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「ファクターX」判明か?

日本の新型コロナウイルスの感染者数が欧米と比べて少ないとされる要因「ファクターX」について、HLAと呼ばれる細胞の表面にある物質の種類が関係しているのではないかという研究結果を理研(理化学研究所)の研究チームがまとめました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/795a0ef654238d3281a7a5c68531762c503faa3f

…そのエピトープは日本人の6割近くが持つといわれるHLA-A24型によく結合することもわかりました。HLAは細胞の表面にあって、様々な種類があり、免疫に深く関わっている物質です。このためHLA-A24型を持っている人は、新型コロナの抗体を持っていなくても、従来のコロナウイルスの記憶を持つキラーT細胞が速やかに活性化して新型コロナウイルスを攻撃するため、感染や重症化が防げたのではないかと理研では見ています。ちなみに欧米ではHLA-A24型を持っている人は1割から2割だということです。


→理研の発表資料はこちら
理化学研究所:新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞
https://www.riken.jp/press/2021/20211208_1/




8 件のコメント
1 - 8 / 8
理化学研究所と言えばあの「STAP細胞は、あります」で有名な企業ですよね・・・・・
興味深い話ではありますが、
確実にそうと言えるようになるにはあと数ヶ月は必要かと😒

>> よっちいぃ さん

>確実にそうと言えるようになるにはあと数ヶ月は必要かと

この理科研の発見そのものの検証は数ヶ月でいけるかもしれませんが、「ファクターX」がこれであるかどうか(他に有力なファクターが無いのかどうか)の検証にはさらに長い歳月が必要な気がします。

スクリーンショット_2021-12-09_16.52.02.png

同じアジアですが、韓国で HLA-A24型を持っている人は少ないのだろうか?

「韓国の新型コロナ死亡率1.42%、世界平均上回る…英国の4.5倍」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a38be3787ea47ed9f0d5e897d03569e99b36ccf4

働く細胞.jpg

こちらでも記事になっています。
https://www.mag2.com/p/news/521178?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_thu&utm_campaign=mag_9999_1209&trflg=1
ツィッターでは働く細胞のおかげで
よくわかる方が重要みたいね。

働く細胞を
買ってたの思い出しました😅
日本人「だけ」が突出してHLA-A24型を持っているのかということと、HLA-A24型の有無と感染、重症化率の相関関係があるのかが気になる所ですね。
HLA-A24保有率は日本だけではなく東アジア全体で高いようです。なのでHLA-A24はファクターXの一要素ではあっても、それだけではなく他にもいくつかの要素が関係しているのでしょう。

デルタ株の出現前は東アジア全域で感染者が少なかったですが、これにはおそらくHLA-A24が関係しているのでしょう。

デルタ株はL452R変異によりHLA-A24を介した細胞性免疫から逃避する能力を持ったようで、デルタ株は東アジア地域の多くの国でも感染が拡大しました。

しかし日本ではデルタ株についても感染拡大が限定的です。これには別のファクターが関係しているのだと思います。

* 下記の記事を参考にしました。
https://www.amed.go.jp/news/release_20210616.html

>> 1953生まれ さん

理化学研究所(理研)は企業ではなく、
国立研究開発法人です。
つまり国立の研究機関です。
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