掲示板

DSDS(DSDV)とDSDAの動作検証結果

今まで、DSDSとDSDAの動作の違いを頭では理解していたつもりでしたが、掲示板で話題になったことをきっかけに、動作確認してみました。

テストに利用した端末
DSDS(DSDV)
OPPO RenoA
ASUS Zenfone7
Apple iPhone XR(中国版)

DSDA
Huawei Mate30Pro(中国版)

合計4台

テストに利用したSIM
中国電信
中国移動
中国联通(2枚)
合計4枚

各端末にSIMを2枚入れ、他の端末から電話をかけ通話中にした状態で、別な端末からかけてみる
というテストです。
SIM2枚入れた端末a
SIM1枚入れた端末bから端末aのSIM1にかけて通話中にする。
SIM1枚入れた端末cから端末aのSIM2にかけてみる。


結論から言うと、
端末aがDSDS端末の時の通話中は、もう一方のSIMにかかってきたときはかかってきたことに気が付かず、かけた方には、圏外もしくは電話に接続できないと言ったメッセージが流れます。
しかし、すべての端末で、アンテナ表示自体は2つとも立ったままでした。
圏外の表示になると思っていたのですが、表示上は特に変わりません。

端末aがDSDA端末の場合は、2つ目の着信を認知することができます。

Screenshot_20211202_195620.jpg

このように、もう一方の通話に出るかどうか表示が出てきます。

私としては、切り替えながら通話したり、同時に三者通話することができるのではないかと想像していましたが、それは出来ないようでした。

何か追加検証してほしい項目があれば、コメントお願いします。

データ通信について触れていませんでしたが、DSDS端末は通話中他方のSIMでのデータ通信は出来なくなります。

Screenshot_2021-12-02-19-32-24-68.png

このスクショは、通話中にデータ通信が出来なくなっている状態です。

端末によっては、通話中にデータ通信を通話しているSIMに切り替える設定があるものがあります。
OPPO RenoAだとそのような設定はないようです。

iPhone、Huawei、ASUSにはスイッチがあるので、このようなことでお困りの方は、設定してください。

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この画面はiPhoneでの設定画面です。
iPhoneの場合、通話中に限らず、データ通信がうまくいかないとき、自動的に切り替わるので、意図しないデータ通信が発生することがあり得るので、ご注意下さい。


25 件のコメント
1 - 25 / 25
先の投稿と併せて勉強になりました🙇🏻
実例を含めて説明されているので理解が深まりました☺️ありがとうございます。
今の所DSDAってHuawei以外にはないんでしょうかね。
・・なるほど!
勉強になりました。
ありがとうございます。
   / ̄ ̄ ̄ ̄\
 ``/  _   _ \
 /   (〇   〇)  |
 |  υ   (_人_)  |
/     ∩ノ⊃ /
|     \/_ノ´| |
\    /___ノ |
  \ /______ノ


検証、御苦労様でした。
(ノζ _ ^ ξ)

>> 吟遊旅人 さん

Huawei端末以外には聞いたことが無いですね。
中国では、仕事用とプライベート用で電話番号を使い分けるため、2枚刺ししている人がかなり多いですが、DSDAであるかどうかはあまり話題になっていないと思います。
大抵の端末が2枚させますが、2台持ちにしている人も多いです。
もしかすると、Wechatを2アカウント使いたいという人が多いのかもしれません。
部下などに聞いてみます。
検証ありがとうございますm(_ _)m

デュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)の端末がHUAWEI以外で出たら試す価値は大有りですね😆
検証ありがとうございます。
初歩的な質問です(まだ理解が乏しく書いてあることがハチャメチャかもしれません)

>DSDS(DSDV)
2つがセットで記載されていることが多いのですが
どういう意味なのかなと思いまして・・・

よくこの端末はDSDSですか?とかDSDVですか?という質問をみるのですが、例えば手持ちのiPhoneXRがどの分類になるのかモヤモヤしています(^^

https://support.apple.com/ja-jp/HT209044
アップルのサイトではDSDSという記載はあります。

https://bicsim.com/yogo/communications/dsdv.html
https://momenttech.tokyo/dsdv/
けどこれらの解説だと、iPhoneはDSDVにはなってないとうことでしょうか??
(Volte(4G)通話と4G通信を別々のsimでできない)

>> かごめそーす@🐾 さん

DSDVという言葉の元々の定義は、VoLTEを同時に使えるというところから来ているので、私の理解としては、DSSS、DSDS、DSDAという分け方とは本来異なるのではないかと思っています。
DSDVではないDSDA端末は存在しうるということです。

でも、実際には、DSDA端末は、DSDVのものしかないですね。

>> かごめそーす@🐾 さん

iPhoneの2枚刺し出来るものは、全てDSDSのDSDVのはずです。

>> ヨッシーセブン@北京 さん

説明ありがとうございます。
>iPhoneの2枚刺し出来るものは、全てDSDSのDSDV
DSDS(DSDV)は、DSDSかつDSDVという表現だったんですね。

多分私の中でまだDSDVの理解が不十分だと思いますが

https://king.mineo.jp/reports/151457
こちらのように、片方のsimで電話(Volte)をすると、もう1方の通信
が止まると思います。(手持ちのXRも同じ挙動です)

https://bicsim.com/yogo/communications/dsdv.html
ここの説明では
最後の一行のところ
「通信を行いながらVOLTE高品位通話が可能となる」
という部分となってるので、理解に悩んでいます。

これは(同じsimで)通信を行いながらVOLTE~可能となるという意味なんでしょうか?

またDVの部分の意味は
電話(Volte)の待ち受けでどちらも受け取ることが可能だが、電話は片方をとると、もう一方は圏外状態になる(アンテナピクトはそのまま)ということでしょうか?

>> かごめそーす@🐾 さん

正式な定義は確認したことがないのですが、私としての理解は、両方のSIMを同時に4G有効の設定ができるものがDSDVと呼ばれ、VoLTE通話可能なSIMとデータ通信で4G通信するもう一つのSIMを同時利用することができますが、同時利用できるのは待受のときだけで、実際に通話を開始すると、もう一方のSIMでデータ通信できなくなるのがDSDS動作、もう一方のSIMでデータ通信(電話の待受も)できるのが、DSDA動作ですね。
>DSDVと ~中略~
>同時利用できるのは待受のときだけ
あ~やっとすっきりしました(^^
どうもありがとうございました。
「掲示板で話題になったことをきっかけ」というのがどれなのか、URLを教えてもらえませんでしょうか?読みたいので。

>> さと さん

https://king.mineo.jp/reports/151457
私のコメントでも貼ってますが、話題の掲示板です(^^

>> かごめそーす@🐾 さん

日本でDSDS(DSDVではない)が出だしたのは2016年頃、代表的なのはASUSのZenFone3ですね。デュアルスタンバイするのですが「4G+3G」でした。なので、モバイルデータ通信に設定しない側のSIMにau回線のSIMを設定できませんでした。
2018年頃から4G+4GでスタンバイするDSDVの端末が出始めました。とはいえ、その頃日本で発売されたSIMフリースマホはdocomoのVoLTEに非対応なのが多く、モバイルデータ通信設定しない側のSIMがdocomo回線だとDSDVにはならなかったり、でした。
今発売されているのはiPhoneも含め、4G+4Gもしくは5G+4GのDSDVです。国内で発売されているものはほぼほぼ3キャリアのVoLTEには対応しているので、本当の意味でのDSDVになったのは概ね2019年以降でしょうか。

DSDVという言葉が出来たのは4G+3GのDSDS端末と区別するためのものなので、DSDVもDSDSのうち、ということになります。
昨日長文コメントしてたはずなのに【送信】してなかったみたい(-。-;

スレ立てありがとうございます。

DSDV含むDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)端末だと
通話中にもう片方のSIM宛にかかってきた電話に気付けないし、そのもう片方のSIMを使ったデータ通信もできないは予想通りでした。

「スタンバイはデュアルでできるけどアクティブになるのは片方だけ」という理解だったので


DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)だと
通話中にもう片方のSIMに電話がかかってきたときに着信に気付けるし、後からかかってきた方に出ることもできるけど、
キャッチホンみたいに「Aさんと通話中にかかってきたBさんの通話に出て、Bさんと話し終えたらAさんとの会話に戻る」はできないのですね。

でもDSDSの端末と違って、通話中のSIMとは別のSIMが生きてるのは便利ですね♪
(だからデュアルアクティブっていうのね)
ところで、かごめそーすさんが貼ってくださったBIC SIMのDSDVの説明、間違ってないですか?

https://bicsim.com/yogo/communications/dsdv.html

『通話・通信が同時に可能という点ではDSDA(デュアルSIM・デュアルアクティブ)と同じだが、DSDAの場合、データ通信用SIMで4G回線を使用してしまうため、通話はVoLTE品質を維持できなかった。これに対し、DSDVでは2つのSIMどちらでも4G回線を利用できるので、通信を行いながらVoLTEの高品質通話が可能となる。』

↑こう↑ではなく、↓こう↓なんじゃ…

「通話・通信の待ち受けが同時に可能という点ではDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)と同じだが、DSDSの場合、データ通信用SIMで4G回線を使用してしまうため、通話はVoLTE品質を維持できなかった。これに対し、DSDVでは2つのSIMどちらでも4G回線を利用できるので、通信を行いながらVoLTEの高品質通話が可能となる」

>> 草鞋虫@わらじむしと読みます さん

『DSDVでは2つのSIMどちらでも4G回線を利用できるので、通信を行いながらVoLTEの高品質通話が可能となる』
ここもなんか違うような

DSDVのスマホだとどっちのSIMでも4Gが使えるから音声通話でVoLTEできるだけで、
片方のSIMで音声通話中にもう片方のSIMでデータ通信できないんですよね?

もしやBICSIMの説明はDSDSの機種の中のDSDVのことを節約しているのではなく
DSDAの機種の中のDSDVの説明?

>> かごめそーす@🐾 さん

ありがとうございました。
両方読んで、理解しました。
予想通りの実験結果、という感じですかね。

>> 吟遊旅人 さん

DSDAという概念が出来たのはいつでしょうかね?

4G端末が一般的になる前からデュアルSIM対応の端末は存在していて、DSDSではあるけれども片方が2Gにしか対応していないので、日本では役に立たないという端末があった記憶があります。

両方が3Gに対応している端末のこと示す言葉は特にないのではないでしょうか?

そのような状態から4Gが一般的になり始め、片方でのみ4Gが使える端末と、両方で4Gが使える端末を区別するために、DSDVという言葉が出来たというのが私の理解で、DSDSとDSDAのどちらであるのかということは含んでいないというのが私としての理解です。

最近は5G対応端末が増えてきていますが、一方のみの対応で、デュアル5Gという端末は無いのではないでしょうか?

4G+5G
の端末の中で、Huaweiの端末だけがDSDAであり、それ以外は全てDSDSというのが現状ですよね。

今後5G+5Gの端末が出てきたときも、多くがDSDSになりそうな気がします。

4G+5Gの端末と、5G+5Gの端末を区別するための言葉が仮にできたとして(DSD5?)、その言葉の意味としては、DSDSかDSDAかの区別を含まないと思います。

>> ヨッシーセブン@北京 さん

DSDAという概念ではありませんが。
日本で利用可能なDSDA端末は2010年代前半には存在したと記憶しております。機種名はさっぱり忘れましたが(汗)当時は3G+3Gで私が知った時点で日本での存在数が少なく手に入れる事が困難な代物であったと認識してます。
代替物が存在せず買い替えに困ったとか・・・

>DSDSではあるけれども片方が2Gにしか対応していないので、日本では役に立たないという端末があった記憶があります。
DSSSのほとんどの機種は実は3G+2G(又は4G+2G)であったはずです。日本は2Gを早期終了してしまいましたが、海外では2G資産の活用の為このような機種が一般化してたようです。
Huawei P10lite なんかも4G+2GのDSDSです。日本ではDSSSとして認識されてますけどね。

>DSDSとDSDAのどちらであるのかということは含んでいないというのが私としての理解です。
そうですね。
VoLTEが浸透すれば1simで済んでしまうので、マニアな人以外は気にする人が少なかったからかな?と思います。
また、2sim目がSDカードと排他になってたりするのも同じ理由かな?と思います。

あと、wifi環境下ならばDSDSでさえあれば、通信も同時に可能でDSDAである事も必要無くなりますし、DSDAでなければならない必要が少なく、量産的なチップも開発されず、コスト増になる。その為採用しない風潮だった。そうなんじゃないかな?

あと、耳元にかざして通話するスマホで、通話中通信をする事はありませんので、ガラケーと2台持ちなどが利便性の上がっていて、1台で可能である必要性の低下もあったと思います。ガラパゴスでない世界的なケータイは機能が少なく、とても軽くて小さいものも多かったようですし。

3G+4Gでは機能的に困る事態が多かった事からDSDVは別扱いされましたが、以後は特に差が無いので別の呼び名は出にくそうですね。

思い出やら、個人的な感想を書いてみました。

>> 草鞋虫@わらじむしと読みます さん

そうなんですよね。楽天でもおかしな点があったと思います。
この説明のまま受け止めると
4G通信とVoLTE通話が別々のsimでできそうですが
実際にはVoLTE通話の時は、もう一方のsimは圏外扱いになりました。

説明文と実際の挙動が合わず
なんでiPhoneはDSDSかつDSDVなんだろうと思ってました。(実際できるのはVoLTE待ち受けまで)
VoLTEは通話と通信が両立しますが、3G通話中は通信は出来ません。

3G+4G端末では3G側で通話するのが大抵だと思うので、

3G+4GのDSDS、(3G)通話中は(通話側にデータ込みでも)通信できない。
3G+4GのDSDA(があれば)、(3G)通話中に(4G側で)通信可能
4G+4GのDSDS(DSDV)、(VoLTE)通話中に(通話と同じsim側でのみ)4G通信可能

省略されている部分が問題なんでしょうね。

>> かくいち さん

3Gでの通話中、データ通信できていたように思いますが、できなかったですかね?

>> かくいち さん

Aプランだと4Gのみのため、VoLTEのみの頭になっていました
3Gの絡みもあるんですね。

>4G+4GのDSDS(DSDV)、(VoLTE)通話中に(通話と同じsim側でのみ)4G通信可能
私の頭を混乱させていたのはこれです(^^

>> ヨッシーセブン@北京 さん

3G通話中に通信出来ないのはauだけのようでした。
(私の思い込みでした)

いやー、通話中に通信しようと思った事がなかったw
(通話と通信を分けた2台持ち派だったので(汗))
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