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202X年 パンデミックSF短編小説 抜粋

細菌兵器流出のC国も思いもよらない変異ウィルスに手をこまねいていた頃、威力を増したウィルスに対し各国の医薬品メーカーが挑んでいた。
 巷では、初期のウィルスも猛威を振るっていた。感染力は衰えてはいない。
 また、武器商人のような輩も出現し始めた。従来のウィルスに対して有効だったとされるワクチンを横流しし始め、大国は発展途上国に捨てるようにして与え、いかにも支援をしている振りをし始めた。
 どんな環境にも適応するウィルスは普通変異の度威力を弱めるという常識を覆し、新型ワクチンに対し変異することで対抗してるかのようにも思えた。
この頃、人類が最終手段として使ったのは、原始的な人由来の抗体を培養して作るワクチンにすぎなかったが、各国の期待はそのワクチンの効力に期待せざるを得なかった。


3 件のコメント
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ウィルスは撒いた国から感染するので、そう簡単には持って出れない超危ない兵器ですなあ!
今回のケースも中国が撒いたという印象はないですね。

もともと以前から武漢というより武漢の周辺で奇妙な(治りにくく重い風邪のような症状)病気が流行っていたと言われていますので。

昔の戦時中の日本みたいなものなのでしょう。何かを言うと「この非国民め!」と抑え込みにかかる。
誰しも自分に問題があると異常なほどに他人に対して攻撃的になります。
SARS-CoV-2が中国の生物兵器というのはかなり妄想じゃないかと思う。まるで漫画か小説だ。
一方で、あのトランプならともかく、バイデン大統領も可能性があると言い出した。
正直、まだまだ「ホンマかいな」というレベルだが、実を言えばSARS-CoV-2が自然発生なものでない方が、本来の宿主になる野生生物がいないという可能性があるので、ワクチン接種が進んで人間社会でウィルスが無くなればSARS-CoV-2が消滅する可能性もあるかもしれない……と、妄想してみる(笑)
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