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レアな10円玉「ギザ十」は今も手に入る?造幣局に直撃&街での出現率を大捜索【マイネ王調査団】
1989年、和歌山市生まれ。取材執筆業。散歩愛好家。よそのロン毛が怖いロン毛。野田・西九条界隈を拠点に散歩と飲酒を両立させ、街の重箱の隅をつつくことをライフワークとしている。その風貌や行動パターンに反して、職務質問を受けたことがないのが自慢。
みなさん、ご機嫌いかがでしょうか。とある博物館を見学中のライター、関根デッカオです。
突然ですが、「ギザ十」ってご存じですか? ギザ十とは、戦後復興期の限られた期間に発行されていた、側面にギザギザの入った10円硬貨のこと。一定世代より上の人のなかには、かつて収集していたという経験をお持ちの人も少なくないかもしれません。
一方で、いまやキャッシュレス決済全盛時代。若い人のなかには「聞いたことはあっても見たことはない」、あるいは「そもそもギザ十って何?」という人も増えてきているような気もします。
今回の依頼人さんからも、こんな疑問が。
うんうん、世代的にも近い者としてその疑問、よ〜く分かります。小さいころは、まだまだ身近にありましたよね。うちの祖母も、律儀にフィルムケースにコレクションしていたのを思い出します。ただ、ここ最近ともなるとエンカウント率は決して高くない。いや、むしろ個人的にはずいぶん長く見かけていないような気がします。
そんな次第で1週間、キャッシュレスの利便性に別れを告げ、ニコニコ現金払いのみで暮らしを送る実地調査を行うことにしました。果たして、令和の現代もギザ十は流通しているのでしょうか?
せっかくなので、ギザ十以上に製造枚数の少ない昭和61年の10円玉、改元に伴い8ヶ月間しか存在しなかった令和元年の500円玉、2003年度を最後に製造されていない2000円札などの、レアなお金にも目を向けます。
またしても個人的な話で恐縮ですが、僕自身がわずか1週間しか続かなかった昭和64年生まれとあって、同年の硬貨と出会えるかも楽しみなところ。それでは、血眼の捜索活動へと出てまいります。
調査を前に情報収集へと訪れたのは、日本の硬貨製造の心臓部ともいえる大阪・造幣局。硬貨はもちろん、勲章やメダルなども製造されています。いわば「お金のプロ」が働く現場で、ギザ十製造の背景や現在の流通状況について、広報1年目の北野亜依さんに話を聞きました。








造幣局で記録している年銘別貨幣製造枚数の資料によると、最盛期には年間5億枚以上が製造されていたギザ十ですが、最後に製造された1958年には20分の1ほどにその数を減らしています。
※1956年のみ、ギザのある10円硬貨が製造されていません。













造幣局にて、ギザ十の歴史や現在地が聞けたということで、いよいよギザ十との出会いを求める日々をスタート。キャッシュレス決済には頼らない、いわば「キャッシュレスレス生活」を1週間続けることにします。
1日目の月曜日、ひとまずは自分の財布の中身をチェック。残念ながら、そこにギザ十の姿は見当たりません。
気を取り直して、ランチに訪れたのはこちらのファミリーレストラン。ワインが破格で飲めるとあって、普段の位置づけはもはや居酒屋ですが、まだ明るいうちなのでぐっと我慢。チョリソーと冷製かぼちゃスープをオーダーしました。
食事を済ませ、会計に。ここでショッキングな事実が発覚します。セルフレジのお札の挿入口が分からない。普段、この店ではクレジットカード払いが当たり前。自分自身が現金払い対応から遠のいていることが、見事にあぶり出されました。
そして、出てきたお釣りもご覧の通り。ギザ十は見当たりません。その後、階下のスーパーでコーヒーを買ったものの、結果は同様でした。
夕方からは打ち合わせへ。2時間どっぷり話し込んだあと、そういえばここから電車一本で現金払いのみの格安立ち飲みチェーンに行けるなと思い至り、わざわざ淀川を渡って尼崎へと移動しました。
いつも通り、黒ホッピーのセットとアテ3種類をオーダー。この物価高の時代に、安く飲ませてもらえるありがたみと一緒にクーッと流し込みます。
ギザ十への意識がアルコールに洗い流されそうになりつつ、お会計。しかし、ここでも願った成果は得られず、粛々と家路に就くのでした。
2日目、3日目、4日目と経過しても状況は変わらず。夜も明けきらぬうちの牛丼屋、スパイスカレー店、またしても立ち飲みなど、行く先々で現金払いを実践しましたが、会計後に手に取るのはツルッとした10円玉ばかりでした。
ちなみにこの間の電車移動では、IC乗車券の使用も禁止。紙の切符に対応した改札機の少なさに驚かされはしたものの、必死の捜索は実を結びません。どこなの、私の青い鳥……。
前半戦を終了した時点での釣果はゼロ。「古式ゆかしい店ならもしかして」と、5日目は仕事の合間に老舗の喫茶店を訪ねますが、お釣りにギザ十が出現することはありませんでした。
その後、作業に訪れたカフェでもギザ十は一向に姿を見せず。ポイントカードの有無を問われ、スマホを差し出してポイ活してしまいそうになりましたが、本筋から離れそうなのでぐっと我慢しました。
さて翌日、昼前に目を覚ました僕は休日なのをいいことに、昼からふらふらと近所の居酒屋へ。この店を選んだのも、現金払いのみの対応だから。すっかりよい気分になり、精算を済ませると……。
あ、普通の10円っすね。それも1枚っすね。これはいよいよ旗色が悪くなってきた感があります。夕方にコンビニで買い物をするも振るわず、この日は過ぎ去っていくのでした。
そうして迎えた運命の最終日。この日は神戸に足を運ぶことにしました。ランチに立ち寄ったインド料理店では現地スタイルの軽食を。味は確かだったものの、お会計はジャスト1,000円。これではギザ十との邂逅も望めません。
スタートでつまずいたのか、続けて訪ねた喫茶店でも、百貨店の催事でも、10円単位の端数が出ない結果に。特に後者では、ギザ十と同時期に生産が盛んだった型板ガラスを加工した食器類が販売されており、コジツケ的な期待もありました。
この期におよんでキャッシュレス断ちのみならず、メニューや値札をきちんと確認することもまた、ギザ十探しの必須条件であることをひしひしと感じさせられた僕。いや、そのぶん値段のことをあまり気にしないで済む大人になったということか。
そんなことを考えつつ、最後の望みを託して大阪に戻った僕は、かつての職場の同僚と合流して焼鳥店へ。「円」を探すなら「縁」を大切にという魂胆です。中身の濃〜い時間を過ごせたものの、2軒目を含めてギザ十の出現には至らず。帰りの電車で奇跡が起こるようなこともなく、1週間におよぶチャレンジはあえなく失敗に終わるのでした。
幾度となく財布をパンパンにしつつ、キャッシュレスの恩恵を感じながら、入手できた10円玉は40枚。それでも、そこにギザ十の姿はありませんでした。
せめてもの救いは、現金払いだと有限のお金を確かに使っているという実感が持てたことくらい。造幣局で聞いた話の通り、ギザ十の流通量は確実に減っている現実をしかと受け止めさせられました。
とはいえ、単に「なかったです」だけで済ませたくないのが人情というもの。依頼人さんにも面目ありません。そこで、調査団のメンバーに声をかけるというウルトラCで、ギザ十に限らず昭和61年の10円玉、令和元年の500円玉といったレア硬貨にも調査範囲を広げ、追跡してみることにしました。
イベント出店などで頻繁に金銭のやりとりをするメンバーからは、おびただしいほどの小銭を託されました。渡されたはいいものの、結構な重量感。人のお金ということもあり、帰りの電車では必要以上の警戒感を抱く自分がいました。そして、1週間の調査ではとても入手できないであろうコインの山をかき分けていくも……。
ない! なんならギザ十以外のレア硬貨もない! 自宅の床を埋め尽くさんばかりの量をもってしても、厳しい現実が立ちはだかります。いや、それにしてもどんだけの期間を費やしたら、これだけの小銭が貯まっていくんや……。仮にATMに入金するときの手間を思うと、勝手な心配が頭をよぎります。
一方で番外編ながら、旧500円札を持っているという人も。岩倉具視との再会も、教科書で見たとき以来ではなかろうか。硬貨と紙幣の違いこそあれど、これはこれとして貴重なものを見せてもらいました。いまだったら、500円がお札だった時代を知る人もずいぶん少なくなってきているんでしょうね。
しかし、残念ながら本命ではないという厳然たる事実。原稿の締め切りも迫り、あきらめかけていたそのころ……。
ギザ十を持っているというメンバーから連絡が! さっそく駆けつけた僕は、チャレンジ開始から10日ほどを費やし、ギザ十との対面を果たしたのでした。
なんや、あるやんか! 個人の日常生活にのみ限ればなかなか出会えなかったところを、人をたどれば物事どうにかなるもんです。みんな、人とは仲よくしようね!
彼女に話を聞けば、ある即売会の釣り銭にまぎれ込んでいたものだそう。く〜、なんという引きの強さ。古銭市場でそれほどの価値がつくわけではないと聞いたことはあるギザ十ですが、ここまで焦らされると軽く感動さえ覚えるのでした。
そんなわけで裏技も駆使した結果、令和の現代を生き延びるギザ十を見つけられた今回の調査。
調査を通して明らかになったのは「野良のギザ十」と出会える確率は、かつてに比べて大きく減少しているということ。それでも、運がよい人のところにはするっとやってくることもあるようです。
また調査中には「小さいときに集めていた」という声もしばしば聞かれました。机の引き出しやタンスの奥に眠っている可能性も、決して否定はできないはずです。製造が終了してから70年近く。市場の流れとはまた別のところに、ギザ十は「埋蔵金」としてこっそり眠っているのかもしれません。
企画・編集:人間編集舎
撮影:北川暁、関根デッカオ
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野良のギザ十に会えるといいですね!
神社、仏閣の御賽銭箱、忍野八海の投銭、自動販売機等を管理されている所を当たりば良いのでは🤔
忍野八海の投銭回収に協力すれば感謝されるかな🤔
十円硬貨でも製造年度で価値が高い硬貨🎁もあるので宝探しなると思います✌️
頑張りました✌️👏
銀行の支店の人に言うと、窓口でも取り扱い出来ません。と言われました。窓口も機械のチェックで弾かれるからダメらしいです。
仕方なく、お店でツマラナイ買い物をして使いました。
日本銀行が発行しているコインが市中銀行で使えないと言うのは、大問題だと思いますが、10円玉1枚で、ゴネるのもカッコ悪いので、諦めました。
私の最近の、ギザ十の想い出でした。
なんでギザギザなのか、ず〜っと微妙に疑問でしたが、まさか最高額面だった証とは…。勉強になりました。ありがとうございます。
お腹いっぱいの旅、お疲れ様でした😁

亡き父が貯めていた小銭の中でギザ十を見つけました。今まで特に意識したことはありませんでしたが、もうほとんど流通していないんですね。

こんな話しを読まないと、コインを掘り出すことはなかったと思います。昔の五十円玉 手前 は、今の五百円玉 奥 と同じくらいの大きさ(一回り小さい)で、中の穴はありませんでした。
タバコのショートホープが五十円の時に、大きさは同じで、穴の空いた五十円玉を自販機で買うのに使ってしまった(少しは残っています)。穴の無いものは自販機ではねられたのか、この3枚ありました。
確か銀行で紙製のコインホルダーを配っていて、それに入れてとっておいた記憶があります。五十円に値打ちのあった時代です。
100円札もあったハズ
お土産に貰えます。
と、いうことは・・・
造幣局で製造しているオカネを…
(´,,•﹃ •,,`)ゴクッ…
(♡﹃♡*)
(๑´ڡ`๑)。♡
ღˇ◡ˇ)₊.。oO ( ♪ )
みんなに取られる前に ε-ε-(*ノᗜノ)イソゲ-♪
って、
そんな美味しい話は無いか?
(\🎀(\
(。˃ ⌑ ˂ ) プギャ‼
/し J
し―J(笑)
最近は見かけませんね。今はほとんど流通していないのですね。
ギザ十のギザギザ何故昭和30年?と、色々⁇でした。
最高額面だとは勉強になりました。
ギザ十を見ると穴の空いていない五円玉を無くしたのを
思い出すよぉ〜ねこに小判だね。小判なんて高級品すぎるね✨🐈✨
多分ギザ10は数枚引き出しに置いていたはず。
昔田舎のばあちゃんちに自販機が有ったので小銭がすごくあったのでのが、
レア硬貨を探しても一切見当たらず…
聞いたら既にいとこによって残さず抜き取られた後だったという悲しい思い出なら…
私自身は、最近はキャッシュレスに慣れてしまって、現金払いをすることが少なくなっていますので、余計に見かけなくなっていると感じます。
ギザ10に最後に出会ったのは、いつだったか思い出せない程です。
改めて、ちょっと気にしながら、たまには現金会計しましょうかねぇ。
あれ、大事にしすぎてどこにしまってあったかな〜?
機械にはじかれてしまうとは驚きですね!
古いお金でも、特別なもの(作成時に変形したなど)以外は、高額取引はされませんね
現在、流通指定されていない古いお金は銀行(日本銀行含む)への入金も両替もできませんね
>> ケッコー さん
同じく。ついつい確認してしまいました。今ではキャシュレスなので、そもそも10円玉にお目にかかることが少なくなりました。
十円は十円って事で普通に使っています😅
ちなみに私は側面にNIPPON500と書かれた500円玉が好きです。見つけた日はかなり幸せな気持ちになりますが、ここ数年であってませんねー
集めたギザ10は手にセットしたコインを口に放り込む貯金箱に入れていましたが、ググるとトミーのパックマン貯金箱がすぐヒットしてそっちの方でビックリしました(復刻版も出てたのでフリマサイトに沢山ある)
支払いの時に10円玉はギザ十かどうか絶対に確認してから出しているのですが、お釣りの受け取り時は確認しないので残念ながらどこで手に入れたかはわかりません。
普段はキャッシュレスですが、よく行くお店に現金のみの個人店がいくつかあるので、そのどれかのお釣りだと思います。
参考までに場所は東京都23区内です。
昔、10円玉に両替して集めてました😄😄😄
今は手に入り辛いのですね。
現金を使う事が無いので知りませんでした😅
銀行で扱えないならなかなか流通しませんよね〜
記事ありがとうございました😊😊😃

ギザ10…やっと出番が来ました💦いっぱいダンポールに入ってます👉👈
どうするよ…このギザ10円たち😩
が、当然そこにギザ十はなし。
そもそも十円に限らず、昭和の年号のコインも少なかったです。
でも、たまたま自分の生まれ年の百円玉を発見。
なんとな~く、同志のような気持になりました(笑)
たまにじっくりと小銭を見てみるのも面白いですね。ありがとうございました。
お釣りでもらうこともある。
そして先日、先代の五円玉をもらった(穴があく前のやつね)
どうやら10円玉として扱われていたようで、びっくり(^_^;)

会計や賽銭なんかで10円を出す時に見つけた物を保管しています。ギザ十マニアの方は、『○○万円貯まる貯金箱』的なものいっぱいに集めていますね。
キャッシュレス決済の普及で流通ペースは鈍くなり、店舗から銀行へ預けられる売上金から回収されるケースもあるのでしょう。
この先いつまで発見できるのかな~(・・?

ギザ十、目上の知り合いから頼まれた年号振り分けで、数枚見かけた記憶があります。また、親戚宅へ泊まった帰りの高速道路サービスエリアで渡された綺麗な五円硬貨が昭和64年だったのをきっかけに、
硬貨両替にハマった時期が、現在のように両替手数料が厳しくなる前でした。
昭和61年十円硬貨の「後期デザイン」は、未だに出会えず。
次第に、紙幣の英字や数字で珍しい並び(個人的にはZ〜9Zという英字2桁、共にZ、末尾が9Zの一万円札)を集めて総額約50万を保管しています。
新紙幣は英字が2桁&2桁のようなので、AA〜AAに出会ったら、未使用品でなくても縁起がいいと思います◎
新紙幣が出て数日か10日間前後、賃貸の最寄り駅で、PASMOチャージをする際、向かった券売機にサッと他の人が先に着いて、それを避けて隣に移ったら、
五千円札でAA528161AAがお釣りで出て来て、永久保存版でハードケースに入れています。
しばらくATMでお札を預けて引き出すという趣味もありました。
おかげで、現在はつみたてNISAが主ですが、現金が確保できました。
お金を貯めて、お釣り等で出て来た紙幣や硬貨の英数字や年号を楽しむ、もアリだと思います◎