二十四節気という、古くから改良されてきた暦。合わないところもあるが、意外におもしろい!
皆さん、『二十四節気』という暦をご存じですか?
詳しくは、ネットでググって頂いたほうが良いかと思いますが、1年をだいたい15日ごとに区切ってその時期に合った名称がつけられているのですが、その起源は紀元前の中国のようです。
その中の、重要な基準となるものが、今でも生活の中で耳にする『夏至・冬至・春分・秋分』です。つまり、昼間の時間が一番長くなる日・短くなる日・昼と夜の時間が同じになる日ですね。それを基準に約15日ごとに名称がつけられました。
その名称には、現在の私たちの季節感・風土と合わないものもあるのですが・・・
先週の3月5日は、二十四節気では『啓蟄(けいちつ)』と呼ばれています。これは、冬ごもりの虫が這い出ること意味します。
我が家では、夜間冷え込む12月から3月頃まで、窓のシャッターを毎日朝晩開閉しているのですが、今年は『啓蟄』の暦通り、3月5日を境に、窓の開閉時に小さな虫が飛んでいるのに気づきました。
妙に、古い暦なのに季節感を感じてしまいました。
皆さんのお住まいの地域は、『啓蟄』、暦通りですか?
9 件のコメント
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また旧暦の春は1月から3月、夏は4月から6月…ですし、中国の季節を基準にしているので新暦の、それも日本ではズレが生じるのも仕方のない事なんでしょうね。
昔の暦って本当に生物や宇宙のサイクルに根ざしててスゴイですね✨
最近は日も長くなってきて嬉しいです。
例えば『啓蟄』は下記の3候に分けられるそうです。
- 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
- 桃始笑(ももはじめてさく)
- 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
二十四節気
啓蟄(けいちつ),3/ 6頃,旧暦=2月 節
啓蟄蟄虫(すごもりむし)が戸を啓(ひら)く。柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲き、徐々に春めいてくる。
七十二候
(二十四節気を細分化した物)
啓蟄(けいちつ),3/ 6頃
初候 蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく):冬蘢りの虫が出て来る
次候 桃始笑(もも はじめて わらう):桃の花が咲き始める
末候 菜虫化蝶(なむし ちょうと けす):青虫が羽化して紋白蝶(もんしろちょう)になる
紹介蟻蛾十ございます(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ
確かに旧暦で見た方がぴったりしますが、1年の目安をまとめられていて、なるほど! と思わせてくれます。
十干と十二支を合わせて『干支』(えと)と呼ぶようになったのと似てますね。
子供の頃には、これからどんどん寒くなるのになんで「新春」なのか謎でしたね。(笑)
(本来は立春のあたりなんですよね)