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第10回マイネオ読書サークル、参加しませんか?(2018年4月)

今月もやってきました!第10回マイネオ読書サークルです。
みなさんが今月読んだ本を紹介し合いながら、なんやかんやと雑談しましょう。
私は、今月は趣向を変えて、本ではなく、「ある文書2つ」を読んでみました。

「吉田調書」とは・・・
2011年、東日本大震災による福島第一原発事故で陣頭指揮にあたった、吉田昌郎所長(2013年死去)が政府事故調査委員会の聴取に応じた際の記録の通称。
東京電力本社や政府官僚とのやりとり、現場の苦悩などが記録されている。
本人の希望で非公開だったが、2014年5月に新聞報道され、結果的に9月には、政府によってネットでも公開された。
検索すれば現在でも読むことは可能。
当時の首相を「あのおっさん」と呼ぶ部分に、大事故と戦った人間の凄みを感じた。
本人が既に亡くなっているため、未曾有の原発事故の資料として間違いなく一級品。


「陸上自衛隊イラク派遣日報、バグダッド日誌、バスラ日誌」
防衛省が当初「存在しない」としていた自衛隊イラク派遣時(2004年〜2006年)の活動報告書(日報)を4月16日に公開。
ネット検索すれば無料で読むことは可能。
内容は、案外ほのぼのしています。特に「バグダッド日誌」「バスラ日誌」は、オススメ。

「気温50度以上、米軍食堂はステーキとハンバーグでうんざり。素麺つゆの差し入れを受けたので素麺を5人で24人前食べた」

「体の大きな隊員がネズミにビビる」

「オフィスでキャッチボールしててプリンタ壊した」

「隊長、そば美味いな → 部下、実は賞味期限1年切れてたけど・・」

などなど、短くまとめてありオチまでついています!

なお、ほのぼのしているのは隊員による「日誌」部分で、他の部分は結構殺伐としています。
危険な戦場と、日常の隣り合わせに「戦争」のリアルを感じた文書でした。

あなたのオススメの一冊を教えてください。
投稿をお待ちしています。


12 件のコメント
1 - 12 / 12
今月は仕事が忙しく読書どころではありませんでした。
GWは少しでも頑張ります!
がん消滅の罠: 完全寛解の謎
このミスの大賞受賞作で、がん消滅のトリックが秀逸でした。
医療ミステリーとして楽しめました。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー

s-P1000952.jpg

ども

海外ミステリ宣伝部、部長の柴犬太郎です。
(勝手に名乗ってすみません(._.)

さて、前回、アメリカ・イギリス以外のミステリ(ハードボイルド系)を紹介しようってことで「熊と踊れ」(ハヤカワ文庫)を紹介しました。

今回はイタリアンでございます(._.)

「パードレはそこにいる」(サンドローネ・ダツィエーリ著:またもやハヤカワ文庫)

主人公は休職中の県警機動隊副隊長のコロンバ。

機動隊っちゅうても日本の警察の機動隊とは別ものです。

この辺、イタリアというかヨーロッパと日本では警察機構の仕組みが違うのがまた面白いです。

しかし、警察内部の縄張り争いや現場とキャリアの対立など、まあ日本と変わりません。
イタリア版「新宿鮫」的な要素がありますな(^_^)

で、コロンバは、僕が考えるにハードボイルド警察系の小説で、最強の女性主人公です。

とびきりの美女で勇猛果敢・・・というか狂暴です。

しかも、存在にリアリティがあるんですな。

まあ、ストーリーはどんでん返しの繰り返しで、縦軸・横軸、過去の事件などなど、いろいろな要素が絡み合って進みます。

上下巻合わせて760ページほどだけど、一気に読めます。
kaji
kajiさん・投稿者
マスター
朧月さん、私も読書しない月あります。
過去の読書歴からも本を紹介しています。
(つまり今月読んだ本でなくても良いです)
読書会すると「紹介しなきゃ」と読む動機になるのですよ〜

rubidusさん、このミス大賞私も好きです。
やや古いですが「チーム・バチスタの栄光」ー海堂尊著
とか読みました。映画にもなりましたね。

柴犬太郎さん、地元のリアル読書会に、海外ミステリー専門「ハードボイルドの〇〇」と呼ばれるお婆ちゃんがいます。
彼女のオススメは、サラ・パレツキー著「サマータイム・ブルース」など。
女性私立探偵 V・I・ウォーショースキー のシリーズです。
強い女性!て感じですね〜

そのジャンル私のオススメは、P・Dジェイムズ「女には向かない職業」
女性私立探偵コーデリア・グレイシリーズの第一作です。
翻訳のせいか、海外の本は、やや読み難い印象があります。
海外ミステリは訳者の力量が大きいですね。
退会済みメンバー
退会済みメンバーさん
ビギナー
>kajiさん

V・I・ウォーショースキー いいですねえ。
「サマータイム・ブルース」以後のシリーズ全部読みました(^_^)

コロンバを「ハードボイルド警察系の小説で、最強の女性主人公」としたのは、私立探偵系ではV・Iがいるからです(^_^)

まあ、強烈ですなあ彼女は。
「いつも日本語で悩んでいます」
読みたいと思いつつ、今月めっちゃ忙しくて…(>ω<、)
別スレで、主婦歴◯◯周年記念、って書いちゃったけど、歴と周年は"第一回目"的な間違いなのか?など、日々日本語に悩む私の福音となるでしょうか?
定価では書えないし、図書館はなかなか買ってくれないし。
ググレカスと言われそうですが、ググり先がときどきウソ教えてくれるんで、困ります〜。
anyway,
既読の方、感想やお買い得か否かなど、教えてくださいませ
(*´Д`人)
私の疲れたアタマには、Oヘンリー、杉浦日向子、星新一、赤毛のアンシリーズ、村上朝日堂シリーズが効きます♪
おススメの疲労回復本、教えてくださいね〜!
つみびとby山田詠美
今年度から日経夕刊で連載されてます。エイミー作品苦手でしたが、これはおもしろい!夕刊のない日祝が残念なほど😅
横尾忠則画伯の挿絵がまた素晴らしいです✨
こんにちは〜
ハードボイルドは内外問わず苦手です(>ω<、)
ウォーショースキーは映画のみ。
キャスリーン・ターナー主演笑笑
「私がウォシャウスキー」
なかなかの残念作
原作超えは稀ですよね〜
kaji
kajiさん・投稿者
マスター
2018年、本屋大賞ランキング。
5位の「AXアックス」買いました。もうすぐ読む予定です。

1位『かがみの孤城』
辻村深月(著)

2位 『盤上の向日葵』
柚月裕子(著)

3位 『屍人荘の殺人』
今村昌弘(著)

4位 『たゆたえども沈まず』
原田マハ(著)

5位 『AX アックス』
伊坂幸太郎(著)

6位 『騙し絵の牙』
塩田武士(著)

7位 『星の子』
今村夏子(著)

8位 『崩れる脳を抱きしめて』
知念実希人(著)

9位 『百貨の魔法』
村山早紀(著)

10位『キラキラ共和国』
小川糸(著)
伊坂幸太郎、大好物!
…のわりに読んでないけど
アヒルと鴨のコインロッカー、
原作、映画ともに良かったですね〜〜
あ、伊坂作品は映画もアタリが多い気がします
死神の精度、は残念でしたが。金城武が…

(б´∀`)グッナィト。+゚o。。+゚o。
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