通信速度の個体差

２台とも設定は全く同じですか。

モバイル通信→通信のオプション→４Ｇをオンにするのところは、「音声通話とデータ」「データ通信のみ」のどちらにチェックが入っていますか。

「音声通話とデータ」にチェックが入っていたら、最初VoLTE通話しようとして、今度電波が弱いと３Ｇ回線にフォールバックしようとしますが、電波状況によってはそこの切り替えがうまくいかなくて途切れる事態になるかもしれません。

あと、つかんでいるBandが違っているかもしれません。
電話アプリで*3001#12345#*と入力してField Testモードにして、Serving Cell InfoをタップするとつかんでいるBandが表示されますが、それが違っている可能性もあります。

上記両方とも同じでも違いがあるなら、個体差ですかね。

ネットワーク設定のリセットやってみて、プロファイル入れ直してどうですか？って感じですね。

それでもダメなら、SIMカードを入れ替えて見て、どうか？
SIMカードの問題か、iPhone本体の問題かの切り分けができます。

iPhone本体の問題であれば、一度PCのiTunesを使って初期化し、
バックアップデータを入れずに「新しいiPhoneとして設定」して
データが空っぽの状態で、電波状況を確認ください。

データ入れずに調子良ければ、ソフトの問題。
やっぱり調子悪ければ、ハードの問題、と切り分けます。

さらに、調子良ければバックアップからの復元を行い
そのまま調子が良ければiOSに問題があったと考えられ
調子悪くなったら、データ側に問題があると考えられます。

個体差の確認になりますが、*3001#12345#*のField TestでServing Cell Measurementsを選択すると、Average RSRPという数値があります。

これは基準信号受信電力で、電波をどれだけ大きな電力として受信できたのかを示す数値です。
マイナス数値なので、0に近いほど大きな電力となり通信が安定します。

使っている機種も場所も同じで、接続しているチャネルも同じならRSRPも同程度の数値になるはずですが、電波を受けとるアンテナの性能が悪ければ（=不良品なら）小さな数値になります。

スマホ本体とは別の可能性として、無いとは思いますがスマホケースが金属性だったりすると電波を妨害するシールドケースになりますのでRSRPが小さくなりますし、
そうでなくても手帳型スマホケースだとクレジットカード等を収納できるようになっていて、そこに入れているものによっては電波を妨害します。

クレジットカード、SUICAなど磁気カード全般の問題として、電波を発するスマホと一緒にしているとカードの磁気記録が消えて使えなくなる危険があるので、スマホケースに入れるのはお薦めしません。
ありがちな問題として、スマホケースにSUICAを入れているとスマホ電波と干渉してSUICAが使えないので、スマホ電波を防ぐ磁気シールドカードをSUICAと一緒に入れておくなんて事例があります。

当たり前ですが電波を防ぐ磁気シールドカードなんてものをスマホケースに入れていれば、スマホ自身に電波が届かなくなるのでRSRPが小さくなり、通信も不安定になります。

iPhoneにカバーはされていますか？
カバーの材質・形状によっては上下の金属ではないアンテナ部分を塞いでしまい通信が妨げられる場合もあります