中国での感染防止体制事例のご紹介
今日は北京から天津まで社用車に乗っての出張です。
以前にも、サービスエリア風景をご紹介しましたが、コロナウイルス騒ぎ以降初めての高速道路利用による北京外への移動でした。
以前の投稿はこちら
https://king.mineo.jp/my/994fa82ec265c79c/reports/61671
サービスエリアに立ち寄り、トイレを含めた何らかの施設を利用しようとすると、区切られていて簡単なゲートを通る必要がありました。
施設エリアに入るためにはここで検温並びにスマホ端末を利用したリスク判定結果を提示します。
wechatのミニプログラムとしてインストール、さらにこのミニプログラムを使ってバーコードを読み込み、健康リスク判定結果を表示させます。
詳しい仕組みはわかりませんが、多分過去14日間の移動履歴を、基地接続履歴から推定し、危険エリアに行ったことがあるかどうかを判定していると推測します。
日本だと多分このような仕組みを導入することは困難であり、中国ならではの感染防止の仕組みだと思います。
その他にも類似のプログラムが各地域ごとに準備されており、移動するたびにそれらのプログラムの判定結果を提示しなければならないシーンが多くあります。例えば大型商業施設、ホテル、飲食店等を利用する場合、検温とセットとなっているのが普通です。
以前からこの傾向はありましたが、スマホとwechatがないと暮らすことができないですね。
中国というと目の敵にする方が多くいらっしゃいますが、コロナウイルス感染防止体制は日本より遥かに徹底されており、現時点においては日本より遥かに安全です。
追記
最初の投稿時にスクショを取り忘れていましたが、アプリによる判定結果表示も載せておきます。
一時期は北京で4人以上の会食が禁止されていましたが、今はこの制限は解除されています。
今日は天津ですが、11人での会食でした。
日本人も自分で考えて感染対策しないと、こういうルールができても反論出来ないような気がします。騒ぐだけでは...
そちらの状況は分かりませんが、移動はくれぐれもお気をつけください。
でもトイレもって…もし感染リスクがあると判定されたらどうするのか気になります。(笑)
日本でもCOCOA入れてない人は店舗利用できないって、ほとんどの店舗が導入したら効果あるんだろうけどな~~。
多くの人が導入しないと、感染防止としてのアプリの目的が果たせません。
日本では考えられないくらいすごいシステムだと思います(^o^)/
イデオロギーと優れたシステムは違うものかと考えます。
民主主義だから出来ないというのは、民主主義の敗北のような気がしますので、完全な十分な行動データーを取りつつ、個人情報は必要で無い所へは漏れないように、創意工夫をもって、独裁国家中国に負けない完璧なシステムを作り上げてほしいものです。
(日本人では出来ないというのでしたら、もう、どうしようもないですね(苦笑))
私もここでダメだと判定されたらどうなるのかが気になります。
いきなり捕まることは無さそうでしたが、トイレに行かせてもらえないとなると、そこらへんで済ますのですかね?
測温点のお兄さん(お姉さん)?の
やさぐれ感というか
かったりー感が良い感じです(;^ω^)。
ただ、日本の場合は政権の施策と絡める方もいらっしゃいますし。
こういうときくらいは「どうすれば抑え込めるのか?」を真剣に考えて対策を打つ方向に向かないとなんら解決にもならないんですけど。:(
この方はおばさんでしたね。
私達がここを通ったときには、そこそこ丁寧に対応してもらえましたよ。