ahamoの契約をeSIMに変更する
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今日からahamoでもeSIMが使えるようになるということで、既に契約してあるahamoのSIMをeSIMに変更してみました。
手続は、ahamoのホームページまたはアプリにログインして、左上の≡をタップすると画像の左がわのような表示が出るので、そこの「その他の手続き」をタップします。そうすると、画像の右側のような表示に替わるので、「eSIM発行・再発行のお手続き」をタップします。
そうすると、今度「EID」を2回入力する画面が出るんですよ。「EID」とは一体何かさっぱり分かりません。それで、しょうがないからチャットのお姉さんに聞いてみたら、iPhoneの設定→一般→情報のところに書いてあるとのことでした。
確かに設定→一般→情報のところにEIDという項目がありますね。
これは32桁もある番号なので、これを見て入力したのでは絶対途中でミスすると思ったので、4桁ずつ8つに分けて紙に書き出し、4桁ずつ順番に入力していきました。
ちなみに、このEIDというのは、どうやらeSIMを扱える機種に固有に割り当てられる番号らしくて、iPhone SE2にも、OPPO A73にも機器の情報の欄に確かにありました。
ahamoでeSIMの契約をするときには必ずEIDの入力が必要になるようです。
それで、受け付け完了のSMSはすぐに来て、その後、eSIM発行の準備ができたというSMSが来るのかと思ったら、1時間たっても2時間たっても、全く来ません。
どういうことかなと思って、お申し込み履歴一覧で調べてみたら、「eSIM発行済み」となっています。
要するに、eSIMは発行されたけれど、それを知らせるSMSは送られてこなかったということです。疲れますね。
それで、ahamoの「eSIM開通の手順」のところを見てみたら、Wi-Fiをオンにした上で、iPhoneで「eSIM開通の手順」のところに記載されているQRコードを読み込んで、モバイル通信プランを追加しろとあります。
え?普通は、メールかSMSでQRコードの所在を記載したURLが送られてくるんじゃないの?
どうも、ドコモのahamoはそうじゃないみたいです。あらかじめホームページに掲載されているQRコードを読み込まないといけないようです。でも、そのQRコードには、当然のことながら個人の電話番号に紐づけられるような情報は何も入っていないですよね。
ahamoのホームページに載っているQRコードをQRコードリーダーで読み込むと、画像のように表示されます。
当然電話番号等に関係するような情報は一切ありません。
どうやって番号のひも付けをやっているのかなと考えてみたら、最初の申し込み時にiPhoneのEIDを入力させていて、そのEIDを持ったiPhoneでアクセスしているからだという考えに至りました。申し込みは完了しているので、もう既にEIDと番号がひも付いてしまっています。ただ、ネットでサーバーにアクセスしてその情報を拾ってこないといけないから、Wi-Fiを有効にした状態でやれということなのでしょう。もちろん、iPhoneだから、Appleのサーバーとも接続できないといけませんし。
ちなみに、プロビジョニングサービスを行ってくれる会社は、auのpovoが使っている会社と同じでした。どうやらドコモが自分のところでプロビジョニングサービスの会社を立ち上げたりはしないようです。
それで、一応ちゃんとeSIMのインストールはできました。
ここで主回線となっているのは、mineoのAプランau回線です。
ahamoのところをタップして中を見ても、特に代わり映えのしない内容です。
スピードテストをやっても、私の自宅はドコモの電波が弱いので、これしか出なかったりします。これはつかんでいる周波数によっても変動しますが、アンテナが1~2本しか立たず、電波状態が悪いとこんなものです。
次は、このeSIMをAndroid機種のOPPO A73に移してみることに挑戦する予定です。
※OPPO A73へのeSIMの移行も早速やってみました。興味ある方は、下記をご覧になってみてください。
「ahamoのeSIM iPhone 12miniからOPPO A73に移行させる」
https://king.mineo.jp/reports/135619
また,変更後の物理SIMはdocomoへ返送するように指示があるのでしょうか。
変更後の使用できなくなった物理SIMのことについては、特に何も表示されません。
そもそも、ドコモショップに行って解約手続きしても、SIMは返却してもしなくてもどっちでもよいと言われます。
ドコモは、MVNOに対してだけは返却しろと言っているようです。
>> okitaomote さん
ありがとうございます。その返却のさせ方の違いはもうちょっと考えて欲しいですね。(一応律儀に返却しているユーザーより)
|eSIMをAndroid機種のOPPO A73に移してみることに
|挑戦する予定です。
機種変に関しても情報共有頂けると嬉しいです。
再発行ですかね。
>> ひみつ77@👈👉ご安全に! さん
はい、もう試して報告をアップしました。他社は?
32桁ものIDを入力しないといけないとなると、面倒臭がって挫折する人も出てくるかもしれませんね。
「eSIMはセキュリティ上の懸念がある」と、eSIMに難色を示していたdocomoだからこういう仕様になってるんでしょうか。
>> 退会済みメンバー さん
povoとLINEMOのeSIMを契約したことがありますが、EIDの入力を求められることはありませんでした。もっとも、そちらは新規発行しました。docomoの新規発行の場合にもやっぱりEIDを求められるのかどうかまでは分かりません。docomoにはやっぱりお役所的な発想が残っているのでしょう。
めんどくさそうですね。楽天モバイルで有料の頃から、何度もnanoSIM<>eSIMを往復しましたが、とてもスムーズでした。わざわざ不便にして、eSIMの普及を阻みたいのかと邪推せざるを得ませんねー。
「ドコモは再発行に2200円の手数料を設定」との事で、現在はキャンペーンで無料なのですね。
-- エンガジェット
ついに出揃った4キャリアのeSIM、手続きには違いも(石野純也)
https://japanese.engadget.com/esim-083124517.html
okitaomoteさんの指摘されている通り、
LPA:1$sm-v4-004-a-gtm.pr.go-esim.com$
この SM-DP+アドレス(↑)から見て、ahamoの プロビジョニング管理ベンダーは、IIJmio(eSIM), povo(eSIM)と同じく GSMA認証の "Giesecke+Devrient Mobile Security GmbH" という欧州の会社です。
https://www.gi-de.com/en/connectivity/mobile-network-operator/esim
またEID は、数字列を長押しするとコピーできるので、そのまま記入欄にペーストすれば誤記入を防げるかと思います。
余談ですが、オマケついでに…
ahamo, LINEMO, povo, Rakutenと4社のeSIMが出揃ったということなので、国内で利用できる eSIMサービスと併せて管理情報一覧をアップデートしてみました。
この表を見る限り、我々ユーザーの手の届きそうな eSIMサービスは、欧米 数社の大手プロビジョニング管理ベンダーと、中国(香港?)の1社(EASTCOMPEASE.COM)で占められています。日本国内にはプロビジョニング管理ベンダーが一社も育っていないというのが、日本の MNO/MVNOでeSIMが激遅、後発になってしまった一番の理由ではなかったのかと想像しています。