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~fioの旅~ the beautiful world? 【画像多め】【内容薄め】【不定期更新】

お家大好き引籠りのfioが、数少ない友人からの、半ば強引な誘いを断り切れずに外の世界と触れ合い、引籠りを脱却するまでの成長?物語です。

不定期に下手な写真と拙い説明を更新していきます。
お時間が有りましたらお付き合いくださいませ。

もし、ここを見て「行ってみたよ!」なんて報告とか貰えたら幸せ感じちゃいます。(笑)

それでは2017年fioの夏旅の始まりです。

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勇者ヨシヒコが魔王ゲルゾーマと対決した場所への聖地巡りとして(笑)
(勇者ヨシヒコをご存じ無い方はコチラ)
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko/
栃木県宇都宮市に有る、大谷資料館へ行ってきました。
http://www.oya909.co.jp/

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外は30度超えの真夏日に、内部の気温は13度!
涼みに行くつもりがちょっと寒いくらいでした。
時折天井から冷たい水滴が首筋を襲います。

機械化される前は1本の石柱を切り出すのに4千回もツルハシを振るっていたとか…
昔の人の根気強さには頭が下がります。

中はライトアップされているものの、基本的に光量不足でスマホで写真撮っても真っ暗です。☝の画像はPCで目いっぱい明るく加工してます。
写真撮りたい人は三脚とバルブ開放できるカメラのご用意を。

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大谷資料館の近くにある、その名も大谷寺(大谷観音)。
http://www.ooyaji.jp/
平安時代(810年)に弘法大使の作という奇岩の岸壁に掘られた千手観音が祀られています。
他説ではシルクロードの石仏と共通点が多いのでアフガンの僧侶の作という説も…
国の指定重要文化財という事ですが、上の巨大な岩の造形の方が気になります。
併設の宝物館にはここから発掘された縄文人の人骨が…

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竜門の滝というと、大分のものが有名ですが、こちらは那珂川の支流江川に在る、竜門の滝、その幅は65m、高さは20mもあり大きいです。JR烏山線の滝駅という凄く小さな可愛い駅から5分程の場所で、1時間に1回滝の上を電車が通ります。
下の中州まで降りて遊べますが、滝へと降りる道が滝のしぶきでぬかるんでドロドロなので転ばない様注意が必要です。
遊歩道にはベンチも有って、木陰を涼やかな風が通り抜けて心地よいです。

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ここは茨城県北部の大子町に在る月待の滝です。
http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2861
最近Jinponさんが跳び下り...じゃなくてバンジージャンプをした竜神峡からそう遠くない場所ですね。
滝の岩の下の窪みまで歩いて行けて、滝を裏側から見れるので、別名「裏見の滝」とも言うそう。なんだか怖そう?ですが、物凄い量のマイナスイオンがでています。

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ちなみに、裏側からの雰囲気はこんな感じです。
滝の横のもみじ苑では天然氷の巨大かき氷を頂けます。
そして、ヒミツのお得情報です。
売店のお兄さんにお願いすると、無料で練乳マシマシで作ってくれます(笑)

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月待の滝から日立へ向かう山間の道は、そこかしこに大小の赤い鳥居が有って、山の彼方此方に神様が居る様です。神様と言っても色々ですから、この数の多さはちょっと怖いただならぬ感じがします。

ここは茨城県日立に在る御岩神社の楼門。
http://www.oiwajinja.jp/index.html
現世と神域を分かつ門。
入る時と出る時にお辞儀をしないと魂を置いてきてしまうとか。
信じるか信じないかはあなた次第です。

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冗談はさておき、楼門をくぐって少し行くと、宇宙飛行士が地上から光が伸びているのが見えたというGPS測位の場所に立つ三本杉は高さ50m以上の巨木です。参道の森の木は全てこの様な巨木で、自分が小人になったような?或いは巨大な神々の世界に迷い込んだ様な不思議な感覚に包まれます。
流石は「天地開闢の時より神々がこの地に鎮まる」と言われるパワースポットです。縄文時代の祭祀跡が発掘されていると言うから、精霊信仰の頃より何かが有るのでしょう。

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三本杉を過ぎて、登っていくと、ほどなく天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)などと祀っている斎神社に着きます。ここの天井には見事な龍の天井画が有ります。この神社の横には石柱に木の車輪がはめられた物が有り、上へ回しながら祈ると現世での願いが、下へ回しながら祈ると後世での願いが叶うそうです。
何をお願いしたかはヒミツです(笑)
ちなみに記念にと思いひいた「水引の花お御籤」では愛情の花(心)を引き当てました。それによると「愛情に恵まれ、良い縁をもたらします」と有りました!
キターーーーーー!!!
でもね、個別の「縁談」のとこには「気長に待ちましょう、
良い話が来ることでしょう」ですって…
私の運命の相手はどこに??(笑)

それではみなさん、また次回お会いしましょう。


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さざえ堂の中はこんな感じ。
建設当初は多分滑り止めの横木は無かったと思われ、かなり滑って上るのは大変だったような?
でも下りは滑り台みたいで楽しかったかも?
それにしてもどうやって作ったのかしらん?

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飯盛山を更に登れば白虎隊隊士たちの墓所があるのですが、あまりの暑さに上まで行かずに降りて来ると、宮島で有名な厳島神社が有りました。

気になって調べて見ると、創建は室町初期で、宗像三女神の市杵島姫命を祀っているとの事なので、やっぱり宮島の厳島神社と同じ様です。

この場所は白虎隊隊士となった少年たちにとって、幼いころからの遊び場でもあり、戦乱の際も集合場所とされた馴染深い場所だそうで、当時の彼らの思いは如何許りであっただろうかと思いを馳せてみたりしたのでした。

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厳島神社の鳥居の脇にちょっと珍しいTree in Treeを発見。
木の肌の違いを見るに、朽ちた幹から新芽が出たというよりは、樹の中から別の木が生えてきた感じ?

珍百景に出すにはちょっと弱いかな?

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飯盛山の次は鶴ヶ城へやってきました。
とは言え、あまりの暑さに駐車場から一気に天守まで行けず、一旦途中の博物館を避難がてら見学。

日本のお城は斜めから撮ると格好良く迫力ある写真になる事が多いのですが、鶴ヶ城は真横からもスッキリした佇まいで美しいです。

維新の時の戦争でボロボロになった後に、再建を望む市民から早期に取り壊し(再建の為)の要望が出たというのも頷けます。

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鶴ヶ城の城内には鱗閣という茶室が有ります。
なんでも、千利休が秀吉から死を賜った際に千家の茶道が絶えるのを惜しんだ会津城主が利休の子を匿い、後に千家の再興を願い出て建てたのがこの茶室だそう。

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とても暑かったのでみんな冷房の効いた屋内のテーブル席でお茶を頂いていたのですが、庭の雰囲気が良かったのでfioは野点としゃれこみました。

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冷たいお抹茶と和菓子で600円。
暑さで参っていた体に甘いお菓子と、抹茶の冷たさが沁み込みます。

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本当はこの後、七日町へ行って工芸品なんかを見て回るつもりだったのですが、普段引籠って体力の無いfioはこれから移動しても見て楽しめそうもありません…

幸いに?お城のお土産屋さんは土地の特産品が揃っていたので、もうお土産屋さんで一通り見て、予報のゲリラ豪雨が来る前に会津を離れる事に…
旅行の2日前に降った様な子供の拳大の雹なんかに降られたら堪りませんもの。
お城から駐車場へ戻る途中、なんだか頭が痛くなってしまったfio。
聞けばこの日福島県では初めての40℃を記録したのだそう。

車へ戻る途中の博物館の喫茶に避難してクリームあんみつセットを頂きました。
体温が下がって頭痛も治まりなんとか無事に帰ってくることができました。

今回エアコン全開で走ったLapinの燃費は22.1Km/L
総走行距離は約800Km、猛暑の中Lapinも頑張ってくれました。
また何処かへ行きたいな。ガソリン、安くならないかしら...
会津まできたのなら只見線並走して魚沼から群馬経由で帰ってもよかったのに。

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>> Jinpon さん

只見線いいですね、磐梯西線も単線のひなびた駅とか良い雰囲気で写真を撮りたかったのですが、友人と一緒だとなかなか…

今回はドラぷらの南東北周遊プランを使っていたので魚沼方面に行っちゃうと周遊範囲を出てしまうのでちょっとムリでした。
早く高速道路が全部無料になれば良いのですが…

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2023年11月3日文化の日。fioの小さな秋旅に行ってきました。

今回の目的は、“DOGEコイン”でお馴染みの柴犬かぼすくんの銅像とコスモス畑です。
場所は千葉県の印旛沼の畔にある佐倉ふるさと広場です。
京成線の踏切を渡ると、遠目にオランダ風車とピンクの野原が目に入ります。
初めて間近に見る風車は大迫力です。

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1日前に公開されたばかりのかぼすくんの銅像は、まだあまり知られていないせいか?
或いは、風車の先に置かれている為か、あまり見に来て居る人は居ませんでした。

国内より海外の方が有名だったりして?
大の柴犬好きのfioからするとかなり意外な状況です。

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風車の中も見学できて、風車の力で水車を回す巨大な木造のシャフトや木の靴などを見る事ができます。

木の靴を履いてみると、フィット感こそないですが、意外とこれでも歩けそうな感じです。
重さも見た目ほどではなくて、昔の人は本当に木靴で生活していたのかな?

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風車の2階の窓から遠くを見ると、金色の野が見えたので、なんだろう?向こうにもお花畑?と思って行ってみると、刈り取り前の稲穂でした。

近づいてしまうと、The稲穂という感じですが、光線の角度によっては、ナウシカのラストシーンみたいな”金色の野”の様で、「稲穂って本当に金色に見えるんだ!」とちょっと感動してしまいました。

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印旛沼の湖畔?沼畔?の土手沿いは桜並木で、サクラの木が沢山植えられているのですが、ふと見上げたその先に狂い咲きの花が!

11月というのに当日の気温は25℃。
勘違いして開いてしまったのがちょっと恥ずかしそうなお花でした。

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風車の見学を終えて、コスモス畑を見ようと風車側から道路を渡ってマルシェの有る方へ。

すると、なんという事でしょう!
目に飛び込んできたのは一面満開の向日葵畑です!
夏旅では時間の関係でひまわり畑を見に行けなくて残念だったfioは嬉しかったものの、気候変動の影響を考えると手放しで喜べない感じ。

それにしてもまん丸のメロンパンみたいに膨らんだ花のまんなかがかわいいwww

ひまわりはいつみても気持ちが上がって元気がでますよね。

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土手沿いの向日葵畑から振り返ると、一面ピンクのコスモス畑が広がっています。

とにかく空が広くて、お花畑も広くて、もし近所に住んでいたら幸せだなぁなんて考えてしまいます。
いつも自室に籠っているので、縮こまった心がふわ~っと広がって行く様な感覚を覚えます。

最盛期にはここから道路を渡って風車小屋の方迄がコスモスに覆われていたかと思うとスゴイです!

四季折々の風景を見る事ができる日本は本当に良い場所だなって思います。
最近のニュースでは春秋が無くなって四季から二季になるなんて話も聞きますが、美しい自然と、自然を感じるこころを無くさずにいたいものです。

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12月21日最強寒波が列島を襲い、強風の吹きすさぶ中、いつか行きたいと思っていた江の島シーキャンドルの撮影に行ってきました。

初めての江の島エスカ―にワクワクしながらトンネルを抜けると、そこには弁財天に調伏された?龍神像が。
なんでも、悪さし放題だった五頭龍が弁財天によって改心させられてその後夫婦になったとかで、縁結びの神様となったそう。
まぁ弁財天さまと結婚できるなら改心するのかも?

境内に行くと来年の縁起物としての青い龍の置物が置いてあり、先日、青龍が直ぐ横を飛び抜けて行く夢を見たfioは、もしやこの出会いの事か?とその青い龍の置物と、縁結びのお守りを頂いて帰る事にしたのでした。

先日見た夢はなんだかすごくて、遥か彼方に赤い龍と、良く見えないけど黄色?金色の何かが居て、それを見ているfioの横を後ろから前へ巨大な青い龍が飛んでいき、追い越しざまに横目でfioをジロリと見る青龍と目が合うという衝撃的な夢でした。
何かいいことあるのかしら?

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猛烈な風にもみくちゃにされているロープに不安を覚えながら、エレベーターでシーキャンドルの展望台へ。

普段はあまり見る事のない江の島側よりの本土の眺め。
江の島大橋へ吹き寄せられる白波のお大きさが、風の強さを物語っています。

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展望台のガラスは掃除されて居なくって、雨の後の車のフロントガラスの様に酷い汚れ様でしたが、夕焼けの富士山は美しい姿をたたえていました。

このままずっと穏やかな姿でいてくれたらと願わずにはいられません。

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風でゆらゆらとゆっくり揺れる展望台で待つ事しばし。
17時になると一斉にライトアップの電球が点灯され、歓声が沸きました。

本当は点灯の瞬間のビデオを撮影していたのですが、前の人の頭が入ったり、焦ったりでなんだか動いてぐちゃぐちゃになって撮影は大失敗
_| ̄|○

まぁ最近は?三脚や脚立の持込はどこも禁止だし仕方ないです。

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シーキャンドルを下りて、光の庭園へ。
紫のトンネルは以前行った足利フラワーパークの藤のライトアップを思わせます。

こういうのってどうしても目で見る美しさや感動を写真で再現できないんですよね…

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何年かぶりの光の祭典は、気分が上がってとても楽しい思い出になりました。
平日なのと寒波と風の影響もあってか、人もそれほど多くなく、撮影コンディションもまずまずで来て良かったです。
欲を言えば夜間撮影なので三脚とスローシャッターで撮りたかったです。
風が強いからブレちゃうかもですが…

2023年を締めくくるfioの冬、龍神様とシーキャンドルに出会う旅は小さいけど大満足の旅になりました。
来年は良い年になりますように。
湘南のシャンデリアだっけ?これいつかは見たいと思っているんだよ、fioっちは行ってるしぃー(*'.'*)
その時は一眼レフで撮りたいかな
と言いつついまだにカメラを買っていないのよ(*_*)
買うなら中古の型落ちを買おうかな、ミラーレスじゃなくてアナログの一眼ね(笑)
購入する時は相談にのってもらえると嬉しいかも!
レンズとかフィルターとかね

展望台からの富士山もなかなかイイね!富士登山には2回ほど登ったけど今は外国人が多く、無茶な登山者の記事が毎年増えているし、地震とか災害を考えると山は恐いって最近は考えてしまうんだよ〜
剣ヶ峰は2回目にして行けました!、1回目は雪のために山頂に登ったもののお鉢巡り不可になり断念

さて、この次はどこに行くのかな?fioっち?
会津若松は昨年行きましたよっ!赤瓦の天守閣で満開の桜だっよ〜
下郷町の大内宿って所もついでに行きました。

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記録を見ると2024年は一度も旅行していなかったのですね…
今回は大学の時のアメリカの同級生に誘われて、2025年8月23日~27日、4泊6日?でマウイのラハイナへ行ってきました。
土曜の晩に羽田を出発し、土曜の昼にハワイへ到着。東へ向かうフライトなので日本より前の時間へ向かう筈なのに、日付変更線を越えるので周回遅れになるんですよね。
更に、iPhoneやGoogleカレンダーが勝手に現地の日付と時刻に合わせるから頭の中が大混乱!

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ホノルルで、マウイ行きのボーディングパスを、早い時間のチケットに振替して貰って、カフルイ空港で、ラスベガスからマウイへ直行していた彼女の到着に合わせて合流できたので空港でレンタカーを借りてホテルへ。
2つの部屋番号が書かれたドアを開けると、中に2つの扉があり、1つがfio専用、もう1つが彼女専用の部屋という豪華なつくり。
fioの部屋には大きなキッチンや広いリビング。

彼女がタイムシェアのメンバーシップを持っているリゾートなのですが、こんな豪華なお部屋泊った事ないよ!

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外から連れてこられた猫みたいにさっそくお部屋を探検すると、ベランダからは海が!
そして、夜、このベランダから満点の星空に驚くことになるのです!
中庭には複数のプールやバーベキューグリル、パームツリーがあり、バカンス気分を盛り上げてくれます。

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寝室にはなんていうサイズか分からない巨大なベッドが。

試しに精一杯手足を広げて大の字をやってみても端っこに手足が届くことはありませんでした。
これを一人で使う贅沢に、普段から寝付きの良いfioは即寝落ちするのでした...

しあわせ

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昼に着いたので、車でハレアカラ山の山頂(3500m)を目指します。
富士山と大差ない標高ですが、山頂まで道路が整備されていて車で登ることができます。
今回借りたシボレーBOLTというパワーEVはトルクフルで山道もどんどん登ります!ただ、ホテル迄の帰りの電池が心配に…

山頂から夕陽と星空を眺める計画だったのですが、下から見上げる山頂は雲に覆われていて心配だったのですが、標高7000フィートを超えると雲の上に出ました。

山登りってしんどいし、岩しかないし、虫が出るしで大嫌いなfioですが、車で行く登山ならいいかも?

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阿蘇とかもそうですが、火口の中に複数の火口の様な山が幾つも見えます。
外側のは外輪山っていうんだっけ?
友達はツアー客のガイドの説明を熱心に聞いていましたが、fioにはちょっと難しかったです…

海外旅行する度に、もっと英語頑張ろうって思うのにいつもできないのはなんでだろう?

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外輪山から視線を少し左へ振ると、斜面に雲が押し寄せていて、山の上なのに、雲の波打ち際みたいな珍しい光景を見る事が出来ました。
富士山頂もこんな感じなのかな?
行ってみたいけど、行きたくない...

因みにfioが高山病にならないか?とても心配してくれていた友人は、運転中ずっと生あくびをしていてfioの方がもっと心配でした…

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とっても雄大な景色に圧倒されるのですが、駐車場の柵の外はこんな感じで、火山の荒々しさ剥き出しです。
画面右上にJeepラングラー(たぶん)が小さく見えます。

思わず友人に「ここ、活火山じゃないよね?」と尋ねてしまうfioに友人は「大丈夫」と笑顔で答えますが。なんか中国の人の「もーまんたい」みたいな一抹の不安を感じてしまいます。

街中を走る車がみんな大きいので、トヨタのランクルが居ても小振りに見えます。
友人に「なんでみんな大きい車を買うの?」って聞いてみると、
「道が広いし、事故の時自分の車が小さいと危ないから大きな車を買うんだよ」って教えてくれました。
この理論でみんなが人より大きな車を求めた結果、アメ車はみんなどんどん大きくなったのか~と

ちなみにTOYOTAのハイラックスサーフのお父さんみたいな車が人気で、TACOMAって名前になってました。TACOMAってなんの意味だろう?

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この日の日没は18:59
太陽が空と荒涼とした斜面を紅く染め上げます。

車のバックドアを跳ね上げて、デッキに座ってサンドウィッチをはむはむしながら見ていたのですが(笑)
空気が薄いせいか?あまりの太陽の熱と肌への刺激に耐えかねて、思わず背を向けてしまうのでした。

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なんでもこの山は世界で第三位の天体観測に適した場所だとかで、山頂の天文台と気象台がシルエットで浮かび上がります。

なにかで見て、「なんかいいなぁ」って思っていた光景を自分で見る事が出来て寒さを忘れて興奮してしまいます。
出来る事なら天文台の大きな望遠鏡とかも見てみたかったです。
たしか東京だと国立かどっかに有ったような?

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金星を見つけようと上を向いてぐるぐるしていたのですが、うまく探せません。
代わりに太陽が沈んだばかりの西の空にうっすらと下弦の月が現れました。見えるでしょうか?
1日早ければ新月で天体観測には完璧なコンディションだったんですが、これでも十分贅沢な景色です。

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今回、星空観測に良い場所へ行くという事で、初めての天体撮影に挑んだfio。
とはいえバゲッジの重さの為、三脚無しなので手持ちです。
デジカメの液晶では星が見える筈もなく、右目でファインダーを左目で実際の風景を見て角度を合わせる顕微鏡方式で撮影です。
画面中央やや下に北斗七星が思いのほかキレイに撮影することができました。

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今回は星空という事で、11-22の広角zoomと32㎜の2本しか持って行かなかったのですが、広角を使っても星が多すぎて星座が却って解らないくらいなのでどうでも良かったかも?

液晶が使い物にならないので、取り敢えずオートモード、ISO6400、シャッター速度は1/2秒 f5.6絞り調整なしで北斗七星をキレイにとらえることができました。

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すっかり気を良くしたfioは他に知ってる星座のさそり座を見つける事が出来たので、何枚かパシャパシャ。
右側が流れたり、左側が手振れたりするなかで、まずまず巧く撮れた1枚。

でも、鮮明に取るならプロ用の白レンズか、反射望遠鏡直付けがベストなのでしょうね…
やってみたいけど、コストがかかり過ぎるのよ。

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天の川銀河が肉眼で見えていたので、ミルキーウェイ撮影にも挑戦しました。
Auto設定で何度か撮影しても、ちょっともやもやした画像しか撮影できなかったので、やけくそになったfioはフルマニュアルで、露出+3補正、ISO25600、シャッター1秒という無謀な手に打って出ます。

足場や肘の固定などに気を付けてシャッターボタンを慎重に押し込むと、初めてにしてはマズマズの天の川写真を撮ることができました。
(星の周囲に白く雲のようにぼんやりしているのが天の川銀河です)
日本でも千葉の九十九里の方で撮影できるらしいのですが、治安が悪くて危険と聞いていたので、今回撮影することができて本当に嬉しかったです。

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翌日はビーチのテラス席で朝食を摂った後、海でシュノーケリング。
ビーチもリゾートのプライベートビーチなのか人影まばらです。
砂浜から5m程行くだけで、熱帯魚を沢山見る事が出来ます。
海の水は飛行機の上からでも海底の珊瑚が見えるほど透き通っています。
ただ、健康診断で肺活量が基準の下限を下回るへっぽこのfioはシュノーケルを通して供給される酸素量で波の有る海で泳ぐことを続けられず、あわや溺れるところでした。

後日おとずれた崖でもそうなのですが、「自分でリスク管理してね」って看板があちこちに立っていて、ビーチにも当然ライフセーバーはいません…
ほんとうに危なかったかも?

その後はホテルのプールに戻って、ウォータースライダーやSPAを楽しんで、椰子の葉のパラソルの下のデッキチェアでお昼寝を楽しみました。
心地よい風と流れるハワイアンミュージックを聞いていると、自律神経以外のスイッチが次々OFFになって身体が消える様な錯覚を覚え意識が遠のきます。

ただ、お昼寝していると太陽が動いて、パラソルの影から足首がいつの間にか太陽に焼かれていて後で赤くなってしまいました…

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午後からはお隣のリゾートへルアウというハワイアンのディナーショーを見に行きました。
途中、フラ教室にも行ったのですが、なかなかあの滑らかな動きを真似することは難しいです。
でも、みんなへたくそなので楽しかったです(笑)

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ルアウではハワイアンの風習の紹介も有って、松明を持った人が遠くの崖へ走って行き、勇気を示す為に10mの崖から海へ飛び込みます。

バンジーとか怖くて大の苦手なfioはマウイの戦士には成れそうにありません。

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向こうの食事は・・・
やっぱり以前アメリカへ旅行した時と同じく大味で、ボリュームは有るけれど、マズイとまでは言わないけれど、美味しくもないといったところでしょうか?

因みに左は友達からおいしいし飲みやすいよって勧められたカクテル。
たしかに上の方は美味しかったのですが・・・
下の方に濃いラム酒が溜まっていて飲み干すのはかなり厳しかったです。(^_^;)

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あまりにも美しすぎるサンセットに言葉を失います。

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朝は起きてメイクをしてから1時間程かけて野菜や果物をふんだんに使ったサラダや朝食を用意します。
コーヒーがポットに落ちる頃、目覚めてきた友人は、私の部屋のソファにごろんと横になってまだ眠そうにしています。
まるで男の子みたいで笑ってしまいます。

野菜の葉っぱを花の様に並べ、グリーンの周りにパパイヤの黄色を盛りつけ、ヨーグルト用にブルーベリーと賽の目に細かく切ったパイナップルやパパイヤを用意して、友人とおしゃべりしながらゆっくりと食事する。

ふと、「料理は盛りつけも楽しんで、誰かとおしゃべりしながらリラックスして過ごす、生活って、本来こういうものだよなぁ」なんて思います。
毎日忙しくて、料理は作るものの見た目まで気にせず、急いでお腹を満たすだけの日々・・・
仕事ってなんだろう?

朝食の後は、バイカーが喜びそうなロングワインディングロードをドライブです。頭の中でMAN WITH A MISSIONのWinding Roadが脳内再生されていました。

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途中、屈指のシュノーケリングスポットHONOLUA BAYに立ち寄りました。
ここは湾になっていて、波が穏やかな上に遠浅で、たくさんの人が楽しんでいました。
ここならfioもおぼれずに楽しめたかも?いや、厳しいかな・・・

駐車場ではオジサンが椰子の実を割ってココナツミルクを提供していました。

偏光フィルタ持ってくればもっときれいに海の色を摂ることができたのにと後悔しきりです。

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シュノーケリングスポットの少し先へ行くと、Blowholeという場所が有って、波が打ち寄せると、岩の下から海水が間欠泉の様に噴き出す場所が有りました。

HONOLUA BAYとは打って変わって、立っていてもよろめきそうな強風が吹き荒れ、例の「リスクは自己責任で」みたいな看板がギョッとするくらいの数立っています。

もしかして日本の東尋坊の様な場所なのでしょうか?
ちょっと怖いかも?

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ホテルへ戻り、ハワイアン航空へ帰国便のチケットを乗り継ぎに便利な時間の物へ変更してもらい、日焼けした友人にアイスバッグを作って手当てをしてあげました。

fioがデッキチェアで昼寝していた間も海で遊んでいた彼女のふくらはぎは真っ赤になっていてとても痛そうでした。

夜は中庭のグリルでソーセージを焼いて、粒マスタードをたっぷりつけてMAUIビールと一緒に楽しみました。
今回は外食を殆どしなかった変わりに、いつもゆったりと食事をすることができました。

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ルアウの時に首に掛けて貰ったフラワーレイ。
本物の花で作られているので、持って帰ることができない分、スペシャルな贈り物です。
初めてかけてもらったこともあり、とっても嬉しかったのを覚えています。

おもてなしの心は日本だけでなく、ここ、ハワイでも。
旅の終わりにふと、「また来たいな」と思います。
でも、一人でもまたきたいか?と問われればそれは少し違う気がします。
もちろん、美しい景色やゆっくりと流れる時間、気さくな現地の人達との交流はどれも素晴らしいものでした。

でも、それ以上にこの数日間、時間を共有した友人との絆はfioにとって、マウイの風景よりも大切なものになっていたのでした。

素晴らしい時間と体験を提供してくれた友人に感謝と、10月に彼女と日本で再会できることを楽しみに、2025年のfioの夏旅は幕を閉じたのでした。
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