人生は経験の合計だ。あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した人生を送ったかを測る物差しになる。
だからこそ、この人生でどんな経験をしたいのかを真剣に考え、それを実現させるために計画を立てるべきだ。そうしなければ、社会が敷いたレールのうえをただ進むだけの人生になってしまう。いつかは目的地(死)にたどり着くが、その道のりは自分自身が選びとったものではない。(P.44)
「人生の最後に残るのは思い出」なのだ、と。身体が弱って思うように行動ができなくなっていても、それまでの人生を振り返ることで、大きな誇りや喜びを味わい、甘酸っぱい思い出に浸ることができるのだ、と。
経験からは、その瞬間の喜びだけでなく、後で思い出せる記憶が得られるのである。もし、晩年になって思い出したくなるような経験が何一つなかったとしたら、それは充実した人生だったと言えるかどうか。経験には「記憶の配当」も含まれているのだ。
もちろん、老後の備えは必要だ。
だが、老後で何より価値が高まるのは思い出だ。
だから私はあなたに、できるだけ早く経験に十分な投資をしてほしいと考えている。(P.60)
経験への投資が早いと、記憶の配当はたくさん手に入る。20代に何かを経験すれば、30代で経験したのに比べて長い期間、記憶の配当を得られ続けるのだ。だから、とにかく早い段階で経験に投資せよ、と著者は説く。
お金がなければ、いい経験ができない、と思い込んでいる人は多い。「金をかけずに楽しめる機会を十分に活用している人は少ない」と著者も書く。面白いことは、案外すぐそばに、あるのである。
(『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』より)
自分はマネーマシンを27歳から小さく構築を始め31歳から貯金不要フェーズに入り、40歳から新たに構築を組み直し44歳から労働不要フェーズに入る。
----------------------------------------------------
アイコンは、「女子高生の無駄づかい」の鷺宮しおりさんです。
鷺宮しおりさんの台詞で「全ての人に好かれるなんて不可能。わかってくれる人だけ大事にすればいい」と自分も同意見だ。
女子高だからか個性的な人が多いけど独創的なマジョさんが好き。次点でマジメさんかな?
(PWマジョ)