MVNO・サバイバル時代、各社の生き残り策は…
2013年頃から急速に増加を始めたMVNOサービス。ここにきて各社各様、そろそろ黒字ビジネスに向けた戦略と、その具体的な対応策が垣間見えてくるようになりました。
① 余剰帯域時間の積極利用する : IIJmio、
==> フル・MVNO導入の法人向けIoT開拓
② SIM在庫コストの低減を狙う : IIJmio、
==> フル・MVNO導入によるプリペイドSIMコスト管理
③ eSIM製品で新規サービスの導入する : b-mobile(HIS)、
==> 海外SIM新規サービス展開
④ 設備投資のコスト抑制に走る : mineo、楽天
==> データ圧縮、帯域制限
➄ MVNOビジネスからの撤退した : LINEmobile、
==> ソフトバンクへ身売り
ネットワーク技術を駆使し、新たなビジネスモデル積極的なビジネス展開を開始した IIJmioからはじまって、ビジネス開始から一年を待たずに早々見切りをつけて身売りしたLINEmobileまで、各社各様、対応策は異なるようです。各社それぞれの力量、得意技には大きな違いがあることから、出来ること出来ないこと、必然的にその対応策にも特徴が現れて来ます。
ここからがまさにサバイバル・ゲーム。 ビジネスをドライブする各社マネジメントの先見性と力量、戦略と技術力の違いが将来の方向と結果を左右していくのでしょう。 各自のTPOを満足する柔軟なMVNO選択が肝要です。
面白くなってきました、一年後……楽しみです。
7 件のコメント
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最終的に800社から数社残ればいいほうかと。
…と思ったけど、イオンはIIJやOCNになるのかな。
歴史を見れば未来が見えます
> イオンモバイルの立ち位置もおなしゃす!
イオンモバイルはどちらかと言うと「囲い込み戦略」(楽天が当初目指そうとしていたところ)ではないかと推察します。
※双方とも金融、ネットワークを抱えていますが、それぞれの立ち位置が
違うと言えますね。
(無店舗販売 vs 実店舗、自社管理 vs MVNEなど利用...その他)
ただ、これは間違いないと思いますが「実店舗を設置できるだけのファシリティを抱えている」と言う観点では、さすがリテール事業をやってるイオングループに一日の長有り、とも思います。
⑥顧客を選別する:Toneモバイル、mineo
これ以上はお察しを。w