プロジェクトM ～ある特別企画～

（「プロジェクトX」風に読んでね♪）

1月初旬、HOOKUPにメッセージが届いた。マイネ王運営事務局からだ。

運営さん：HOOKさん、今度のバレンタインデーの2/14にチップをチョコチップにすんねん。せやから、そのチョコチップを多く利用してもらえるような企画を考えてくれへん？BKGKをやってもろてもええし、他に何かあれば考えて欲しいねん。
あ、チョコチップは皆にサプライズでやるから、そのことは内緒なー。

HOOKUP：2/14だけチョコチップになるんですね。
運営さんが開催する企画を私に考えてほしいってことですか？私自身がやる企画として、何か考えて開催してほしいってことですか？

運：HOOKさんがやるユーザー企画としてやってほしいねん。

Ｈ：わかりました。何か考えてみます。

運：頼むわー。何か考えたら、前もって教えてなー。


事務局内で以前から2/14にチップをチョコチップに変える案が出ていて決定したようで、そのチョコチップを盛り上げるような企画を考えて投稿してほしいとの依頼だ。
HOOKUPは2/14に特に何かを計画していたわけではなかったが、マイネ王が盛り上がるのであれば依頼を受けようと考えた。
事務局曰く、BKGK合戦でもいいとのことだった。確かに多くのチップが飛び交うには違いないが、それはゲームとしての使い方なので、折角だから本来の意味でのチップが多く贈ってもらえるような企画を考えることにしたのだ。


そして数日後

Ｈ：運営さんにチップを贈ることは出来るけど、運営さん側からユーザーに対してチップを贈ることはできますか？
運営さんからナイスをもらうと皆さん喜ぶので、それがチップだったらもっと喜ぶと思いますよ。2/14だけのプレミアムチップとしてできません？

運：システムを調べてんけど、チップを贈ることが出来る仕様になってるでー。
運営としてもチップを贈る側で参加させてもらうわー。


新たにシステムを作り上げなくても運営側からチップを贈ることができるようだ。
それを取り入れ今回の「愛を叫ぶ」企画のひな形を考え、事務局に企画内容を報告した。


Ｈ：こんな感じではどうでしょう？

運：めっちゃええやん！うちらもワクワクしてきたわー♪
前も言うたけど、チョコチップのことは事前告知も当日発信もせーへんから、当日まではHOOKさんも内緒で頼むでー。

Ｈ：かしこまりました。


その後、HOOKUPは再度内容を練り直し少し修正をし、再度企画内容を報告した。


Ｈ：運営さんからチップを贈るだけじゃなく、開催期間中に運営スタッフさんからも何か愛を叫んでくれませんか？当然いくつかチップが貰えますから、フリータンクに入りますよ。

運：めっちゃエエ企画やん！さすがHOOKさんや。
スタッフ数名も愛を叫ぶようにするから、よろしくなー。


との経緯の元「愛を叫ぶ」企画ができあがり、投稿する運びとなった。
「愛を叫ぶ」企画だけよりも、最初に事務局から持ちかけられたBKGK合戦も開催した方がチョコチップが多くやり取りされるため、HOOKUPはBKGK合戦も同日開催することにした。


Ｈ：もっとチョコチップを盛り上げる為に、BKGK合戦も同日開催するのでまたお手数をお掛けしますがよろしくお願いします。

運：わかったー。その時、一時的にサーバー増強するから、思い切り楽しんでなー。運営も楽しみにしてんでー！

Ｈ：2/14にチップがチョコチップに変わったあと、そのチョコチップの事を語ったり、運営さんから聞いてたことを言っても大丈夫ですか？

運：チョコチップに変わった後やったら、その事を言うても問題ないで。
せやけど、こっちから何か企画を開催してほしいと依頼されてたことは言わんといてほしいねん。


事務局からのお願いもあり、2/14まではチョコチップのことは公開しないでいた。
2/14当日にHOOKUPがチョコチップのことについて公開するスレを投稿したのは、チョコチップに変わることを多く認知してもらい、皆に多くのチップを使って貰いたいとの考えから、HOOKUP自身での判断で投稿をした。


また、愛を叫ぶスレの「注目の投稿」への固定表示も、HOOKUPからは何一つ指示やお願いはしていなかった。
固定表示に関して、事務局が操作して行っていたことを知ったHOOKUPは困惑した。
事務局的には「マイネ王からのお知らせ」でも記載されていたように、その企画をできるだけ多くの人に知ってもらいたいとの思惑だったのだろう。それは、事務局からHOOKUPに企画開催を依頼し運営スタッフ自体も参加する企画であるので、その想いからだと感じられる。
しかしその固定表示は、HOOKUPとしては「そこまでしなくてもよかったのに」と感じていた。
企画や記事などの投稿を挙げているユーザー達としては、その注目の投稿欄に上がってくることが嬉しいことだと想像するので、そこの一枠を事務局が故意に占領させてしまうのは皆から反感を買い好まれることではないと、HOOKUPは感じていた。