみるのはどうなのでしょう?気になります
私はIT系ですが、以前に医学系とコラボしたシンポジウムに出たことがあります
そのとき、躁鬱病の話を聞いたのですが、鬱の状態を脳が学習して(クセになるというのがわかりやすい)、どんどん鬱の時間が長くなって悪化していく、という話でした
なので、治療としては鬱の状態から早く脱出させて、正常の状態を学習させることで、その為にIT技術で脳の状態を可視化して鬱であれば刺激を与える、という研究でした

sawamentalさんの話を聞いて、なるほど腑に落ちる話だなあと思いました
sawamental
sawamentalさん・投稿者
ベテラン

>> pmaker さん

コメントありがとうございました。
IT系で医学系とコラボとか私からするとちんぷんかんぷんな内容な予感しかしませんでしたが、「うつの状態を脳が学習する」というのはメカニズムは分かりませんが、きっと進化の過程でそれが必要な時もあったので淘汰されずに組み込まれているのでしょう。身体に無理をさせないためのブレーキ的な役割っぽい気もします。
sawamental
sawamentalさん・投稿者
ベテラン

>> ぴこすずめ さん

コメントありがとうございました。
そうですね、書きたい気持ちがあっても例えば一日一記事までとルールを課しておくと言うのはありなのかなと思いました。
うつ病と診断されたとのことですが、本当は双極性障害二型なのかも。下記リンク先を読んでみて。
https://utu-yobo.com/bipolar/
sawamental
sawamentalさん・投稿者
ベテラン

>> いこさへどろん さん

コメントありがとうございました。
難治性のうつは実は診断名が違っていたということは割とあるみたいですね。主治医に上手く伝わるといいのですが、リンク先をまずは拝見させて頂きます。
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