ワクチンで異物の武器に蹂躙されたから

39C°の熱で目がギンギンに冴えてしまい一睡もできなくて、仕方がないので「ALIEN WEAPONRY」のアルバム聴いたらようやく朝方に安眠できました。

New Zealandのスラッシュメタルバンド、「ALIEN WEAPONRY」が9月にニューアルバム「Tangaroa」を発売します。先行シングル「Buried Underground」のクリップが昨日公開されました。

これは「Haka」danceっちゅーより、Taitoインベーダーっぽくて笑える！


「ALIEN WEAPONRY」はHenryとLewisのde Jong兄弟にTūranga Morgan-Edmondsを加えた3人組。皆、NZ先住民族のマオリの血をひく。Tūrangaは昨年からの加入でそれ以前はEthan TrembathがBassを務めてました。
サウンドの基本はスラッシュなんでしょうけど、非凡なメロディセンスが光ります。
それと、全編で歌詞にマオリの言語を多く使ったりクリップで好戦的な映像を見せてマオリへの帰属を表明する点など、Pagan系のバンドとの共通する精神性を感じますね。

2018年にはオーストリアのNapalm Recordsよりマオリ愛、NZ愛に溢れるデビューアルバム「Tū」を発表。

マオリの戦闘舞踊「Haka」はラグビーワールドカップで有名になりましたが、オリンピックでも7人制女子の優勝で披露したようなので再度皆さんの記憶に焼き付きましたかね。

正直言うとこのアルバム、個々の楽曲はイイんですが全体的に一本調子でちょっと飽きるかな、ってとこがありましたが、以降発表されるシングルでは楽曲ごとに多彩な表情を纏っているのが期待が持てる。

正統的スラッシュメタルな「Bline」

インダストリアルっぽい風合いと野太いボイスの絡みがユニークな「Ahi Kā」

などがアルバムに収録予定