5G SAはNSAと帯域共有か?専用帯域か?
同一地点においてSAとNSAは電波帯域を共有しているのか?それとも帯域が分かれているのか?どこを探しても見つからないので教えてほしい。
例えば、東京駅前はドコモの5G SAに対応している。その場合、sub6
・n78やn79はSA専用として運用されているのだろうか?
・それとも電波(RF部)は共有しており接続先の装置が異なるのだろうか?
・またはスペクトラム共有のような技術で共有しているのか?
・もっと言うと、帯域を分割して50MHz幅はSA、残りの50MHz幅はNSAのように運用しているのだろうか?
・n78がSA、n79がNSAのようにバンドを分けてしているのか?
いまいちSAとNSAの同一場所の取り扱いが分からない。
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol26_3/vol26_3_010jp.pdf
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参考になりますでしょうか。
https://s-max.jp/archives/1818016.html
また5G SAで利用できる対応周波数帯としてこれまでの3.7GHz帯(n78)や4.5GHz帯(n79)といったSub-6に加えて、新たに28GHz帯(n257)のミリ波(mmWave)が追加され、最大通信速度は下り(受信時)が4.9Gbps、上り(送信時)が1.1Gbpsに高速化され、送受信時の最大値はともに1Gbps超えとなります。
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iPhone SE (第3世代)(docomo)
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画像は、 「5G SA」で接続できるシャープのSH-52Cの技適の中身です。
SUB6のBand78やBand79の100MHzの帯域幅では、
3.45000~4.05000GHz(30kHz間隔20001波)
4.55001~4.84998GHz(30kHz間隔10000波) 0.2W
となっています。
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iPhone 12 mini ベストアンサー獲得数 684 件
こちらは、「5G NSA」でしか接続できないSH-54Bの技適の中身です。
SUB6のBand78やBand79の100MHzの帯域幅のところを見ると、同様に、
3.45000~4.05000GHz(30kHz間隔20001波)
4.55001~4.84998GHz(30kHz間隔10000波) 0.2W
となっています。
つまり、Band78なら30kHZ間隔で20001波、Band79なら30kHZ間隔で10,000波もの電波が使用できるから、「5G NSA」で接続しようが、「5G SA」で接続しようが、帯域が足りなくて接続できないということは起こらないのだと私は解釈しています。
私の勝手な解釈なので、間違っていたらごめんなさいです。
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iPhone SE (第3世代)(docomo)
まだまだSAで繋がる場所はごく限られるので、SA対応端末でもNSAでつながることがほとんどですよね。
電波形式としてはSAとNSAに差がないので、技適上において表記に差が見られませんよね。
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iPhone SE (第3世代)(docomo)
Sub6のn78,n79やミリ波もSAとNSA両方で使われているのは知っています。
知りたいのは、例えば同一の場所でSAとNSAが同じn78に接続出来るのか否かです。出来るのであれば基地局側のアンテナや無線装置は同一ですよね。出来ないのであれば、SAはn78でNSAはn79のようにそもそも別の周波数で運用されているのかということです。
それによってSA運用が開始された場所での理論値が変わると思うんです。SAとNSAが同じバンドを分割なく共有できるのならば、5Gと4Gのスペクトラム共有のように双方の理論値に変化はないはずです。一方でSAとNSAが共有できない場合には、5G転換されてしまい使える帯域が減った4Gのように理論値が下がるという危惧があるわけです。要するにSAが開始されるとNSAが遅くなってしまうのでは本末転倒なのかなと。
いってる意味がご理解出来ますでしょうか?
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NSAは基地局は5Gだけどコアネットワークには4G用の装置を使うのに対してSAは基地局もコアネットワークも5G用の装置を使うという違いを指します。
・【docomo Business】NSA方式・SA方式とは
https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-n/nsa-sa.html
よって、どちらも基地局設備は5Gの同じ設備を使用します。
あくまでコアネットワークにどちらの4Gと5G世代を使用するかの違いですね。
SAの場合の利点としては、遅延の低減と同時接続数が大幅に増えるという主に2点でSoftBankのSAだと最近遅延が大きく低減される傾向にある様です。
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iPhone SE (第3世代)(docomo)
ということはSAとNSAはgNBは共有し、接続先がEPCではなく5GCになるってことでいいんですね。NTTドコモの場合ネットワーク構成はOption3(NSA)とOption2(SA)が併存していることなんですが、普通はそれぞれ独立したネットワークのはずです。しかしOption3とOption2のgNB(5G基地局)は共有している=5Gの電波はNSAとSAが混在可能という認識で良いのでしょうね。Option3とOption2が併存できることを知りましたし、双方が同じgNBにつながっているということなら驚きです!!
自分的に図にしてみました!ドコモは実際にはOption3x採用みたいですね。
<結論>
・それとも電波(RF部)は共有しており接続先の装置が異なるのだろうか?
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iPhone SE (第3世代)(mineo(au)) ベストアンサー獲得数 371 件
>SAとNSAはgNBは共有し、接続先がEPCではなく5GCになる
そうなりますね。
また、SMF+PGW-CとUPF+PGW-Uと下記PDFには記載されているので、4GのコアネットワークのEPCと5Gのコアネットワークの5GC自体も装置を共用している様です。
・NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナル Vol.29 No.3(Oct.2021)
https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol29_3/vol29_3jp_total.pdf#page=46
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iPhone SE (第3世代)(docomo) ベストアンサー獲得数 6 件
NSAとSAは同じ機械を使っていて、帯域の分離をしていないのか、という質問と解しました。
私もこの点を気になり調べている過程でこの質問にたどり着いた次第です。
https://journal.ntt.co.jp/article/24204
おそらくこのページがもっとも疑問への回答に近そうに感じます。電波を出す機械は同一ですね。
すなわち、NSAでは4G基地局による裏打ちが必要ですので、接続先は4G基地局ないし4G基地局にすでに裏打ちされている5G基地局。
SAでは直接5GCに接続。両方に接続されていることが接続図よりわかります。
機械が同じであれば、NSAとSAではおなじ周波数帯(バンド番号ごとの意)を使っていることになります。
その割り当てられた周波数内でNSAかSAかで分離しているか、については文献は特に見当たりません。ただし、NSAかSAかを見分けて機械的に分離する程度の動作は比較的簡単(自宅のルーターが、インターネット宛なのか、自宅内のNASサーバー宛なのかを判別するのに時間がかからないのと同様)であり、同一機械を使うことを考えればおそらく使用帯域も分離していないでしょうし、仮に分離していたとしてもソフトウェア的に能動的に変えられるものですから、考慮する必要がないと結論付けるべきかとおもいます。
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