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【記事紹介】不満噴出のスマホ通信品質、携帯11社の遅延を計測

日経 xTECHのWeb記事紹介です。

2018/04/27 GWスペシャル2018
不満噴出のスマホ通信品質、携帯11社の遅延を計測
http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00255/042500010/

本記事は実効速度ではなく、RTT(ラウンドトリップタイム)を測定しており、MVNOだけではなく、キャリア3社のデータも含まれています。mineoはAプランで測定されています。
また、電子情報通信学会での発表ということもあり、信頼性は高いものと考えられます。

通信の目的が「コネクテッドカーをはじめ、リアルタイム性が要求されるサービスの通信」ということで、大量伝送ではなく応答性を評価しているので、私たちがスマホで体感する速度とは異なるものの、通信品質という点では参考になるデータではないでしようか。


20 件のコメント
1 - 20 / 20
記事、拝見しました。

スピードテストアプリでよく出てくるPing値をグラフ化したもののようですが、結構Aプランはグラフの背が高いようですね。
Pingの塊が3階層...となると何らかの制御がかかっているとは知りませんでした。
wzjmさん
私も「Ping値」と書こうと思ったのですが、RTTとPing値は同じなんでしょうか?調べてもよく分かりませんでした。
確かに、mineoはPing値が高めに出る傾向があります。記事は私の居住地と同じ名古屋での測定なので、経由するhostが多いのかな?
興味深い記事ありがとうございます♪
MNOとMVNOをまとめて比較するという事自体には若干違和感を感じますけど、
RTTは構築におけるQoS制御やネットワーク遅延が発生した際のトラブルシューティングで重要な要素ですから。

mineoはDプランしか利用してませんが、実際に傾向を見ると時間帯によってのRTTの振り幅がすごく大きいんですよね。
IIJは高トラフィック時のパケット再送を考慮して、意図的にRTTを調整していると公式で発言されてますから一定の安心感があります。
OCNは例のパケット圧縮装置の効果もあるのでしょうか?
サーバによって計測結果にも顕著に差が出るのは興味深いです。東京大学……(´・ω・`)
詩音(しおん)さん
専門的な考察、ありがとうございます。私は通信は素人なので(専門ほ何だろう?)、「なるほど~」という感想です(^^;

wzjmさん
記事中に下記のように書かれていましたので、Ping 値を計測していることに間違い無さそうです。
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pingとは別にtracerouteも実行(1分おきに1回、24時間計測)しており、「最初の数ホップ(事業者網内のルーター)のRTTを確認しても同様な傾向が見られた」
>>えでぃさん

>私の居住地と同じ名古屋での測定なので、経由するhostが多いのかな?

mineoのPOIは1箇所しかなかったはずですし、そこからインターネットへ出るはずですから
居住地でPingの値に違いが出る事はないと思いますよ。
IIJは東京、大阪の2箇所にあって、現在地に関わらずランダムで振り分けられますから、実はすごくややこしいです……。
やはり携帯電話ですから、むしろ現在地の電波状況に左右されるかも知れませんね(笑)

私も構築に携わったことはありませんので、
あくまで一般論とか個人的な主観として捉えていただければなぁと(笑)
私には理解不能ですが、ザックリ言うと、いい方向に向かうでしょう、と言う事かな。。。
スキルゼロなんで、このグラフからどう判断したらエエのか判りません。
詩音(しおん)さん
> mineoのPOIは1箇所しかなかったはず
言われて見れば、mineoのSIMでスマホが取得するIPアドレスは、大阪のmineoのものでした。無知をさらけ出して恥ずかしい💦

> 私も構築に携わったことはありませんので
少なくとも私よりはずっと博学です
先生!(笑)
1ページ目の表「計測対象の事業者と利用した通信機器」、明らかにW01と501HWが逆になってますね。
>詩音(しおん) さん


>>私の居住地と同じ名古屋での測定なので、経由するhostが多いのかな?

>mineoのPOIは1箇所しかなかったはずですし、そこからインターネットへ出るはずですから
>居住地でPingの値に違いが出る事はないと思いますよ。

mineoのPOIは大阪のみなので「POIからインターネット側」については端末側がどこに在圏していても経路も遅延も変わりませんが、「POIより端末側」については場所に依存します。
POI(P-GW)で終端されるのでtracerouteしても内側のhop数を見ることはできませんがpingの値は変わります。

極端な例を言うと、端末が大阪でPOIが大阪で計測するサーバーが大阪であれば、全ての通信が大阪で完結するのでpingの値は少なくなります。(キャリア内ネットワークが不明なので絶対ではないですが)
ですが、端末が沖縄にいた場合は少なくともキャリア網内で沖縄<->大阪の往復が必須になるので大阪で完結している通信よりもping値は大きくなるはずです。
>>Phantomさん

補足ありがとうございます♪
確かにPOI~端末間ですと、各都道府県のMNO共有部を経由して通信されるわけですから
実際の距離や通信経路によっては遅延の要因になりかねませんね。
DプランならNTT東西やComのダーク、AプランならKDDIの基盤使ってるのかな?
ここら辺は不勉強なので分からなくて申し訳ないのですが。

必然的に光ファイバーの広域網を使っているので、pingのRTT的な値が露骨に出る事もないと思いましたので上の様なレスになっちゃいました。
>詩音(しおん) さん

キャリア内部の通信経路や状況は外部から知ることはできないですが、「通信帯域」についてはそれなりに余裕を持った設計のはずなので混雑して速度が低下するということはほとんど無いと思われますが、遅延に関しては物理的な距離や経由する装置の数などにより大きくなるのは避けられません。
東京-大阪間の理論的な伝搬遅延は5ms程度、実環境では10~20msほど増加すると言われています。

今回の検証でどれほど影響が出たのかはわかりませんが・・・というか、ほぼしおんさんのコメントにレスしただけで最初の記事を読んでいません。(すいません)
Phantomさんと詩音(しおん) さんのやり取り、興味深く読ませていただきました。漠然とですが、わかった気になりました(^^;

今回の調査は4Gのリアルタイム性を評価したものですので、いわゆるMVNOの速度比較ほど一般受け(マイネ王ユーザ受け)しませんね。
この記事は有線/無線のネットワーク特性をある程度理解してる人間じゃないと読み解くのが難しいでしょうね。

モバイル通信の場合は無線区間とバックホール(というかバックボーンと言うか)である有線区間双方の特性が掛け合わされます。有線区間は昨今のピアリングでかなり「無視できるくらいの速度(RTTで数ms)」になっていますけど、無線区間は色々と伝播状況なりでいくらでも変化しますので。

それと Pingと RTTの違いが云々、と書かれていたコメントが有りましたけど、pingコマンドを実行して実際に飛ぶパケットは ICMPプロトコルですので、ほぼ同義と言えます。(traceroute[Windowsでは tracert]についても ICMPプロトコルを使用します)
>>Phantomさん

今回の測定はあくまでインターネットに出る事を想定した実環境での測定なので、
特にPhantomさんにこそ読んで欲しいなぁと私個人は思っています(笑)

>東京-大阪間の理論的な伝搬遅延は5ms程度、実環境では10~20msほど増加すると言われています。
L1/L2レベルでも、中継区間や通信機器の数やパフォーマンスで理論値以上の遅延なんていくらでも出てきますからねぇ。
L3SWなんて経由すればカプセル化の問題で更に下がると思いますし……。


>>えでぃさん

みなさんどうしてもデータ通信量やランニングコストや
speedtestでのスループット結果に目が行きがちですからね。
多分、趣味でいろいろ調べられてる方や実際にネットワークに携われてる方でないとピンと来ない話題だと思います。


>>ばななめろんさん

無線通信でのインターネットって複数の要素が絡み合うから難しいですよね。
突き詰めると有線、無線、更にTCP/IPなどのプロトコルの知識も必要になってきますから。
今は更に上位レイヤーの知識も……本当にキリがないです……:(;゙゚'ω゚'):
気楽なつもりで記事の紹介をしましたが、コアな方々ばかりがお集りになり、高度な議論になりました(^^;
#ICMPってICBMとは違うのか…「特定の相手にめがけて打つ」という点では一緒だよね(笑)
詩音(しおん)さん>
> L1/L2レベルでも、中継区間や通信機器の数やパフォーマンスで理論値
> 以上の遅延なんていくらでも出てきますからねぇ。
> L3SWなんて経由すればカプセル化の問題で更に下がると思いますし……。

昨今は VXLANやら NVGREに対応するネットワーク機器が増えてきましたので、わざわざ L3レイヤのプロトコルに変換せず L2間を接続出来るようになりましたし、その方が話が早いとも言えますが。

※どっちにしても VXLANなり NVGREでも L3レイヤは通りますが。


えでぃさん>
> #ICMPってICBMとは違うのか…「特定の相手にめがけて打つ」という
> 点では一緒だよね(笑)

目の付け所が良いですねぇ。(苦笑)
その考えはなかったです(^^;;;)
いや、pingは普通相手のアドレス指定して飛ばしますがICBMは普通大凡の着弾範囲内に収まるように飛ばすのと、大抵大幅に山なりに迂回飛行するので全然違うかと等とズレたマジレスをしてみたり

で、件の記事ですが読む前にタイトルだけで書いてしまいますが、遅延を基準にした話って無線系では(特にセルラー系の通信では)寡聞にしてあんまり見かけませんが、VoIP等は当然として、ブラウザでの連続したページ遷移や細かいデータをパラパラ送るような用途ではピーク速度よりむしろ重要だったりしますのでもっとこっち方面も注目されると有り難いですね。無理をしてパケロスの山は論外としても、無闇にバッファを大きくとってレスポンスが悲惨なことになっても使いにくいですから。

#というわけで後程記事の中身を見てきます(をい
pingでIPアドレスを指定しても、その先が同一なものとは限らない・・とか言い出すときりが無いかw

RTTを優先するかパケットロスを少なくするのを優先するか・・・ポリシーの違いもありますよね。
RTTが酷いことになっても困るしパケットロスが酷いことになってもやっぱり困る。

(すいませんまだ記事見てません)
gunnerさん
マジレスありがとうございます。
ICMPはパケット、ICBMはロケットで飛ばします。 #まだやるか(-_-;)

gunnerさんもPhantomも、元記事読んでください。大元の学会発表は、電子情報通信学会の無線通信システム研究会での発表だったようです。審査なしで発表できますので、信頼性は保証されていません。
https://www.ieice.org/ken/paper/20180423i131/
アブストの掲載はありませんので、信学技報, vol. 118, no. 12を見ないと内容は全く不明です。
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