iPhone SEのiOS11.2.2へのupdate

私のiPhone SEは台湾のTSMSCが製造した、ARMv8アーキテクチャーのApple A9プロセッサを使用しています。今、世間を揺るがしているプロセッサの脆弱性の内、ARMアーキテクチャーではSpectreを呼ばれるside-channel-attackに対する脆弱性を持つとされています。今回のiOS11.2.2への更新はその脆弱性に対する、SafariとWebKit（ブラウザ）の対策をした模様です。ただ、多くのOSではkernelレベルでの改修を行っており、Appleもいずれはkernelレベルの更新がされると思います。とりあえず脆弱性回避の目的で、iPhone純正のSafariブラウザを使うことをお勧めします。

appleのARMアーキテクチャーのプロセッサについてはARMからkernelの修正が提供されているとのこと。Appleがこれをkernelに適用済みであれば、脆弱性回避は完璧になる。

https://developer.arm.com/support/security-update