【SIM道楽】米国Verizon回線を使ったローカルMVNO・プリペイド eSIMサービスを開始!
COVID-19 新型変異種のオミクロンの話題が沸騰している最中ではありますが、米国渡航者には超朗報! なんとVerizon回線を使ったローカルMVNOの US Mobile社が プリペイドeSIMを開始したという新サービスのご紹介です。
https://www.usmobile.com/esim
US Mobile社はこれまで米国内向けMVNOとして Verizon回線(Super LTE)と AT&T回線を使ったプリペイド(物理)SIMサービスを提供していました。一方で、海外向けプランとしては eSIMを使って140ヵ国超に対応した 海外ローミングeSIM・プリペイド・プランを提供してきました。
今回発表されたのは、米国内向けMVNOとしてVerizon回線に対して提供していた物理SIMサービスに加えて eSIMサービスを追加することで、渡航前から、また世界各国から簡単に入手できるようになったということです。
米国への渡航者にとって モバイル通信の最大手キャリアのVerizon回線のMVNO SIMが利用出来るメリットはとても大きかったのですが、Verizon回線SIMを渡航前に入手するリードタイムや物理SIMの配送費用の負担、あるいは渡航先の滞在先ホテルやオフィスで確実に受け取れるかどうかのリスク等があるので不便さを感じる~という課題がありました。
さて、US Mobileには MVNO-Verizon回線を使ったローカル・MVNOサービスとして ①データ容量+音声通話/SMS無制限の定額プラン ↓
そして、②データ容量無制限+音声通話/SMS無制限の定額プラン ↓ が用意されています。( 街中のスーパーでゲット出来るようなマイナーな超格安SIMよりは若干の割高にはなりますが。。。)
さらに、通話、SMS、データ通信量をについて自分の希望するプランを設定して使用したい場合には、通話、SMS、データ通信量毎にそれぞれの使用量を決めることもできます。(ア・ラ・カルト)
また、現時点でeSIMサービスはBETA版ということで、サポートされているリストに載っている機種も限定されていますが、確認が取れ次第 順次追加更新されるとのことです。また今回のプリペイド eSIMサービスで利用される回線は Super-LTE(Verizon回線) となります。
尚、現在は "Try-Out" ということで 14日間の "Risk-Free-Trial"期間が設けられていて、使用に不満のある場合には一定の条件の下で "Full-Refund"というオマケ付き ↓ になってます。
今回のUS Mobile社による MVNO-Verizon回線(Super LTE)のeSIM化は、米国に向かう渡航者の中でも手軽にVerizon回線を利用したいユーザーにとっては これまで残されていた課題の一つを解決してくれる非常に有難いものかと思います。
それと~ハワイやカナダなどに渡航するユーザーにとっても、SIMの現地調達を試みる手間が省けるという大きなメリットとなるわけです( ´∀` )/
ローカルMVNO・プリペイド・eSIMの普及は、簡単に現地SIMの利用が可能になる機会が増えることを意味するので、渡航者にとっては、ローミングSIMに頼らなくて済む~という、これまでに無かった選択肢が追加されることになることから今後の更なる展開が楽しみになります。
さて、US mobile社による Verizon回線を使った 米国ローカルMVNO eSIMの紹介をしてきましたが、ここで終わったら単なる紹介記事のコピペに終わってしまうので、実際にプリペイド契約を試みてみました~~がぁぁぁぁ…
あららら、なんとなんと問題発生 !!
「eSIM activation」のリンクから入って「Device supported in BETA release」、「Continue with Activation」そして「Is your device eSIM compatible?」という利用スマホの適性検査のところまで来てチェックの為に 「Type or paste your 14 to 16-digit IMEI here」の入力を求められ、ここで(適合機種リストに載っている)使用中のiPhone SE2のeSIM用 IMEIとして「IMEI2」を入力したところ…
IMEI2(eSIMのIMEI) 適合チェックで何と「Not the Digital IMEI(赤字)」と表示されてしまいました~(泣)
・ Correct format = ○
・ Digital IMEI = X
・ Compatible device = ○
何やら入力した IMEI(eSIM)=IMEI2がお気に召さないらしいのです。ということで、それより先に進めずひとまず一時中断。。。を余儀なくされました…(汗)。
仕方ないので、US mobileのヘルプセンターから、テクニカルスタッフにコンタクトし、不具合報告して、現時点で 原因の究明を依頼中です。とまれ、当面、コロナ禍に渡米の予定も全く無いのと、ベータ版eSIMサービスのトライ期間中ということなので、焦ることなくシッカリ対応を気長に待つことにしました。
IMEI(eSIM)確認が上手く行かず、そこから先に進められないのが iPhone SE2 (日本版)の問題なのか、海外(日本->米国)からのアクセスによる、USmobileの想定外の不具合なのか、理由はアレコレ考えられますので、調査結果を楽しみに待つことにしました。
ということで、US mobile Verizon回線を利用した米国ローカルMVNO・eSIMトライは一時休止です。(笑) 後日、状況が改善した暁には続報にて報告したいと思います。
以上、海外ローカルMVNOで開始された eSIMサービス : US mobile社、米国Verizon回線を利用したローカルMVNO・プリペイド・eSIMサービス開始の紹介でした。
US mobile SIM体験関連の過去投稿
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【SIM道楽】楽天miniに12個目のグローバル・ローミングeSIM追加 US Mobile eSIMインストール体験レポ
https://king.mineo.jp/reports/89587
<おまけ> その2
米国のプリペイドeSIMサービスについて
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【SIM道楽】第⑥弾 T-Mobile USA(プリペイド) が iPhone XS/XRの eSIM化に対応 Dec/2018
https://king.mineo.jp/reports/44268
T-Mobile社がキャリア版・プリペイドeSIMが 2018年12月に他キャリア版eSIMに先駆けて一番乗りのサービス開始しています。
本日現在、T-Mobile eSIMの参考ページは
https://www.t-mobile.com/support/devices/t-mobile-esim
米国?
↑ FAQ#1 : 米国内の利用ネットワークについて
FAQ#2 : プリペイド方式とトッピング
FAQ#3 : 国内プランに付属する無料国際ローミング 5GB~
FAQ#4 : WiFi Callingが標準装備
>> さと さん
あ、はいぃぃぃ、まだ暫くは出張許可は出そうにありません~(苦笑) 国内で一人静かにSIM遊びしてます~(爆)FAQ#5 : 5Gは使えるの?
これは汎用の海外ローミングSIMでは経験できない有難いサービスです。といっても都会だけですけど~(笑)
こちらは大丈夫なのでしょうか?
物理的SIMからeSIMの変更には日本からでもリクエストをだしてSMS認証は可能ですが
その後の経過の続報を待ってます。
>アメリカに受け取れる住所がないと契約出来ませんが
>こちらは大丈夫なのでしょうか?
はい、物理SIMについて問題ないです。因みにUS Mobileサイトからの物理SIM購入では配送先が米国内に限定されますが、↑画像の通り Amazon.comでは「Shipping to Japan」の配送料を払えばインターナショナル配送してくれます。
必要情報としては、SIM到着後の登録時に希望のエリアコードで電話番号を割り当ててくれるので、そのエリアコードを入力することで住所等の入力は必須ではアリマセン。当方3年ほど前ですが物理SIMで契約しました。
>物理的SIMからeSIMの変更…
そうですね~物理SIMは手元にあるので、もし 不具合問合せ中の eSIMの直接登録が上手く行かない場合には、サポートチームにコンタクトして 「物理SIMから eSIM変換」をやってみましょうかね~ お楽しみに! (笑)