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7月のネットワーク状況について

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お久しぶりです。気まぐれトラベラー@運営事務局です。7月のネットワーク状況についてお伝えします。

〜 本文は省略されました 〜

ばななめろんさんのコメント
ネットワーク技術を調べていくと理解が進むと思いますが、そもそも「有線区間と無線区間では帯域制御などを含めてネットワーク管理の手法が異なる」ところもあるので.....。

有線区間(ご家庭の光通信回線もそうです)の場合はリクエストに対して要求されたデータの通信をある程度制御しながら通信可能ですけど、モバイルネットワークのような無線区間に関しては「完全に帯域制御を行うことが困難」なので、一度無線区間が入ると通常は「公称速度よりも落ちるのは致し方ない」と技術的には判断できるんですよね。

※そもそも混信があっても良い前提で規格化されている 802.11系の
 無線 LANとモバイルネットワークは訳が違うので。技術論のお話は
 興味があればご自身でお調べください。

それでなくても無線 LANですら「確実な通信状況を設計するためのアクセスポイント設置手法(置局管理)が一苦労」するので、それよりも大電力、かつ広範囲に通信するモバイルネットワークで速度を維持するのもかなり困難なお話です。

キャリアなり速度の出ている事業者は「それだけ広帯域を確保し、かつバーストトラフィックに耐えうる設計を行っている(&さらにはそれらの機器導入・維持にコストを投じている)」からこそ速度が稼げるわけであって、同じ規模の投資をするわけでない MVNOにそれらを求めても「砂上の楼閣になりかねない」と感じるのは私だけでしょうか?。

個々人が掛けているコストがすなわち「サービス評価と同様」と考えれば、それだけ「コストを絞っても構わないと思う程度には通信サービスにお金を掛けたくない」と穿った見方も出来るので、あとは個々人の判断の結果としか個人的には感じないですねえ。

翻って見て、ケイ・オプティコム様が色々とサービス維持に苦慮している状況も理解出来ますが、事業継続優先でどこまでよりサービス向上が可能か?に挑戦しているのであれば、あとは「ユーザービリティの重点事項をもっとはっきり提示していただく」のも良い方法かと思います。

※私の本音としては「サービスの八方美人なんて出来るわけがない」