雨の日の電波について

雨や雪、あるいは霧などの影響で電波が到達しにくい状況は実際に起こりえます。
ただし、これは格安スマホとかは全く関係ないです。

mineoだろうと他社MVNOだろうとドコモだろうとauだろうとなんだろうと、雨や雪の影響で電波が到達しにくい状況は実際に発生しえます。影響をうけやすいのは高い周波数帯、例えば2GHz帯などで、雨、雪、霧などにより電波が散乱したりなんだりし、結果通信に影響が出るわけです。

ただし、これは理論上の話で、実際に影響を受けるかどうかは周辺状況に大きく左右されます。

基地局との距離が遠い、あるいは周辺に大きなビルがあるだとか、地下だとか電波が届きにくい場所では、雨雪などの影響を受けやすくなります。元の電波が弱いはんでね。
でも電波環境が良い場所であれば、雨雪の影響はほぼありません。

携帯（スマホ含む）は元々マクロセル方式で強い電波飛ばしまくる仕様なので、山奥やら田舎やらでなんとかアンテナ表示1本とかでもないと、雨などで電波が入りづらいということを経験することはないと思います。
しかしPHSユーザーで雨や雪の影響を実感したけっこう多くいます。というかPHSユーザーではわりと有名な話。
これはPHSの周波数帯が高いことと（1.9GHz帯）、PHSの出力が携帯に比べて弱いこと（マイクロセル方式であること）が原因です。影響を受けやすい電波を使っていて、元の電波が弱いから雨に負けちゃうと。

ということで、もし普段から電波がイマイチ弱めのエリアであれば雨の影響は実際にあるかも知れませんよ、という感じで。